メモリは、CPUやGPUが一次的にデータの処理をする場所。
大きいほうがよいですが、大きいメモリは価格が高いので、使う目的に容量や種類を選ぶほうがコスパがよいです。
メモリの必要容量
下に今、販売されているメモリで操作できる内容を書いています。

メモリだけあっても、必要なCPUやGPUのレベルが達していないと操作できないので、パソコンの構成はバランスよくするのが理想です。
アプリはそれぞれ、システム要件を持っていますので、使う目的がある場合は確認しましょう。
メモリのチャンネル
メモリのチャンネルの種類
メモリのチャンネルには、種類があります。
- シングルチャンネル…メモリ一つで動作
- マルチチャンネル…複数のメモリで動作
デュアルチャンネル…メモリ2つ
トリプルチャンネル…メモリ3つ
クアッドチャンネル…メモリ3つ
スペックでの16GBのメモリの表記の例として、
- シングルチャンネル…メモリ16GB
- デュアルチャンネル…メモリ16GB(8GB×2)
という書き方になります。
メモリのチャンネルの違い
スペックでの表記を見ると、シングルでもデュアルでも合計16GBなので、同じように見えますが、データの処理はチャンネルの種類で違ってきます。
下↓にイメージを表してみました。


たくさんのデータを処理するのに、一つより2つの伝達経路があった方が、スムーズにデータを送ることができます。
しかし、プログラム、データによっては、処理するデータが少ない、送るデータが少なければ、データを送るのに混むこともないので、デュアルチャンネルの必要がありません。
ゲームなど、プログラムの処理とデータを速く送って、ビジュアルに表すのをスムーズにしたほうが効果があるものに適したチャンネルです。
最近では、ゲームをするユーザーが増えたので、パソコンのスペックでデュアルにしているものも、よく見かけるようになりました。
パソコン1台をオンとオフの両方で使用できるようになってきています。
メモリ選択の注意点
メモリはカスタマイズパソコンであれば、後に増量することができますが、ノートパソコンは増量できない場合が多いので、使う目的に合わせて選ぶようにしましょう。
メモリが少ないと、重いデータの変換などは、一括変換ではなく、作業をいくつかに分ける必要があり、時間がかかってしまうという環境になってしまいます。
パソコンの他のスペックについてはこちら↓の記事にまとめています。