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HP OMEN 35L(AMD)解説|7800X3D+RTX 5070の中身と、HyperX・Stealthとの比較【2026年】

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OMEN 35L(AMD)は、Ryzen 7 7800X3DとRTX 5070を、240mm水冷・フルモジュラー電源・μATXマザーと組み合わせた35Lのゲーミングデスクトップです。
公式ページには「2026年10月14日(水)をもちまして、本製品は終了いたしました」という案内が出ていて、4構成すべてが【完売御礼】になりました。
同じ35Lのボディを使うHyperX OMEN 35LとStealth Editionは、いまも公式ページで買えます。
この記事では、OMEN 35L(AMD)の中身を解説し、同じ中身・同じボディの2系統と比べます。

先に結論です。
2026年10月19日時点、日本HP公式のOMEN 35L(AMD)には4構成が載っていますが、どれも【完売御礼】で購入できません。
同じ35Lのボディで公式ページに11構成が載っているのはHyperX OMEN 35Lです。
中身が同じRyzen 7 7800X3D+RTX 5070なら、HyperXのプレスティージが秋の大感謝祭で359,800円です(2026年10月26日確認)。

この記事のポイント
  • OMEN 35L(AMD)は2026年10月14日に販売終了。4構成すべてが【完売御礼】(2026年10月19日時点)
  • 最後まで買えたのはプレスティージプラス(7800X3D+RTX 5070)。2026年10月9日には339,800円からのキャンペーン価格が出ていた
  • 同じ7800X3D+RTX 5070でいま買えるのはHyperX プレスティージ(359,800円・2026年10月26日)。違いはメモリ16GB(16GB×1)・SSD 1TB・外観
  • RTX 5080ならStealthのオブスキュア エクストラが購入可。RTX 5070 TiのHyperX 2構成(プリエミネント496,500円・アドバンス シグニチャー469,800円)は10月27日時点で欠品中(再入荷未定)の表示で、年末のセールなどで復活することがあります
  • 240mm水冷、フルモジュラー電源、μATXマザー、工具なしで開くパネルは4構成に共通だった
  • メモリは4スロットで空き2、上限128GB。M.2は空き1、3.5インチベイも空き1

この記事は、日本HP公式の3製品ページをもとに解説しています。
OMEN 35L(AMD)・HyperX OMEN 35L・Stealth Editionです。
構成とAMD版の価格は2026年10月9日、販売終了の表示は2026年10月19日、乗り換え先の価格は2026年10月26日に確認しました。
CPUとGPUの比較には、PassMark Software社公式サイトの平均スコアを使いました。
取得先はcpubenchmark.netとvideocardbenchmark.netです。
CPU Markの取得日は2026年9月22日、G3D Markは2026年10月8日です。
同じ35L系の前モデルは当サイトが実機で計測しています。
体感の参考にOMEN 35L ハイパフォーマンスモデル v2のレビューもあわせて読むと、体感の参考になります。

結論:OMEN 35L(AMD)は2026年10月14日に販売終了

要点は3つです。
公式ページには4構成が載っていますが、すべて【完売御礼】です。
価格欄には標準価格だけが残っています。
買うなら、同じ35LのボディのHyperX OMEN 35LかStealth Editionから選ぶことになります。

構成名CPUGPUメモリ標準価格状態(2026年10月19日時点)
プレスティージプラスRyzen 7 7800X3DGeForce RTX 5070(12GB)32GB(16GB×2)429,800円【完売御礼】
(10月9日はキャンペーン339,800円からで購入可)
ピナクルRyzen 7 9800X3DGeForce RTX 5070 Ti(16GB)32GB(16GB×2)599,800円【完売御礼】
ピナクルプラスRyzen 7 9800X3DGeForce RTX 5080(16GB)64GB(32GB×2)749,800円【完売御礼】
プリエミネントRyzen 7 9800X3DRadeon RX 9070 XT32GB(16GB×2)504,800円【完売御礼】
HP公式サイトで詳細を見る(個人7%OFFクーポン)
OMEN 35L(AMD)4構成の現状(日本HP公式製品ページ・2026年10月19日時点)。2026年10月14日に販売終了の案内が出ています

販売を終えた順番は、プリエミネント(Radeon RX 9070 XT)が先です。
2026年9月20日の時点ですでに【完売御礼】の表示でした。
10月9日にはピナクルとピナクルプラスも完売御礼になり、最後に残ったプレスティージプラスも10月14日に販売を終えました。

後継モデルはある?

2026年10月19日時点で、HPの公式ページにOMEN 35L(AMD)の後継や新型と書かれたモデルはありません。
そのため「後継」とは書かず、同じ35Lのボディでいま買えるモデルを乗り換え先として紹介します。
光るARGBファンとWindows 11 Homeという組み合わせは、HyperX OMEN 35Lが引き継いでいます。
価格は259,800円から389,800円です(秋の大感謝祭・2026年10月26日確認)。

「OMEN 35L」で検索すると、同じ名前のシリーズがもう2つ出てきます。
HyperX OMEN 35LとOMEN 35L Stealth Editionです。
3系統の立ち位置の違いはOMEN 35L シリーズ解説にまとめました。
この記事では、AMD版の販売当時の中身と、その先にある選択肢を扱います。

プレスティージプラスの中身(販売当時の仕様)

プレスティージプラスは、Ryzen 7 7800X3DとGeForce RTX 5070を組み合わせた構成でした。
標準価格は429,800円で、2026年10月9日には339,800円からのキャンペーン価格が出ていました。
2026年10月14日に販売を終えています。
同じ35Lのボディの乗り換え先と比べるための資料として、仕様を残します。

項目内容
型番GT16-1001jp
CPUAMD Ryzen 7 7800X3D(8コア/16スレッド・Zen 4)
96MBキャッシュ・最大5.0GHz
チップセットAMD B850
GPUNVIDIA GeForce RTX 5070(12GB GDDR7・Blackwell)
メモリKingston Fury 32GB(16GB×2)
DDR5 RGB 5200MT/s・AMD EXPO対応
4スロット・最大128GB
ストレージ2TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD
CPUクーラー240mm水冷クーラー(2.1インチ 480×480液晶ディスプレイ)・第7世代Asetekポンプ
電源フルモジュラー850W・ATX 3.1・12V-2×6
Cybenetics ETA Gold/LAMBDA A−・80 Plus Gold・Zero RPM
ケースファン140mmフロントファン×2+120mmリアファン×1(いずれもARGB)
有線LAN10/100/1000/2500 Mbps オンボード(2.5Gbps対応)
無線Wi-Fi 7(IEEE802.11be)、Bluetooth 5.4(送信2・受信2)
映像出力DisplayPort 2.1b×3、HDMI 2.1b×1
OSWindows 11 Home
サウンドRealtek ALC3866-CG、5.1chオーディオ、DTS:X Ultra、OMEN Audio Control
本体サイズ/質量約210×408×410mm(縦置き・ミニタワー)/約14.5kg
カラーブラック/グラス(左サイドパネル シースルー)
保証1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート)
サポートCafé de OMEN(ゲーミング専用窓口)
HP公式サイトで詳細を見る(個人7%OFFクーポン)
プレスティージプラスの主なスペック(日本HP公式仕様書 GT16-1001jp・2026年9月20日取得。構成は2026年10月9日に公式製品ページで確認)
OMEN 35L(AMD)プレスティージプラスの外観。前面に2基のARGBファン、左サイドはガラスパネルで内部のライティングが見える
プレスティージプラスの外観です。前面のARGBファン2基に加えて、左のサイドパネルがガラスなので中のライティングも見えます。カラーはブラック/グラスの1色です

おすすめだったのは、主にフルHDで遊ぶ人です。
RTX 5070は12GBのVRAMを積み、7800X3DはゲームCPUとして評価が定着した世代です。
WQHDで重いゲームを遊ぶなら、後半のRTX 5070 Ti以上の構成が候補になります。
240mm水冷、フルモジュラー電源、μATXマザーを備えています。
工具なしで開くボディも、ほかの3構成と共通でした。
いちばん安い構成でも、冷却と電源の装備は削られていませんでした。
GPU選びで迷う場合はゲーミングPCのGPUの選び方も参考になります。

乗り換え先:同じ7800X3D+RTX 5070ならHyperX プレスティージ

7800X3D+RTX 5070の組み合わせは、OMEN 35L Stealth Editionのオニキスプラスと、HyperX OMEN 35Lのプレスティージにもあります。
2026年10月26日時点で購入できるのは、HyperX プレスティージ(359,800円)だけです。
オニキスプラスも【完売御礼】になりました。
3台とも中身のCPUとGPUは同じで、違うのはOS・外観・メモリの積み方と、SSDの容量です。

7800X3DとRTX 5070を積む3台の違い。AMD版プレスティージプラスとStealthオニキスプラスは32GB・2TB、HyperXプレスティージは16GB・1TB。OSはオニキスプラスだけWindows 11 Pro
CPUとGPUは同じ3台。違いはメモリ・SSD・OS・見た目です
項目AMD プレスティージプラスStealth オニキスプラスHyperX プレスティージ
CPURyzen 7 7800X3D同同
GPUGeForce RTX 5070(12GB)同同
メモリ32GB(16GB×2)32GB(16GB×2)16GB(16GB×1)
OSWindows 11 HomeWindows 11 ProWindows 11 Home
外観ブラック/グラス・左サイドがガラス黒一色・グラスパネルなしシャドウブラック・左サイドがシースルー
HP希望販売価格429,800円429,800円389,800円
2026年10月19日の表示【完売御礼】
(10月14日に販売終了)
【完売御礼】359,800円から
(秋の大感謝祭・10月26日)
7800X3D+RTX 5070を積む3台の比較(日本HP公式各製品ページ・2026年10月19日時点。HyperX プレスティージの価格は2026年10月26日の秋の大感謝祭)。HyperX プレスティージの外観は日本HP公式仕様書(GT19・2026年9月20日に転記)による

HyperX プレスティージはWindows 11 Homeと、16GB(16GB×1)のメモリを搭載します。
ストレージは1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSDです。
CPUクーラーは2.1インチ液晶付きの240mm水冷です。

動画編集や配信を同時にやるなら、32GBを積む2台のほうが余裕があります。

AMD版から乗り換えるときに変わるのは、主にメモリとSSDです。
HyperX プレスティージは16GB(16GB×1)・1TBで、AMD版の32GB・2TBより少なめです。
メモリは空きスロットが3本あるので、あとから足す余地は残ります。
光るボディとWindows 11 Homeという点は、AMD版と同じです。
構成ごとの違いはHyperX OMEN 35Lの解説にまとめています。

RTX 5070 Ti・5080の乗り換え先

RTX 5070 Tiや5080を積むAMD版のピナクル・ピナクルプラスは、販売を終えています。
同じ35LのボディのRTX 5070 Ti・5080の構成と、2026年10月26日時点の掲載状況をまとめました。
HyperX OMEN 35LのRTX 5070 Ti構成(プリエミネント・アドバンス シグニチャー)は、製品ページにキャンペーン価格で載っていますが、10月27日時点で欠品中(再入荷未定)の表示です。

GPU帯構成名CPUHP希望販売価格2026年10月26日の表示
RTX 5070 TiHyperX プリエミネントRyzen 7 9800X3D・240mm水冷499,800円10月27日時点で
欠品中(再入荷未定)
RTX 5070 TiHyperX アドバンス シグニチャーRyzen 7 9700X・空冷479,800円10月27日時点で
欠品中(再入荷未定)
RTX 5070 TiStealth オブシディアンRyzen 7 9800X3D599,800円【完売御礼】
(10月19日)
RTX 5080Stealth オブスキュア エクストラRyzen 7 9800X3D699,800円(標準表示)589,800円から
RTX 5080HyperX プリエミネントプラスRyzen 7 9800X3D649,800円10月19日は販売開始前の表示
(10月26日の会場に掲載なし)
RTX 5070 Ti・5080を積む同じ35Lのボディの構成(日本HP公式各製品ページ・2026年10月19日時点。会場の掲載とオブスキュア エクストラの価格は2026年10月26日の秋の大感謝祭)

GPUの性能の目安として、PassMarkのG3D Markを比べます。
RTX 5070が28,661、RTX 5070 Tiが32,332、RTX 5080が35,629。
いずれも2026年10月8日の取得値です。
RTX 5070からRTX 5070 Tiで約13%上がります。
RTX 5070 TiからRTX 5080では約10%です。
型番ごとの違いはRTX 50シリーズの解説で確認できます。

G3D MarkはRTX 5070が28,661、RTX 5070 Tiが32,332、RTX 5080が35,629
PassMark公式のG3D Mark(画像は2026年9月22日取得時点の表示。本文の数値は2026年10月8日取得の最新値)。OMEN 35L(AMD)で測った値ではありません

RTX 5070 Tiの実測fpsはRTX 5070 Tiのゲーム性能をWQHDで実測した記事にまとめています。
フレーム生成は、当サイトの体感では「オフと見比べてから決める」ほうをおすすめしています。

5070 Ti以上を検討しているなら、3系統の全体像はOMEN 35L シリーズ解説で比べられます。
HyperX側の構成の幅はHyperX OMEN 35Lの解説にまとめました。
Stealth側の全構成はOMEN 35L Stealth Editionの解説で詳しく見られます。
冷却やSSD容量も比べたい人はOMEN MAX 45L(AMD)の解説も参考になります。

ピナクル・ピナクルプラス・プリエミネントはどんな中身だったか

検索で「OMEN 35L ピナクル」「OMEN 35L プリエミネント」とたどり着く人もいるはずです。
販売当時の掲載内容をもとに、3構成の仕様を残します。

ピナクルは、Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 Ti(16GB)の組み合わせでした。
メモリは32GB(16GB×2・5600MT/s)、電源は1000W。
HP希望販売価格は599,800円で、2026年10月9日には【完売御礼】の表示になっていました。

ピナクルプラスは、同じ9800X3DにGeForce RTX 5080(16GB)を組んだ上位構成でした。
メモリは64GB(32GB×2)。
電源は1000Wで共通。
HP希望販売価格は749,800円で、こちらも2026年10月9日には【完売御礼】でした。

プリエミネントは、9800X3DにRadeon RX 9070 XTを組んだ構成でした。
メモリ32GB(16GB×2)、ストレージ1TB。
HP希望販売価格は504,800円です。
9月20日の時点ですでに【完売御礼】で、9月の記事では注記だけで扱っていました。

HPの【完売御礼】は販売終了を示す表示です。
OMEN 35L(AMD)は製品そのものの販売が2026年10月14日に終わりました。
同じ型番・同じ中身の構成が、また公式ページに並ぶとは限りません。

ボディ・冷却・電源

この章の仕様は、販売当時の4構成に共通していた仕様です。
同じ35LのボディのHyperXやStealthと比べるときの資料になります。

冷却:240mm水冷+ARGBファン3基

CPUクーラーは240mmの水冷で、ポンプは第7世代のAsetek製です。
ラジエーターは厚さ27mm、21 FPI(Fins Per Inch)の高密度アルミニウム製。
搭載ファンは最大2800RPMで動き、最大74CFMの風量と3.1mmH₂Oの静圧です。
2400RPM時で32dBAという値が公式に出ています。

ケースファンは140mmのフロントファン2基と120mmのリアファン1基で、いずれもARGB対応です。
参考として、同じ35L系の前モデルを当サイトで実機計測したときの値も置いておきます。
Cinebench中のCPU温度は75〜79度で安定していました。
ただし、計測したのはCore Ultra 7 265K構成です。
計測の詳細は前モデル OMEN 35L(インテル)v2のレビューに載せています。

空冷と水冷で迷ったら

どっちを選ぶか・寿命と保証の見方を解説

電源:フルモジュラー、ATX 3.1、12V-2×6

電源はフルモジュラー形式で、規格はATX 3.1です。
GPU給電は12V-2×6コネクタ。
105℃耐熱の日本製電解コンデンサを使い、保護機能はOVP・UVP・OPP・OTP・SCP・サージ/突入電流保護です。
低負荷時にファンが止まるZero RPMモードも入っています。

容量はプレスティージプラスが850W、認証はCybenetics ETAがGold、LAMBDAがA−です。
以前あったピナクル・ピナクルプラスの2構成は1000W(ETA Platinum/LAMBDA A+)でした。
GPUをRTX 5070より上げる前提なら、電源容量の大きい構成のほうが選択肢を残せます。

拡張性:メモリ増設、SSD増設、サイズ、掃除

購入後にメモリやSSDを足したいなら、空きスロットを確認しておきましょう。
本体のサイズと、掃除のためにパネルを開ける手順も気になるところです。
拡張性の数値は製品ページに載っていないため、公式仕様書から拾ってまとめました。

マザーボードはμATX。RTX 5090まで載る

μATX(マイクロATX)は、マザーボードの大きさを決めた業界共通の規格です。
一辺24.4cmの正方形に収まる寸法で、デスクトップで一般的なATXより一回り小さくできています。
HPは「マザーボードは業界標準のμATXを採用している為、将来のアップグレードを容易にします」と明記しています。
メーカー独自の形ではないので、将来マザーボードごと市販品に替える道も残ります。

HPは、GPUについてNVIDIA GeForce RTX 5090までサポートすると説明しています。
OMEN 40LやOMEN 45Lと同じ対応上限です。
35LのボディでRTX 5090まで対応する拡張性は、素直に評価できる部分です。
ただしプレスティージプラスの電源は850Wです。
数年後にGPUを上位に替えるなら、電源容量が足りるかも合わせて確かめておくと安心です。

掃除とメンテナンス:工具なしで3面開く

左右のサイドパネルとフロントパネルが、ドライバーなどの工具なしで外れます。
フルメタルフレームのシャーシで、グラスパネルにはEMコーティング。
ケーブル類は右サイドパネル内に集約されていて、ケース内の空気抵抗を減らす設計です。

パネルまわりは、前モデルのOMEN 35L(インテル)v2を開けたときの印象が残っています。
パネルは手で回せるネジを外すだけで、ドライバーは使いませんでした。
何よりありがたかったのは、配線がすっきりまとまっていたことです。
右側のサイドパネルを開けるとRGBのコネクタが1か所に集まっていて、空きも残っていました。
AMD版も、公式に工具不要とされている同じ35Lのボディです。

前モデル OMEN 35L(インテル)v2 の背面。四隅の4つのネジを手で回すと両サイドのパネルが外れる
前モデル、OMEN 35L(インテル)v2(GT16-0030jp)の背面です。手で回せる4つのネジを外すと、両サイドのパネルが取れました。AMD版で撮った写真ではありません

ゲーミングデスクトップは1年も使うと、吸気口のフィルター周りに埃がたまります。
前モデルでは、底面の網もツメを押し下げるだけで外せる作りでした。
フィルターを外すのに毎回ドライバーが要るかどうかは、掃除の頻度にそのまま効いてくる部分です。

前モデル OMEN 35L(インテル)v2 の底面。四隅のツメを押し下げると底面の網が外せる
前モデル OMEN 35L(インテル)v2 の底面です。四隅のツメを押し下げるだけで網が外せる作りでした。AMD版で撮った写真ではありません

メモリ・SSDの増設とサイズ

メモリはKingston FuryのDDR5 RGBが2枚差しで出荷されます。
プレスティージプラスは16GB×2の32GB。
AMD EXPOに対応していて、スロットは4本、公式の上限は128GBです。
出荷時に2枚使うので、空きは2本です。

メモリ増設については、気になる点も正直に書いておきます。
HPは公式仕様書で、純正メモリのオプション販売はないと明記しています。
自分で用意したメモリを増設した場合の動作も、サポート外です。
さらに「製品の設計上、工場出荷時に装着済のグラフィックカードの脱着が必要となる場合がございます」とも書かれています。
「本グラフィックカードの脱着および再装着の具体的な方法や手順についてのお問い合わせは承れません」という記載もあります。
自分で開ける前提の人には引っかかる部分です。

ストレージは2TBのPCIe Gen4 NVMe M.2 SSDが1本です。
M.2スロットは全部で3本あり、出荷時はSSDと無線LANで2本使うので空きは1本です。
加えて3.5インチのドライブベイが1つ空いています。
2TBのSSDにM.2をもう1枚足して、データ置き場に大容量HDDを1台。
空きスロットとベイを使い分けられる作りです。

拡張スロットのほうは、PCI Express Gen5 x16が1本とGen4 x4が1本です。
Gen5 x16はグラフィックスカードで埋まっているので、空いているのはGen4 x4の1本だけです。
キャプチャーボードやサウンドカードを足すなら、Gen4 x4の1枠を使います。
公式仕様書には、搭載できるカードの奥行きと高さに制限があるという注記も付いています。

項目プレスティージプラス参考:前モデル OMEN 35L(インテル)v2
本体サイズ約210×408×410mm(縦置き)約210×408×410mm
質量約14.5kg約14.5kg
メモリスロット4スロット(DIMM)・最大128GB
出荷時は2枚実装=空き2
―
M.2スロット3スロット(空き1)
出荷時は2TB SSD+無線LANで2本使用
―
ドライブベイ3.5インチ×1(空き1)―
拡張スロットPCI Express Gen5 x16×1(空き0)
PCI Express Gen4 x4×1(空き1)
―
マザーボードμATX(AMD B850)―
対応GPU上限NVIDIA GeForce RTX 5090まで―
拡張性まわりの数値(日本HP公式仕様書 GT16-1001jp・2026年9月20日取得)。右列は当サイトが実機レビューした前モデル(Core Ultra 7 265K+RTX 5070 Ti)の値で、サイズと質量は一致しています
メモリは空き2で最大128GB、M.2は空き1、3.5インチベイは空き1、PCIe Gen4 x4が空き1
公式仕様書から拾った拡張性の空き(GT16-1001jp・2026年9月20日取得)

サイズは幅21cm、奥行41cm、高さ41cmで約14.5kgです。
当サイトが実機レビューした前モデルとまったく同じ数値で、35Lのボディはそのまま引き継がれています。
机の下に置く前提なら問題ない大きさですが、机の上に載せるには存在感があります。

インターフェースと映像出力

映像出力はDisplayPort 2.1b×3とHDMI 2.1b×1です。
合計4系統あるので、ゲーム用のメインモニターにサブを2枚足しても余ります。
DisplayPort 2.1bは高リフレッシュレートの4Kや、WQHDの240Hz超えを1本で通すための規格です。

位置ポート
上部(トップパネル)SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1(電源オフUSBチャージ対応)
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2(電源オフUSBチャージ対応)
背面SuperSpeed USB Type-C 10Gbps(DisplayPort 1.4)×1
SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
USB 2.0 Type-A ×4
映像出力(GPU側)DisplayPort 2.1b ×3、HDMI 2.1b ×1
オーディオ天面:ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート ×1
背面:ライン出力 ×1、ライン入力 ×1、マイク入力 ×1
有線LAN10/100/1000/2500 Mbps オンボード(RJ-45)
無線Wi-Fi 7(IEEE802.11be)、Bluetooth 5.4
インターフェース構成(日本HP公式仕様書 GT16-1001jp・2026年9月20日取得)。映像出力は製品ページの特長欄が「DisplayPort 2.1a」、仕様書が「DisplayPort 2.1b」と表記ゆれがあり、ここは仕様書に合わせています

上部に3つあるUSBは、ヘッドセットやコントローラーの抜き差しに使う想定です。
前モデルのOMEN 35L(インテル)v2をレビューで使っていたときも、ポートが足りなくて困る場面はありませんでした。
AMD版も天面はUSB Type-C 10Gbps×1とType-A 5Gbps×2で、前モデルと同じ並びです。
電源オフUSBチャージに対応しているので、PCを落としたままスマホを充電できます。
背面のUSB 2.0が4つあるのは、キーボードやマウスのレシーバーを挿しっぱなしにする用です。

有線LANについて補足します。
公式製品ページのインターフェース一覧には出てきません。
公式仕様書には10/100/1000/2500 Mbpsのオンボードネットワークと書かれています。
2.5Gbps対応です。
対戦ゲームを有線でつなぐ人には、有線LANを2.5Gbpsで使えることが、無線しかない機種との分かれ目になります。
無線側もWi-Fi 7(IEEE802.11be)とBluetooth 5.4で、アンテナは送信2・受信2です。

価格とセールの見方

プレスティージプラスの標準価格は429,800円で、2026年10月9日には339,800円からのキャンペーン価格が出ていました。
2026年10月14日に販売を終えたので、いまはこの価格で買えません。
同じ35LのボディのHyperX OMEN 35Lは、2026年10月26日時点で秋の大感謝祭の価格(259,800〜389,800円・11月16日(月)12:59まで)です。
大決算祭り 第2弾(10月19日確認・249,800〜449,800円)と比べると、残った構成の多くが上がり、RTX 5070 Tiの2構成は欠品中(再入荷未定)の表示です。
HPの値動きを追ってきた実感では、セール名より割引率を比べるほうが分かりやすく感じます。

【完売御礼】は販売終了を示し、一時的な在庫切れとは異なります。
OMEN 35L(AMD)は4構成とも【完売御礼】になりました。
同じ35Lのボディのほかの系統も、構成は週替わりで動きます。
最新の割引状況はHPセールガイドで毎週更新しています。

もうひとつ、当サイト経由で使える個人向け7%OFFクーポンがあります。
セール価格にさらに乗るかどうかは商品と時期によるので、購入画面で適用結果を見てから決めるのがおすすめです。
クーポンの詳細はHPクーポンページにまとめています。

他社のゲーミングデスクトップも含めて値段の底を探したいなら、ゲーミングPCセールガイドのほうが比べやすいはずです。

価格・在庫は購入画面で確認

構成の現在価格と、クーポンの適用結果を購入画面で確認できます

次に読む1本

OMEN 35Lの構成を分割で買うと月いくらになるかの目安です。
HPの手数料0%の回数と、60回に延ばした場合の手数料をまとめています。
パソコンの分割払いはどこが得?メーカー別の手数料0%回数と月々の支払い早見表

おすすめだった人/いま買える乗り換え先

OMEN 35L(AMD)プレスティージプラスがおすすめだった人

  • 主にフルHDで遊び、7800X3D+RTX 5070で足りる人
  • 買ったあとに自分でパーツを足したい人。μATXマザー、工具なしで開く3面、フルモジュラー電源を備えています。メモリ2スロット・M.2 1本・3.5インチベイ1つが空いています
  • 240mm水冷と大型ファンが最初から付いた状態で買いたい人
  • 組み立てに時間をかけたくない人。240mm水冷も電源もケーブルの取り回しも、完成した状態で届きます
  • 買ったあとに相談できる窓口がほしい人。Café de OMENはゲーミング専用のサポート窓口です
  • 有線でオンライン対戦をする人。2.5Gbps対応の有線LANを備えています

いま買える乗り換え先

  • RTX 5070 Ti・5080が欲しい人:RTX 5080はOMEN 35L Stealth Editionのオブスキュア エクストラが589,800円から購入できます。台数限定のプレミアムオファーには、OMEN 35L(インテル)GT16-0034jp(Core Ultra 7 265K・RTX 5080・64GB・2TB)が549,800円で1台出ています。HyperX OMEN 35LのRTX 5070 Ti構成(プリエミネント496,500円・アドバンス シグニチャー469,800円)は、2026年10月27日時点で欠品中(再入荷未定)の表示です。年末のセールなどで復活することがあるので、急がないなら復活を待つ方法もあります
  • 黒一色のシックなボディやWindows 11 Proが欲しい人:Stealth Editionの会場で購入できるのは、RTX 5080を積むオブスキュア エクストラ(589,800円・2026年10月26日時点)だけです。7800X3D+RTX 5070のオニキスプラスは【完売御礼】になりました(2026年10月19日時点)。台数限定のプレミアムオファーには、Radeon RX 9070 XTのオブスキュア(GT17-0008jp)が359,800円で4台出ています(2026年10月26日時点)
  • 予算を抑えたい人:HyperX OMEN 35Lは構成の幅が広めです。RTX 5060 Tiを積むモデレートが259,800円からです(2026年10月26日時点)
  • AMD版と同じ7800X3D+RTX 5070で探す人:HyperX プレスティージが359,800円から(2026年10月26日時点)。メモリは16GB(16GB×1)でSSDは1TB、CPUクーラーは240mm水冷です
  • 構成を1点ずつ自分で決めたい人:BTOショップのほうが選択の自由度は上です。代わりに保証窓口とサポートの手厚さは、メーカー製のほうが分かりやすいです
  • 置き場所が限られている人:約210×408×410mm・約14.5kgのボディです。設置スペースと、運ぶときの重さを先に確かめておくことをおすすめします

大学生でゲーミングPCを探している人には、別の記事も用意しています。
ノートとデスクトップの分け方から書いたHP OMEN・Victusの学生向け解説です。
ノート側の選択肢も見たい場合は、当サイトが実機計測したHyperX OMEN 16(インテル)のレビューもどうぞ。

まとめ

OMEN 35L(AMD)は、2026年10月14日に販売を終えました。
最後まで残ったプレスティージプラス(7800X3D+RTX 5070)も、2026年10月19日時点で【完売御礼】です。

2026年10月26日の秋の大感謝祭の会場で同じ35Lのボディを買えるのは、HyperX OMEN 35Lの8構成と、Stealth Editionのオブスキュア エクストラです。
7800X3D+RTX 5070ならHyperX プレスティージ、RTX 5080ならオブスキュア エクストラが行き先です。
RTX 5070 TiのHyperX 2構成は、10月27日時点で欠品中(再入荷未定)の表示です。
μATXマザーと工具なしで開くボディは、3系統で共通です。
冷却は構成で違い、HyperX アドバンス シグニチャーは空冷です。

HPの直販は構成が週替わりで入れ替わります。
買うタイミングでの表示は、公式サイトの購入画面で確かめておくと安心です。

価格・在庫は購入画面で確認

HyperX・Stealth Editionの構成は、HP公式の製品ページで確認できます

よくある質問

OMEN 35L(AMD)はいまも買えますか?

買えません。
OMEN 35L(AMD)は2026年10月14日に販売を終えました。
2026年10月19日時点で、プレスティージプラス・ピナクル・ピナクルプラス・プリエミネントの4構成すべてが【完売御礼】の表示です。
2026年10月26日の秋の大感謝祭の会場で同じ35Lのボディを買えるのは、HyperX OMEN 35Lの8構成と、Stealth Editionのオブスキュア エクストラです。

OMEN 35L(AMD)の後継モデルはありますか?

2026年10月19日時点で、HPの公式ページにOMEN 35L(AMD)の後継や新型と書かれたモデルはありません。
同じ35Lのボディで、光るARGBファンとWindows 11 Homeの組み合わせを選べるのはHyperX OMEN 35Lです。

同じ中身(7800X3D+RTX 5070)の構成はほかにありますか?

あります。
OMEN 35L Stealth Editionのオニキスプラスと、HyperX OMEN 35Lのプレスティージです。
CPUとGPUは同じで、違うのはOS・外観・メモリの積み方と、SSDの容量です。
2026年10月26日時点で購入できるのはHyperX プレスティージ(359,800円から)で、メモリは16GB(16GB×1)です。
オニキスプラスは【完売御礼】になりました。

RTX 5070 Tiや5080を積んだ構成が欲しい場合はどうすればいいですか?

OMEN 35L(AMD)では購入できません。
HyperX OMEN 35LのRTX 5070 Ti構成(プリエミネント496,500円・アドバンス シグニチャー469,800円)は、2026年10月27日時点で欠品中(再入荷未定)の表示です。
RTX 5080はStealth オブスキュア エクストラ(589,800円から)で購入できます。
台数限定のプレミアムオファーには、OMEN 35L(インテル)GT16-0034jp(RTX 5080・64GB・2TB)が549,800円で1台出ています。
HyperX プリエミネントプラス(RTX 5080)は、10月19日時点で販売開始前の表示でした。

7800X3Dと9800X3Dは何が違いますか?

7800X3DはZen 4、9800X3DはZen 5の世代です。
PassMark公式の平均スコア(2026年9月22日取得)では、9800X3DがCPU Markで約16%上です。
39,927対34,280です。
シングルスレッドでも約18%上です(4,421対3,759)。
OMEN 35L(AMD)は販売を終えたので、9800X3Dが欲しいなら、HyperX プリエミネントやStealth オブスキュア エクストラが購入できます(2026年10月19日時点)。

メモリやSSDは自分で増設できますか?

空きは公式仕様書で確認できます。
メモリは4スロットのうち2本が空いていて、上限は128GBです。
M.2スロットは3本のうち1本、3.5インチのドライブベイも1つ空いています。
左右のサイドパネルとフロントパネルが工具なしで外れるので、開ける作業自体はやりやすい設計です。
ただしHPは公式仕様書に次の2点を明記しています。
「純正メモリのオプション販売はしておりません」。
「お客様自身でご用意いただいたメモリを増設された場合の動作についてはサポート外」。
増設時に工場出荷時のグラフィックスカードを一度外す必要がある場合がある、とも書いています。

保証とサポートはどうなっていますか?

プレスティージプラスは1年間の引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポートが標準です。
加えてOMENシリーズにはCafé de OMENというゲーミング専用のサポート窓口があります。
ポーリングレートやリフトオフディスタンスといったゲーミング特有の用語が通じる窓口、というのがHPの説明です。

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