HyperX OMEN 35L 解説|11構成の絞り方。NVIDIAかRadeonか・メモリ1枚か2枚か・空冷か水冷か【2026年9月】
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HPの直販でHyperX OMEN 35Lのページを開くと、同じ黒い筐体の写真が11枚並びます。
写真だけでは構成の違いが見えず、手がかりは各カードの4行目と5行目にあるCPUとGPUです。
正直に言うと、私も最初は名前と構成を結びつけられませんでした。
価格は284,800円から499,800円までで、同額の構成が3組あります。
この記事では、まずモニターの解像度と目標のfpsから見たおすすめ構成を表にしました。
続いて、GPUのメーカー、メモリの枚数、CPUクーラーの3つの分かれ道で11構成を絞る考え方を説明します。
- 35Lの3系統でいちばん構成が多い。11構成・284,800円から499,800円で、同じ価格でNVIDIA版とRadeon版が並ぶ組が3つ
- 8構成はメモリ16GB×1の1枚差しで、32GB(16GB×2)は上位3構成だけ。240mm水冷はX3Dの2構成だけで、空冷の隣との差は2万円
- 当サイトの実測は別筐体のRTX 5070 Ti・WQHD。ベースfpsはモンハンワイルズのウルトラで65〜81、Battlefield 6の高で155〜183。設定を下げてもGPU使用率が68〜77%に留まる場面がX3Dを検討する手がかり
- ドライブベイは無い。3.5インチHDDを積めるOMEN 35L(AMD)とのいちばん大きな違い
この記事は、日本HP公式の仕様書PDF(GT19-0000jp〜0010jp)をもとに整理しました。
価格と構成名は、2026年9月23日に日本HPの直販ページで確認しています。
2026年9月25日にも見直し、11構成の価格に変わりはありませんでした。
CPUとGPUの地力は、PassMark Software社が公式サイトで公開している平均スコアで並べました。
取得日は2026年9月23日です。
HyperX OMEN 35Lそのものは、当サイトで計測していません。
本文に出てくるフレームレートは、別のメーカーの別筐体で録ったRTX 5070 Tiの数字です。
同じ35L筐体の前モデルは、当サイトが実機で計測しています。
筐体の使い勝手は前モデル OMEN 35L(インテル)v2のレビューで確かめられます。
仕様書PDFと購入画面で表記が違った3点は、日本HPに確認しています。
モニター別・目標fps別のおすすめ構成
まず、モニターに合う構成を表で確認してください。
使うモニターの解像度と遊び方の目標を決めれば、11構成のうち見るべき行は1つか2つに減ります。
HyperX OMEN 35Lの価格は2026年9月23日のHP希望販売価格です。
キャンペーンで変動します。
| モニター | 遊び方の目標 | おすすめ構成(価格) | 理由 |
| フルHD | 60fpsで遊べれば十分 | HyperX OMEN 35Lではなく、1段下の価格帯 OMEN 16L(インテル)ヴェロシティ プラス RTX 5060 Ti 8GB・16GB(8GB×2) 219,800円から(2026年9月25日のキャンペーン価格) | 35Lの最安284,800円より6万円以上安い。60fpsが目標なら、35Lの拡張性は使い切れない。リンクは表の下の段落にあります |
| フルHD | 対戦ゲームを144fps前後で | モデレート (284,800円から) | RTX 5060 Ti 8GB。フルHDなら足りる場面が多い |
| フルHD | 対戦FPSで200fps以上 | プレスティージ (389,800円から) | 高いfpsではCPUが効く。7800X3D+240mm水冷+RTX 5070 |
| フルHD | 重いAAAを高画質で | アドバンス プロ (369,800円から) | RTX 5070。配信や動画編集も重ねる人向け |
| WQHD | 予算を抑えて始める | モデレート エクストラ (339,800円から)+メモリ1枚追加 | NVIDIAでビデオメモリ16GBの最安構成。Radeonでよければモデレート プラス(319,800円から)も16GB。メインメモリは1枚差しなので、1枚足す前提 |
| WQHD | 重いAAAを高設定で | アドバンス シグニチャー (479,800円から) | 当サイトで実測したGPU。別筐体のWQHDで、Battlefield 6の最高が123〜157fps、モンハンワイルズのウルトラがベース65〜81fps |
| WQHD | いま買える最上位 | プリエミネント (499,800円から) | 9800X3D+240mm水冷+RTX 5070 Ti |
| 4K | ― | 11構成には無し | RTX 5080のプリエミネントプラスは販売開始前。すぐにほしいなら、OMEN 35L(AMD)のピナクルプラス |

表を見る際は、実測値と目標fpsの違いに注意してください。
当サイトが実測したfpsは、別筐体のRTX 5070 TiをWQHDで動かしたときの数字だけです。
ほかの行の「144fps前後」「200fps以上」は目標の帯で、その構成で測った数字ではありません。
フルHDの行は、RTX 5060 Tiで足りる場面が多い・200fps以上ならX3Dが効くという本文の見立てです。
PassMarkのスコア比からfpsを換算することはしていません。
60fpsで十分な人には、OMEN 16L(インテル)のヴェロシティ プラスを先に見ることを勧めます。
2026年9月25日のキャンペーン価格は219,800円から。
CPUはCore i7-14650HXです。
BTOも含めて価格帯別に比べるなら、FRONTIERのセールガイドが参考になります。
解像度別に選ぶなら、モンハンワイルズ対応おすすめデスクトップPC10選を用意しています。
HyperX OMEN 35Lは、35Lの3系統のどこに立っているか
2026年9月のHP直販には、OMEN 35Lの名前を持つシリーズが3つあります。
OMEN 35L(AMD)、HyperX OMEN 35L、OMEN 35L Stealth Editionです。
筐体の大きさは共通で、3系統の違いはOMEN 35L(AMD)の解説の冒頭で整理しました。
AMD版が3構成、Stealth Editionが4構成なのに対して、HyperXは11構成。
3系統でいちばん構成を細かく選べ、Radeonを選べるのもこのシリーズだけです。
HyperXはHPのゲーミング周辺機器ブランドの名前で、当サイトでもマイクやヘッドセットをレビューしてきました。
11構成のスペック早見
11構成で変わるのはCPU、CPUクーラー、GPU、メモリの枚数、電源容量の5か所です。
SSD、無線、端子、筐体、OSは共通です。
詳しい仕様は2つめの表にまとめました。
| モデル名(型番) | 価格(2026年9月23日) | CPU | CPUクーラー | GPU | メモリ | 電源 |
| モデレート (GT19-0000jp) | 284,800円から | Ryzen 5 9600X | 空冷 | RTX 5060 Ti 8GB | 16GB×1 | 600W |
| モデレート プラス (GT19-0001jp) | 319,800円から | Ryzen 5 9600X | 空冷 | Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB×1 | 600W |
| アドバンス (GT19-0002jp) | 319,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | RTX 5060 Ti 8GB | 16GB×1 | 600W |
| アドバンス プラス (GT19-0003jp) | 339,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB×1 | 600W |
| モデレート エクストラ (GT19-0004jp) | 339,800円から | Ryzen 5 9600X | 空冷 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB×1 | 600W |
| アドバンス エクストラ (GT19-0005jp) | 359,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB×1 | 600W |
| アドバンス プロ (GT19-0006jp) | 369,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | RTX 5070 12GB | 16GB×1 | 850W |
| プレスティージ (GT19-0007jp) | 389,800円から | Ryzen 7 7800X3D | 240mm水冷 (2.1インチ液晶付き) | RTX 5070 12GB | 16GB×1 | 850W |
| アドバンス プレミア (GT19-0008jp) | 479,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | Radeon RX 9070 XT 16GB | 32GB(16GB×2) | 850W |
| アドバンス シグニチャー (GT19-0009jp) | 479,800円から | Ryzen 7 9700X | 空冷 | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB(16GB×2) | 850W |
| プリエミネント (GT19-0010jp) | 499,800円から | Ryzen 7 9800X3D | 240mm水冷 | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB(16GB×2) | 850W |


| 項目 | 11構成共通の仕様 |
| 筐体 | ミニタワー型(縦置き)・左サイドパネル シースルー・カラーはシャドウブラック |
| 本体サイズ/質量 | 約210×408×410mm/約14.5kg |
| チップセット | AMD B850 |
| メモリ | Kingston Fury DDR5 RGB 5600MT/s・AMD EXPO対応・4スロット(DIMM) |
| ストレージ | 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD (購入画面はGen5x4の表記。日本HPに確認し、Gen4が正と回答を得ました) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen5 x16×1、PCI Express Gen4 x4×1、M.2×3(SSD用2・無線LAN用1) |
| ドライブベイ | なし |
| 有線LAN | 10/100/1000/2500 Mbps オンボード(背面RJ-45×1) |
| 無線 | Realtek Wi-Fi 7(2×2)8922AE-VS、Bluetooth 6.0 |
| 映像出力 | HDMI 2.1b×1、DisplayPort 2.1a×3 |
| サウンド | 5.1chサラウンド、OMEN Audio Control、DTS:X Ultra |
| 電源 | 600Wまたは850W・80PLUS Gold |
| OS | Windows 11 Home |
| キーボード・マウス・スピーカー | なし |
| 公式サイト | HP公式サイトで構成を見る(個人7%OFFクーポン) |
HyperX OMEN 35Lは、11もの構成が並ぶ少し複雑なモデルです。
それでも仕様書を1本ずつ読むうちに、日本HPの姿勢が私には見えてきました。
どの構成を求める人が多いのか、組み合わせを並べてニーズを探っているように思えます。
数の少ないCPUとGPUを集めて、なんとかユーザーに届けようとしている印象もあります。
2026年1月からのメモリ高騰のなかで、ユーザーに向き合っている大手は、私の見る限りHPとLenovoです。
構成が多いぶん、仕様書と購入画面で表記がそろっていない箇所が3つありました。
プレスティージのCPU、アドバンス プレミアのGPU、全構成のSSDの世代です。
日本HPに尋ねたところ、2026年9月25日に回答をいただきました。
CPUは7800X3D、GPUはRadeon RX 9070 XTで、どちらも購入画面のとおりです。
SSDはPCIe Gen4が正しく、購入画面のGen5x4という表示とは異なります。
SSDの速さを比べるときは、Gen4の製品として見てください。
2026年9月25日には、12番目の構成として「プリエミネントプラス」が直販ページに加わりました。
Ryzen 7 9800X3D・RTX 5080・32GB(16GB×2)・2TBのSSDで、649,800円からです。
確認した時点では販売開始前だったので、この記事は購入できる11構成で比べています。
11構成の絞り方:3つの分かれ道
11構成を価格順に眺めるだけでは、違いを追いにくいはずです。
GPUのメーカー、メモリの枚数、CPUクーラーの順に決めると候補が絞れます。
分かれ道1:NVIDIAかRadeonか

HyperX OMEN 35Lの価格表には、同じ値段の組が3つあります。
319,800円は、RX 9060 XTのモデレート プラスとRTX 5060 Ti 8GBのアドバンス。
339,800円は、RX 9060 XTのアドバンス プラスとRTX 5060 Ti 16GBのモデレート エクストラ。
479,800円は、RX 9070 XTのアドバンス プレミアとRTX 5070 Tiのアドバンス シグニチャー。
同じ値段でGPUのメーカーを選ばせる作りになっている、と私は読みました。
ただし319,800円と339,800円の組は、CPUも9600Xと9700Xで入れ替わります。
| GPU | 搭載構成 | ビデオメモリ | G3D Mark |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | モデレート プラス/アドバンス プラス | 16GB | 20,123 |
| RTX 5060 Ti 8GB | モデレート/アドバンス | 8GB | 21,885 |
| RTX 5060 Ti 16GB | モデレート エクストラ/アドバンス エクストラ | 16GB | 22,611 |
| Radeon RX 9070 XT | アドバンス プレミア | 16GB | 26,907 |
| RTX 5070 | アドバンス プロ/プレスティージ | 12GB | 28,649 |
| RTX 5070 Ti | アドバンス シグニチャー/プリエミネント | 16GB | 32,333 |

同額の組をPassMarkのG3D Mark(3D描画性能の指標)で比べると、Radeon側が8〜17%下に出ます。
ビデオメモリは、Radeon側の3構成がすべて16GBで、NVIDIA側は8GB・12GB・16GBが混在します。
WQHD以上でテクスチャを最高にすると、ビデオメモリが先に足りなくなります。
描画性能を取るか、ビデオメモリの容量を取るかが、最初の分かれ道です。
正直に書くと、当サイトの実測はRTX 5070 Tiだけで、Radeon側のfpsは載せていません。
DLSS 4とFSR 4の対応は、遊びたいタイトルの公式ページで確かめてください。
使うモニターの解像度を先に決めると、GPUも選びやすくなります。
Xで「フルHDならRTX 5060でいいのでは」という話がトレンドに入った日があったのを覚えています。
私も、フルHDのモニターで遊ぶならRTX 5060 Tiの4構成で足りる場面が多いと思います。
WQHDは画素数がフルHDの約1.8倍で、GPUの負荷がそのぶん増えます。
WQHDで遊ぶなら、ビデオメモリ16GBに加えてメインメモリも32GBはほしい、というのが私の考えです。
ビデオメモリとメインメモリの両方の条件を最初から満たすのは、上位3構成だけです。
分かれ道2:メモリ1枚差しのままか、2枚差しか

11構成のうち8つは、4本あるスロットのうち1本だけに16GBのDIMMが挿さった1枚差しです。
2枚を対で挿すデュアルチャネルのほうが、同じ16GBでもメモリのやり取りは速くなります。
前モデルの実機は2枚差しで届き、CPU-Zの表示はKingston 16GB×2・4×32-bitでした。
正直に言うと、このクラスのデスクトップを買う人が16GBのまま使い続けるとは、私は考えていません。
RTX 5060 Ti以上を積んだ機で、ブラウザや配信ソフトを同時に開けば、16GBは早い段階で天井に当たります。
私は1枚差しの8構成を、あとから1枚増やす余地を残した構成と見ています。
自己責任にはなりますが、メモリ増設をしやすいのがOMENの筐体の良さです。
前モデルを開けたときは、ケーブルが右側のパネルの中にまとまっていて、左側の作業スペースが広く空いていました。
同じ規格(DDR5-5600・EXPO対応)の16GBを1枚足せば、2枚差しの32GBになります。
ただし同じ35L筐体のAMD版の仕様書には、ユーザーが用意したメモリの増設はサポート外という注記があります。
HyperX OMEN 35Lの仕様書に同じ注記があるかは、購入前に確認してください。
最初から2枚差しの32GBがほしいなら、選ぶのは479,800円からの上位3構成です。
1枚差しで最も上のアドバンス プロ(369,800円)との差110,000円は、GPUを一段上げる費用込みです。
メモリだけでなくGPUも上げたいかを、2つめの判断材料にしてください。
逆に、16GBで足りる使い方なら、35Lを選ぶ理由は薄くなります。
小型のOMEN 16L(インテル)は、RTX 3050の構成なら178,800円からあります。
RTX 5060 Ti 8GBのヴェロシティ プラスでも219,800円からです。
どちらも2026年9月25日のキャンペーン価格で、16GBが8GB×2の2枚差しで届きます。
35Lは、16GBでは足りない人が上へ伸ばすための筐体だと私は考えています。
分かれ道3:空冷か240mm水冷か

240mm水冷を積むのは、プレスティージ(389,800円)とプリエミネント(499,800円)の2構成だけです。
残りの9構成は、4本のヒートパイプを持つ120mm ARGBファンのサイドフロー空冷。
水冷の2構成は、CPUもX3D(7800X3Dと9800X3D)です。
X3Dは、大きなL3キャッシュを積み増したAMDのゲーム向けCPU。
空冷の隣の構成(アドバンス プロ、アドバンス シグニチャー)との差額はどちらも20,000円。
GPUとメモリを固定して、X3Dと水冷の2つを20,000円で買うかどうかが、3つめの分かれ道です。
| CPU | 搭載構成 | コア構成 | CPU Mark(マルチ) | シングルスレッド | 登録数 |
| Ryzen 5 9600X | モデレート/モデレート プラス/モデレート エクストラ | 6コア/12スレッド | 30,050 | 4,569 | 9,470件 |
| Ryzen 7 9700X | アドバンス系の6構成 | 8コア/16スレッド | 36,937 | 4,643 | 9,835件 |
| Ryzen 7 7800X3D | プレスティージ | 8コア/16スレッド・L3 96MB | 34,279 | 3,759 | 27,798件 |
| Ryzen 7 9800X3D | プリエミネント | 8コア/16スレッド・L3 96MB | 39,925 | 4,421 | 26,512件 |
| Core Ultra 7 265F | 当サイトのfps測定機(FRONTIER FRGKB860M/CG3) | Pコア8+Eコア12 | 49,458 | 4,752 | 898件(2026年9月22日取得) |

PassMarkのCPU Markの順位だけで、ゲーム性能は決められません。
シングルスレッドでX3Dが低く出るのは、CPU単体で計算を回すテストだからです。
大きなL3キャッシュがゲームの描画でどう効くかは、測っていません。
9600Xと9700Xの差はコア数で、動画の書き出しや配信を重ねる人に8コアの差が出ます。
X3Dに20,000円を足す手がかりは、次の章の実測に残る「設定を下げてもfpsが伸びなかった場面」です。
RTX 5070 Tiで各ゲームは何fps出るのか(当サイトの別筐体実測)
- 測定機はHyperX OMEN 35Lではありません。FRONTIER FRGKB860M/CG3です。構成はCore Ultra 7 265F/RTX 5070 Ti 16GB/メモリ32GBです
- 同じRTX 5070 Tiを積むのは、アドバンス シグニチャーとプリエミネントの2構成。CPUも筐体も冷却も違うので、同じ数字が出るとは限りません
- 数値はNVIDIA Appのオーバーレイを録画から読み取った参考値です。ベンチマークソフトの平均値ではありません
- フレーム生成を使ったタイトルは生成前(ベース)のfpsを主に載せています
- 出力はWQHDです。DLSSを使ったタイトルは、内部の描画解像度がWQHDより低くなります。例えばArc RaidersのDLSS 67%は1708×964です。フルHDのモニターでは数値が変わりますが、フルHDでは測っていません
- 次の4つのGPUは、当サイトに実測がないためfpsを載せていません。RTX 5060 Ti・RTX 5070・Radeon RX 9060 XT・RX 9070 XTです。PassMarkのスコア比からfpsを換算することもしていません
RTX 5070 Tiは、いま買える11構成でいちばん上のGPUです。
当サイトは同じGPUを別のメーカーのデスクトップで借り、2026年8月末から9月頭に6タイトルを録画しました。
解像度は基本的にWQHD(2560×1440)で、アドバンス シグニチャーとプリエミネントを検討する人の目安になります。
| タイトル | 設定 | ベースfps(参考値) | フレーム生成後 |
| Monster Hunter Wilds | ウルトラ/DLSS クオリティ/FG 4x | 65〜81 | 260〜319 |
| 高/DLSS バランス/FG 4x | 75〜83 | 300〜332 | |
| 中/DLSS パフォーマンス/FG 4x | 81〜88 | 323〜354 | |
| Arc Raiders | 高/DLSS 67%/RTX GI ダイナミック-高 | 135〜145 | 270〜289 |
| 中/DLSS 67%/RTX GI ダイナミック-高 | 131〜136 | 262〜272 | |
| 低/RTX GI ダイナミック-高 | 147〜155 | 294〜310 | |
| Battlefield 6 | 最高/DLSS クオリティー(本編中はFG非作動) | 123〜157 | ― |
| 高/フルスクリーン(本編中はFG非作動) | 155〜183 | ― | |
| 低/フルスクリーン(本編中はFG非作動) | 137〜160 | ― | |
| ARK: Survival Evolved | 最高/スケール100% | 92〜146 | ― |
| 高/スケール約85% | 136〜173 | ― | |
| 中/スケール約75% | 102〜297 | ― | |
| PROJECT PIONEER | エピック(FG非作動) | 129〜142 | ― |
| 高(FG非作動) | 132〜151 | ― | |
| 中/FG作動 | 106〜133 | 212〜267 | |
| Pragmata | RT OFF/GI 高/DLSS Auto/FG 4X | 88〜95 | 352〜380 |
| RT OFF/GI 中/DLSS Auto/FG 4X | 89〜101 | 356〜404 | |
| RT OFF/GI 低/DLSS Auto/FG 4X | 92〜100 | 368〜398 |


Monster Hunter Wildsのウルトラは、ベース65〜81fpsでした。
操作の手応えは、フレーム生成後ではなくベース側の数字で見てください。
Arc RaidersとBattlefield 6は、ベースで123〜183fps。
144Hzや165HzのWQHDモニターを使う人には、RTX 5070 Tiの2構成が候補になります。
フレーム生成については、録画のときに気づいたことがあります。
DLSSのフレーム生成を切ったほうが、私の目には動きが滑らかに見えました。
入れているときのほうが、細かなカクつきを感じる場面がありました。
表示のfpsは生成ありのほうが3倍以上高いのに、体感は逆で、理由は特定できていません。
表のベースfpsを主に載せたのは、切ったほうが滑らかだった体感があるからでもあります。
正直に言うと、私はいまのトリプルAタイトルが重すぎると感じています。
いま購入できる構成でいちばん上のGPUでも、モンハンワイルズのウルトラではベース65〜81fpsが精一杯です。
機械がゲームに追いつかないと、不満はゲームのほうに向きます。
「重い」「カクつく」という感想の何割かは、デバイスとアプリの差から来ています。
16GBで妥協しない、GPUは1段上を見る、と私が言うのは、その差を先に埋めておくためです。
X3Dと水冷に20,000円を足すか考えるうえで、気になる場面もありました。
Battlefield 6の「低」は137〜160fpsで、「高」の155〜183fpsより低くなりました。
同じセッションのGPU使用率は68〜77%でした。
ARKでも、いちばん軽いカスタム設定でGPU使用率が24〜29%まで落ちました。

GPUに余力を残したままfpsが伸びない場面では、CPU側が制約になっている可能性があります。
HPも製品ページで、X3Dはフレームレートの最低値(1% Low)を底上げすると説明しています。
実は、私がこの録画を見返して「測り直したい」と思ったのも、この一点でした。
ただし、X3Dで何fpsまで伸びるのかは、当サイトで測っていないため書けません。
言えるのは「CPUが効く場面が実在する」ところまでです。
フルHDや低設定で200fps以上を狙うなら、X3Dに20,000円を足す理由はあります。
WQHDで設定を上げる遊び方なら、GPUのほうが先に上限になります。
私が11構成から選ぶなら、その線引きで水冷2構成を残すか外すかを決めます。
同じ35L筐体の前モデル(Core Ultra 7 265K+RTX 5070 Ti)の当サイト実測も置いておきます。
3DMark Time Spyが24,855、Port Royalが18,636。
Fire Strike Extremeが33,087。
Cinebench R23はマルチが33,198、シングルが2,190。
CrystalDiskMarkはシーケンシャルリードが6,226MB/s、ライトが5,605MB/s。
出どころはOMEN 35L(インテル)v2のレビューです。
RTX 5060 TiからRTX 5070 Tiまでの位置づけは、RTX 50シリーズの解説記事にまとめました。
11機種の実測も並べています。
NVIDIAとRadeonのどちらにするか自体で迷っているなら、ゲーミングPCのGPUの選び方から読むと早いです。
筐体・冷却・電源:11構成に共通する部分
冷却:空冷9構成と240mm水冷2構成
水冷の2構成は240mmのラジエーターで、ポンプは第7世代のAsetek製です。
プレスティージには2.1インチの液晶が付きますが、プリエミネントの仕様書に液晶の記載はありません。
水冷にしても、筐体のサイズと質量とスロット構成は空冷と変わりません。
動作音と温度は、HyperX OMEN 35Lでは測っていません。
同じ35L筐体の前モデル(Core Ultra 7 265K)を当サイトで回したときの記録はあります。
Cinebench中のCPU温度は75〜79度で頭打ちでした。
ファンの音は普段はほとんど気にならず、高負荷のときだけ風の音が乗ってくる程度。
クーラーも構成も違うので、空冷のRyzen 5 9600Xでどうなるかは実機を借りて測るまで分かりません。
空冷と水冷の違いで、私がいくつかのデスクトップを使って感じてきたことも書いておきます。
メーカーが違っても、空冷と水冷ではファンの音の質が違います。
ただし水冷にしても、負荷が最大になればラジエーターのファンは勢いよく回ります。
無音にはならず、何かが回っている感覚は残ります。
空冷で気になるのは、音より排熱です。
CPUの熱がケースの中の空気に一度乗るので、机の下の囲われた場所に置くと周りが熱くなります。
20,000円の差を音だけで判断せず、机まわりの環境がどう変わるかも考えてください。
電源:600Wと850W、どちらも80PLUS Gold
RTX 5060 TiとRX 9060 XTの6構成が600W。
RTX 5070以上とRX 9070 XTの5構成が850Wで、認証はどちらも80PLUS Goldです。
境目のアドバンス エクストラとアドバンス プロの差は10,000円。
差額10,000円でG3D Markが約27%上がり、電源容量も250W増えます。
将来GPUを載せ替える予定があるなら、850W構成のほうが電源容量に余裕があります。
プレスティージの仕様書にある電源はATX 3.1規格です。
認証はCybenetics ETA GoldとLAMBDA A−(静音性の格付け)。
ほかの850W構成が同じ電源かは、確認できていません。
拡張性:メモリ増設、SSD増設、サイズ、掃除
自分でパーツを増設したい人に向けて、空きスロットの本数を仕様書から拾いました。
| 項目 | HyperX OMEN 35L | 参考:OMEN 35L(AMD) |
| 本体サイズ | 約210×408×410mm(縦置き) | 約210×408×410mm |
| 質量 | 約14.5kg | 約14.5kg |
| メモリスロット | 4スロット(DIMM) 16GB×1の8構成は空き3、32GB(16GB×2)の3構成は空き2 | 4スロット・出荷時2枚で空き2 |
| M.2スロット | 3スロット(空き1) 出荷時はSSD 1TB+無線LANで2本使用 | 3スロット(空き1) |
| ドライブベイ | なし | 3.5インチ×1(空き1) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen5 x16×1(GPUで使用) PCI Express Gen4 x4×1(空き1) | 同じ |
| チップセット | AMD B850 | AMD B850 |

出荷時のメモリはKingston FuryのDDR5 RGB 5600MT/s。
メモリの速度設定をワンタッチで呼び出せるAMD EXPOに対応します。
M.2はSSD 1TBと無線LANカードで2本を使うので、SSD用の空きは1本。
キャプチャーボードやサウンドカードを足す枠は、空いているPCI Express Gen4 x4の1本だけです。
ドライブベイが無い。AMD版との、いちばん大きな違い
仕様書のドライブベイの欄は、11構成すべてで「-」です。
OMEN 35L(AMD)には3.5インチ×1(空き1)があり、同じ35L筐体でもベイの有無が違います。
容量を増やすなら、M.2の空き1本にSSDを足すか、外付けにするかの2択です。
私はゲームとアプリを1台目のストレージに、書類や動画を2台目のストレージに分けて使っています。
そのため、2台目を内蔵で足せる場所がM.2の空き1本だけという点は、正直気になりました。
動画や書類を大容量のHDDに溜めたい人は、3.5インチベイのあるAMD版のほうが合います。
SSDだけで完結する人には、気にしなくていい差です。
サイズと掃除
幅21cm、奥行41cm、高さ41cm、約14.5kg。
当サイトが実機で使った前モデルと同じ数字で、机の下に置く前提の大きさです。
14.5kgは、設置のときに一度持ち上げて実感する重さでした。
掃除のしやすさは、前モデルを開けた記録から書きます。
背面の手で回せる4つのネジで両サイドのパネルが、四隅のツメで底面の網が、ドライバーなしで外れました。
HyperX OMEN 35Lでも同じ開け方かどうかは、実機で確かめたら書き直します。


端子と映像出力
端子は11構成で共通です。
映像出力はDisplayPort 2.1a×3とHDMI 2.1b×1の4系統です。
DisplayPortの表記は、HyperX OMEN 35Lの仕様書に合わせて2.1aとしています。
| 位置 | 端子 |
| 天面 | USB Type-C 10Gbps ×1(HP Sleep and Charge) USB Type-A 5Gbps ×2(HP Sleep and Charge) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート ×1 |
| 背面 | USB Type-C 10Gbps(DisplayPort 1.4)×1 USB Type-C 10Gbps ×1 USB Type-A 5Gbps ×2 USB 2.0 Type-A ×4 ライン出力 ×1、ライン入力 ×1、マイク入力 ×1 RJ-45 ×1 |
| 映像出力(GPU側) | DisplayPort 2.1a ×3、HDMI 2.1b ×1 |
| 有線LAN | 10/100/1000/2500 Mbps オンボード |
| 無線 | Realtek Wi-Fi 7(2×2)8922AE-VS、Bluetooth 6.0 |
天面のUSB 3つには、HP Sleep and Chargeが付いています。
PCの電源を切ったままでも、挿したスマホやコントローラーを充電できる仕組みです。
ヘッドセットの抜き差しも天面で済むので、机の下に置いても背面に手を回さずに使えます。
前モデルを使っていたとき、私は端子の数で困った記憶がありません。
並びはHyperX OMEN 35Lも同じです。
価格とセールの見方
2026年9月23日の時点で、11構成はHP希望販売価格のまま並んでいます。
AMD版やStealth Editionにある9月限定セールの表示は、HyperXには付いていません。
希望販売価格のままの構成は、セールの対象になったときの下がり幅が読めません。
HyperX OMEN 35Lが対象に入ったかどうかは、HPセールガイドで毎週追いかけています。
下がる時期の見当は、HPのノートPCの値動きを追ってきた経験から書けます。
HPの価格が大きく動くのは、6月から7月の周年記念セールと、10月の決算セールです。
2025年10月の決算セールでは、OmniBook 7 Aero 13-bgが下がりました。
スタンダードモデルが119,800円です。
HyperX OMEN 35Lが同じ動きをする保証はありません。
ただ、待つならまず10月の決算セールだと私は見ています。
急がないなら10月まで様子を見て、急ぐなら7%OFFクーポンの適用結果を見る、という分け方が現実的です。
当サイト経由で使える個人向け7%OFFクーポンもあります。
対象は個人向けPCで、132,000円以上の注文が条件です。
セール価格との併用はできない仕組みなので、希望販売価格のままの構成では適用結果を見る価値があります。
使い方はHPクーポンページにまとめました。
他社のゲーミングデスクトップも並べて価格を比べるなら、ゲーミングPCセールガイドのほうが比べやすいはずです。
向いている人/別モデルも比べたい人
HyperX OMEN 35Lが向いている人
- Radeonを選びたい人。RX 9060 XTとRX 9070 XTを積んだ3構成は、35Lの3系統でこのシリーズにしかありません
- GPUとCPUの組み合わせを細かく決めたい人。6種類のGPUと4種類のCPUを11通りに組んであります
- 買ったあとにメモリを自分で足すつもりの人。1枚差しの8構成は、スロットが3本空いています
別のモデルも比べたほうがいい人
- 最初から2枚差し32GBと水冷がほしい人:OMEN 35L(AMD)は3構成すべてが2枚差し32GB以上・水冷です。違いはOMEN 35L(AMD)の解説に書きました
- 3.5インチHDDを内蔵したい人:HyperX OMEN 35Lにドライブベイはありません。AMD版には3.5インチ×1の空きがあります
- 光らない筐体がいい人、Windows 11 Proが要る人:黒一色・OSがProのOMEN 35L Stealth Editionが候補です
- 16GBで足りる使い方の人:小型のOMEN 16L(インテル)が、RTX 3050の構成なら178,800円からあります(2026年9月25日のキャンペーン価格)。冒頭の表のフルHD 60fpsの行も参照してください
- RTX 5080以上がほしい人:いま買える上限はRTX 5070 Tiで、RTX 5080のプリエミネントプラスは2026年9月25日時点で販売開始前です。すぐにほしいならAMD版のピナクルプラスがRTX 5080を積んでいます
予算が届かないときの2つの進み方
2026年1月からのメモリ高騰で、ゲーミングデスクトップの価格帯は1段上がりました。
正直に言うと、HyperX OMEN 35Lは贅沢品になったと私は感じています。
予算が届かないときの進み方は2つあります。
ひとつは、下位の構成をフルHDのモニターで始める道です。
モデレート(284,800円)か、冒頭の表で挙げたOMEN 16Lが候補になります。
フルHDで遊ぶなら、8GBのビデオメモリで足りる場面が多くなります。
ゲームを続けてさらに性能がほしくなったら、2年後に上位モデルへ買い替えます。
初心者やエントリーから始める人には、買い替え前提の順番を私は勧めます。
もうひとつは、アドバンス プロ(369,800円)のような中ほどの構成で始めて、あとからパーツを足す道です。
1枚差しの16GBに同じ規格を1枚足したり、GPUをあとで載せ替えたりする方法です。
自己責任にはなりますが、内部がシンプルな35Lの筐体は、パーツの増設や交換に向いています。
850W構成から始めると、GPUの載せ替えまで視野に入ります。
大学生でゲーミングPCを探している人には、HP OMEN・Victusの学生向け解説があります。
ノートとデスクトップの分け方から書いた記事です。
同じHyperXの名前を持つノート側は、HyperX OMEN 16(インテル)のレビューで確かめられます。
当サイトが実機で計測した記事です。
まとめ
HyperX OMEN 35Lは、GPU、メモリ、冷却方式の順に決めると候補を2つか3つに絞れます。
モニターの解像度と目標fpsから選ぶなら、冒頭の表に戻ってください。
X3Dと水冷に20,000円を足す根拠は、設定を下げてもフレームレートが伸びない場面が実測に残っていることです。
私はこの順番なら、必要な性能と予算を照らし合わせやすいと思います。
ドライブベイが無い点だけは、買う前に一度立ち止まってください。
HDDを内蔵したい人にはAMD版が合います。
SSDで完結する人には、HyperX OMEN 35Lの構成の幅が強みになります。
実機を借りられたら、同じ6タイトルを同じ設定で測り直して、このURLに追記します。
よくある質問
HyperX OMEN 35LとOMEN 35L(AMD)は何が違いますか?
筐体の大きさは同じで、構成の幅と装備が違います。
HyperX OMEN 35Lは11構成で284,800円から、Radeonも選べ、空冷が基本です。
OMEN 35L(AMD)は3構成すべてが240mm水冷・メモリ2枚差し・3.5インチベイ付きです。
HyperX OMEN 35Lにドライブベイはありません。
NVIDIAとRadeonはどちらを選べばいいですか?
同じ価格で並ぶ組が3つあり、PassMarkのG3D MarkではRadeon側が8〜17%下に出ます。
ビデオメモリはRadeon側が3構成とも16GBで、NVIDIA側は8GB・12GB・16GBが混在します。
当サイトの実測はRTX 5070 Tiのみで、Radeonのfpsは測っていません。
メモリ16GB×1の構成は、あとから2枚にできますか?
スロットは4本で、1枚差しの構成は3本が空いています。
同じ規格(DDR5-5600・EXPO対応)の16GBを1枚足すと2枚対になります。
AMD版の仕様書には、ユーザーによる増設はサポート外という注記があります。
HyperX OMEN 35Lで同じ扱いかは、購入前に確認してください。
水冷のプレスティージとプリエミネントは、空冷の構成と何が違いますか?
240mm水冷クーラーと、X3DのCPUがセットで付きます。
プレスティージはアドバンス プロに、プリエミネントはアドバンス シグニチャーに、それぞれ20,000円を足した価格です。
GPUとメモリ、筐体のサイズとスロット構成は、隣の空冷構成と同じです。
HyperX OMEN 35LのRTX 5070 Ti構成は、WQHDで何fps出ますか?
HyperX OMEN 35Lそのものは測っていません。
当サイトが別筐体(Core Ultra 7 265F+RTX 5070 Ti)で録った参考値があります。
Monster Hunter Wildsのウルトラでベース65〜81fps。
Battlefield 6の高設定で155〜183fpsでした。
CPUも筐体も違うため、同じ数字が出るとは限りません。
HDDを内蔵できますか?
できません。
仕様書のドライブベイの欄は11構成すべてで「-」です。
容量を足すなら、空いているM.2スロット1本にSSDを追加するか、外付けドライブを使います。
3.5インチHDDを内蔵したい人は、OMEN 35L(AMD)が候補です。