CPUが処理したデータを長期間保管しておくのも、効率よくしておきたいもの。
種類と特徴から、使う目的に合わせたいですね。
ストレージの種類
内部ストレージ
パソコンに搭載されているストレージ。種類はHDD、SSDがあります。
HDD
HDDはハードディスクドライブの略称。大きい容量を持つことがメリット。
デメリットは、外部からの衝撃、ほこり、熱に弱いこと。そのため、ディスクの中で装置が衝突し、ディスクが傷つけられ、不具合を起こすことになります。
経年劣化もあり、日々の作業での傷から、突然、動作が停止することもあります。
SSD
SSDは、ソリッドステートドライブの略称。 HDDは装置でディスクに記録を残すにで対し、SSDは、半導体でディスクに記録を残すので、衝撃に強く、データのアクセス時に静かで、ハードディスクに比べ消費電力が少なく、軽い。データの転送速度もHDDより早いという特徴があります。
データアクセスが速いため、パソコンの電源を入れてOSが起動するのに、速く立ち上げるのに貢献できるメリットあります。
価格がHDDよりたかいですが、モバイルノートや薄型ノートパソコンといった、小型化のパソコンの設計を可能にすることから、最近では搭載されているモデルが多くなってきています。
外部ストレージ
パソコンに外付けできるストレージ。種類は内臓ストレージと同じ、HDD、SSDの他、USB、SDカードがあります。
着脱が可能なので、外部ストレージに保存したデータは、他のパソコンやスマホなどの機器に接続すれば、利用できるメリットがあります。
オンラインストレージ
アプリやサイトが設けたインターネットを通じたサーバーに、データを保管できる場所。
“クラウドストレージ”、一般には“クラウド”と呼ばれています。
Google Drive、iCliud、OneDrive、Drop Box、Amazon Photosなどがあります。
価格は、無料、容量ごとに金額が異なるなど、サービスによって違います。アカウントを作成すると、クラウド上のデータを、違うデバイスや他のユーザーとも共有できます。
外出先で、データを保存したい、または利用したい時に使うことができます。
また、パソコンでメイン機とサブ機など2台のデータのやり取りも、クラウド上でやりとりすれば、有線でつなげなくても、大量のデータを共有することができます。
ハードにデータを保管することとクラウドにデータを保管することをうまく使いこなせば、パソコンの不具合でデータ消失といったリスクも減らすことができます。
光ディスクストレージ
樹脂等で作られた薄い円盤、ディスクの表面上に記録を残すもの。記録したものを大量に生産できること、価格が安いことがメリット。デメリットは、大容量のデータを保管することができない。
ディスクドライブ
光ディスクストレージのデータを読んだり、 記録したりする装置。
最近では、ノートパソコンなどでは、軽量化を図るため、故障した時の修理費が高いので内臓されていないことが多くなっています。
ストレージは、種類も保管する方法も様々です。パソコンを使う環境、ライフスタイルによって、使い方が変わるので、どの方法が自分に合っているかいろいろ試してみてくださいね。
パソコンの他のスペックについてはこちら↓の記事にまとめています。