OMEN 16L(インテル)解説【2026年】7構成の違いとサイズ・ワンルームにもなじむ省電力ゲーミングPC
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一人暮らしの部屋でゲームを遊ぶとき、気になるのが部屋の電気です。
部屋で使える電気の量には契約アンペアの上限があり、ゲーミングデスクトップが欲しくても迷ってしまいます。
HPのOMEN 16L(インテル)は、消費電力の小さいゲーミングデスクトップで、電力を気にする人におすすめのモデルです。
仕様書に記載された最大消費電力は500Wで、兄弟機のOMEN 35L(AMD)・Stealth Editionの850W/1000Wより小さい値です。
搭載できるグラフィックスも、GeForce RTX 5060 Ti(16GB)やRadeon RX 9060 XT(16GB)まで選べます。
7構成はどれも同じミニタワー型ですが、中身は大きく2つに分かれます。
ブラックの6構成はノート向けのCPU、パンダの1構成はデスクトップ向けのCPUとガラスサイドパネルです。
この記事では、7構成のスペックと価格をCPUの違い、サイズと電力、増設の余地までわかりやすく解説します。
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- 最大消費電力は全構成で500W。
OMEN 35L(AMD)・Stealth Editionの850W/1000Wより小さく、ほかの家電と一緒に使いやすい - GPUは内蔵グラフィックスからRTX 5060 Ti(16GB)まで6種類。
RTX 5060 Ti(8GB)とRadeon RX 9060 XT(16GB)は同じ229,800円 - ブラック6構成(TG03-1000jpシリーズ)はノート向けのCore i7-14650HXを搭載。
電力が小さいCPUです。
パンダ1構成(TG03-0028jp)だけデスクトップ向けのCore Ultra 7 265Fとガラスサイドパネル - OMEN 16L(インテル)は7構成。
139,800円〜269,800円です - ブラックのRTX 5060 Ti(16GB)構成とパンダは同じGPU。
差額は20,000円で、CPUとメモリの作りが変わる - 内蔵グラフィックスモデルはPCI Express Gen4x16が空いた状態で届く。
あとからグラフィックスカードを足す道が残る - メモリはブラックがSO-DIMM2枚とも使用(増やすときは2枚差し替え)、パンダはDIMM1枚差しで1枚足せる
- 約155×337×308mm・約5.57〜5.82kgのミニタワー型です
この記事は、CPUの区分と電力の値は、Intel公式の製品仕様で確認しました。
GPUのビデオメモリとシステム電力要件は、NVIDIA公式サイトの値。
部屋の電気の計算は、東京電力エナジーパートナー公式とパナソニック公式の値を使っています。
CPUの性能は、同じCore i7-14650HXを搭載した当サイトのノートの実測記録を参考に載せています。
機種が違う前提での参考値です。
- OMEN 16L(インテル)とは:一人暮らしの部屋にもなじむゲーミングPC
- 一人暮らし・学生の部屋でも使いやすい消費電力
- 【2026年】OMEN 16L 7構成のスペックと価格の早見表
- 7構成の選び方:GPUの段とブラック・パンダの分かれ道
- ブラック6構成のCPUはノート向けのCore i7-14650HX
- パフォーマンスエクストラ v2(パンダ)はデスクトップ向けCPUで、メモリの作りも違う
- CPU内蔵グラフィックスモデル:あとからグラフィックスカードを足す道
- OMEN 16Lのサイズと重さ・冷却・電源
- メモリ増設とSSD増設
- ポート/インターフェースと映像出力
- 価格とセールの見方
- 購入前に気をつけたい点
- OMEN 16Lがおすすめの人/35Lも比べたい人
- まとめ
- よくある質問
OMEN 16L(インテル)とは:一人暮らしの部屋にもなじむゲーミングPC
HPの個人向けゲーミングデスクトップは、2026年10月時点で5つの製品に分かれます。
HyperX OMEN MAX 45L、OMEN MAX 45L、HyperX OMEN 35L、OMEN 35L Stealth Edition、そしてOMEN 16L(インテル)です。
OMEN 16L(インテル)は、掲載製品のなかでいちばん価格が低いモデルです。

黒一色のシンプルなサイドパネル

一人暮らし・学生の部屋でも使いやすい消費電力

ゲーム中にケトルでお湯を沸かしたらブレーカーが落ちた、という話は一人暮らしの部屋でよく聞く心配です。
学生や一人暮らしの人がゲーミングデスクトップを選ぶときは、部屋の電気の容量も気になります。
コンセント1つに流せるのは15Aまでが一般的です。
100Vの場合、1500Wまでという計算になります(パナソニック公式)。
一般的なブレーカー(1つの回路)は20Aで、2000Wまで使える計算です。
電気機器のアンペア数は、100Wでおよそ1Aと考えられます(東京電力エナジーパートナー公式)。
最大消費電力は、OMEN 16L(インテル)が500Wです。
OMEN 35L(AMD)とStealth Editionの仕様書では、850Wか1000Wです。
16Lのほうが、ほかの家電と同時に使うときの余裕が大きくなります。
東京電力エナジーパートナー公式の目安と、パナソニック公式の電気ケトルの値を使って、計算の例を見てみます。
| 同時に使うもの | 16L (最大500W・5A) | 35L系 (最大1000Wの構成・10A) | 1つの回路の上限20A(2000W) |
| PC+電子レンジ(15A) | 20A | 25A | 16Lは上限ちょうど・ 35L系は超える |
| PC+ドライヤー(12A) | 17A | 22A | 16Lは収まる・ 35L系は超える |
| PC+電気ケトル (パナソニックNC-KT082・約12A) | 17A | 22A | 16Lは収まる・ 35L系は超える |
| PC+IHジャー炊飯器(13A) | 18A | 23A | 16Lは収まる・ 35L系は超える |

OMEN 16Lと電子レンジを同じ回路で同時に使うと20Aちょうどで、余裕がありません。
冷蔵庫や照明を同時に使うと、契約アンペアを超えることがあります。
16Lでも万能ではなく、組み合わせ次第で上限に近づきます。
- PCと電気ケトルを同じコンセントやテーブルタップにつなぐと、コンセント1つの上限1500Wを超えます。
壁の別のコンセントに分けておくと安心です - PCの値はHPが示す最大時の値で、理論上の最大値。
ゲーム中の実際の消費電力は、当サイトでは測っていません - 部屋全体の契約アンペアを超えると、どの回路を使っていてもブレーカーが落ちます。
電気ケトル(約12A)と電子レンジ(15A)を同時に使うだけで27Aになり、契約が20Aの部屋なら超えます
契約アンペアの確かめ方
部屋の契約アンペアは、分電盤にあるアンペアブレーカーの色と数字で確認できます。
黄が20A、緑が30Aです(東京電力エナジーパートナー公式)。
アンペアブレーカーが付いていない場合もあります。
電気ご使用量のお知らせ(検針票)にも契約アンペアが記載されています。
東京電力エナジーパートナーの場合、集合住宅では契約アンペアの変更に承諾が必要な場合があります。
承諾を得る相手は、アパートやマンションなどの所有者や管理人です。
ほかの電力会社では条件が違うことがあります。
OMEN 16L(インテル)の年間の消費電力量は、ブラック6構成のCPUの節で紹介しています。
【2026年】OMEN 16L 7構成のスペックと価格の早見表
7構成を1枚の表にまとめます。
変わるのはCPU、GPU、メモリの枚数、SSD容量の4か所です。
電源、冷却の基本、OS、保証は共通です。
| 型番 | 構成名 | 色 | CPU | GPU(ビデオメモリ) | メモリ | SSD | 価格(10月20日) |
TG03-1005jp![]() | CPU内蔵グラフィックスモデル | ブラック | Core i7-14650HX | Intel UHD Graphics 770 (内蔵) | 16GB(8GB×2) | 512GB | 139,800円 |
TG03-1002jp![]() | ヴェロシティ コアモデル | ブラック | Core i7-14650HX | GeForce RTX 3050 (8GB) | 16GB(8GB×2) | 512GB | 179,900円 |
TG03-1003jp![]() | ヴェロシティ モデル | ブラック | Core i7-14650HX | GeForce RTX 5050 (8GB※) | 16GB(8GB×2) | 512GB | 194,800円 |
TG03-1004jp![]() | ヴェロシティ プラスモデル | ブラック | Core i7-14650HX | GeForce RTX 5060 Ti (8GB) | 16GB(8GB×2) | 1TB | 229,800円 |
TG03-1001jp![]() | ヴェロシティ エクストラモデル | ブラック | Core i7-14650HX | Radeon RX 9060 XT (16GB) | 16GB(8GB×2) | 1TB | 229,800円 |
TG03-1000jp![]() | ヴェロシティ プラスモデルv2 | ブラック | Core i7-14650HX | GeForce RTX 5060 Ti (16GB) | 16GB(8GB×2) | 1TB | 249,800円 |
TG03-0028jp![]() | パフォーマンスエクストラモデルv2 | パンダ | Core Ultra 7 265F | GeForce RTX 5060 Ti (16GB) | 16GB(16GB×1) | 1TB | 269,800円 |
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7構成の選び方:GPUの段とブラック・パンダの分かれ道
GPUの選択肢は6種類あります。
内蔵グラフィックス→RTX 3050(8GB)→RTX 5050(8GB※)→RTX 5060 Ti(8GB)/Radeon RX 9060 XT(16GB)→RTX 5060 Ti(16GB)の順です。
RTX 5060 Ti(8GB)とRadeon RX 9060 XT(16GB)は、どちらも229,800円で並びます。
同価格の構成を比べるときは、ビデオメモリの容量が選ぶ基準になります。
同じ価格でビデオメモリが8GBと16GBに分かれます。
解像度やテクスチャ設定を上げて遊ぶなら、16GBのRadeon RX 9060 XTのほうが余裕を持てます。
色の違いは、GPUの段とは別の分かれ道です。
ブラック6構成はノート向けのCPUとSO-DIMMです。
パンダ1構成だけデスクトップ向けのCPUとDIMM、ガラスサイドパネルです。
同じRTX 5060 Ti(16GB)を積むブラックv2とパンダv2を比べると、差額は20,000円です。
差額による仕様の違いは、パンダの節の比較表で確認できます。
内蔵グラフィックスモデルは、GPUを積まない代わりにPCI Express Gen4x16が空いた状態で届きます。
あとからグラフィックスカードを足す道を残しておきたい人の入口です。
使いどころは、CPU内蔵グラフィックスモデルの節で詳しく解説します。
デスクトップで選ぶならRTX 5060 Ti(16GB)の2構成がおすすめ
デスクトップとして選ぶなら、当サイトのおすすめはRTX 5060 Ti(16GB)を積む2構成です。
ノート向けCPUで消費電力を抑え、メモリも2枚で届く形を選ぶなら、ヴェロシティ プラスモデルv2(TG03-1000jp・249,800円)。
CPUの力も重視するなら、デスクトップ向けCPUを積むパフォーマンスエクストラモデルv2(TG03-0028jp・269,800円)。
差額は20,000円です。
当サイトが各社の公式サイトで確かめた範囲では、他社メーカーで同じRTX 5060 Ti(16GB)を積む同じくらいの価格帯のデスクトップは、メモリがDDR4-3200で、本体の奥行きは40cmを超えるものでした(2026年10月21日確認)。
同じ価格帯で、DDR5メモリと1TBのSSDを小さなボディに収めているのがOMEN 16Lの強みです。
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ノートとデスクトップ、あなたはどちら?
内蔵グラフィックスやRTX 3050の構成は、同じHPのゲーミングノートとも価格が近くなります。
2026年10月21日時点では、RTX 3050を積むVictus 15(インテル)が136,800円からのキャンペーン価格です。
OMEN 16LのRTX 3050の構成(179,900円)より安く、内蔵グラフィックスモデル(139,800円)とほぼ同じ価格です。
ただしデスクトップは、モニター・キーボード・マウスを別に用意する必要があります。
その分も含めると、内蔵グラフィックスやRTX 3050の構成は、ノートのほうが手ごろに始められます。
どちらが合うかは、使い方で変わります。
ブラック6構成のCPUはノート向けのCore i7-14650HX
ブラック6構成のCPUについて、公式仕様と当サイトの別機種での記録を順に紹介します。
遊び方に合うCPUかどうかを判断する材料を解説します。
ノート向けCPUのメリット
ノート向けのCPUのメリットは、電力が小さいことです。
Core i7-14650HXの基本電力は55W、最大ターボ電力は157Wです。
パンダのCore Ultra 7 265F(65W・182W)より小さい値です。
電力が小さいぶん、500Wの電源と92mmの空冷クーラーで足り、OMEN 35Lの半分ほどのボディに収まっています。
OMEN 35L(AMD)とStealth Editionの仕様書では、電源は850Wまたは1000Wです。
年間の消費電力量は48.4kWh/年です。
OMEN 35L(AMD)とStealth Editionの仕様書にある値は117.1〜178.4kWh/年です。
省エネ法の区分が16区分と18区分で違うため、同じ条件の比較ではありません。
電気代の円換算はしていません。

Intelの区分はノート向けの「Mobile」
Core i7-14650HXは、Intel公式の製品仕様でVertical Segmentが「Mobile」です。
ノートPC向けという区分です。
チップセットのIntel HM770も、Intel公式の区分は「Mobile」です。
メモリはノートPCと同じ形のSO-DIMMです。
CPUのパッケージは、基板にはんだ付けされる形のFCBGA1964です。
パンダのCore Ultra 7 265Fとの比較表
| 項目 | Core i7-14650HX(ブラック6構成) | Core Ultra 7 265F(パンダ) |
| Intelの区分 | Mobile(ノート向け) | Desktop(デスクトップ向け) |
| 世代 | 第14世代(Raptor Lake・2024年Q1) | Core Ultraシリーズ2(Arrow Lake・2025年Q1) |
| コア/スレッド | 16コア(P8+E8)/24スレッド | 20コア(P8+E12)/20スレッド |
| 基本電力/最大ターボ電力 | 55W/157W | 65W/182W |
| 対応メモリ(最大速度) | DDR5-5600 | DDR5-6400 |
| PCIeレーン(最大) | 20レーン | 24レーン |
| パッケージ | FCBGA1964(はんだ付け) | FCLGA1851(ソケット) |
| 内蔵GPU | あり(UHD Graphics) | なし |

電源500WとNVIDIAの目安
HPはOMEN 16L(インテル)の全構成を、500W電源で販売しています。
一方、NVIDIA公式が示すシステム電力要件は、RTX 5060 Tiで600W、RTX 5050で550Wです。
システム電力要件は、消費電力の大きいデスクトップ向けCPUを積んだPCが基準の目安です。
NVIDIAの値は一般的な目安で、HPがOMEN 16Lに組み合わせた構成を基準にした値ではありません。
HPは、デスクトップ向けCPUを積むパンダ(Core Ultra 7 265F)も同じ500W電源で販売しています。
内蔵グラフィックスモデルにあとからカードを足すときの目安は、CPU内蔵グラフィックスモデルの節で解説します。
当サイトが同じCPUを計測した記録

当サイトは、Core i7-14650HXそのものをノートPCで実測しています。
HyperX OMEN 16(インテル)のレビューです。
3DMark Time Spyは14,048、Steel Nomadのストレステストは安定度98.3%でした。
Arc Raidersは2560×1600で、実レンダリング平均86.3fps。
Pragmataは1920×1080で、実レンダリング平均66.5fps。
Arc Raidersは引っかかりを感じず、Pragmataもカクつきを感じずに遊べた記録が残っています。
2本のゲーム中のCPU温度は77〜81℃でした。
このノートはGPUがRTX 5070 Laptopで、冷却の作りもOMEN 16L(インテル)とは別です。
OMEN 16Lの性能としては使えず、同じCPUを当サイトで計測した記録として紹介しています。
当サイトの別機種の体験
当サイトには、ノート向けのCPUを積んだタワー型ゲーミングデスクトップの体験も残っています。
Lenovoのタワー型、LOQ Tower 26ADR10です。
CPUはAMD Ryzen 7 8745HX、GPUはRTX 5060(デスクトップ版)でした。
3DMark Time Spyは13,217(CPUスコア10,611)。
Battlefield 6でCPU負荷が高い場面になると、カクつきが目立ちました。
比べたのは、同じRTX 5060を積んだノートのLOQ 15AHP10です。
LOQ 15AHP10では、Battlefield 6でCPU側のボトルネックを感じませんでした。
原因はメモリの枚数でも説明がつかず、特定できていません。
LOQ Tower 26ADR10のCPUはAMD製です。
OMEN 16L(インテル)が積むCore i7-14650HXとは、メーカーも型番も別物です。
この体験は参考記録であって、OMEN 16Lで同じことが起きるという意味ではありません。
≫LOQ Tower 26ADR10 のレビュー動画を見る(YouTube)
遊ぶゲームで選ぶなら(当サイトの考え)
グラフィックの重さが中心のゲームをフルHDで楽しむなら、ブラック6構成で十分なことが多いと考えられます。
大人数の対戦FPSを高いfpsでなめらかに遊びたいなら、パンダやOMEN 35Lも一緒に比べてみるのがおすすめです。
どちらもデスクトップ向けのCPUを積んでいます。
Core i7-14650HXでBattlefield 6のような対戦FPSを試した記録は、当サイトにまだありません。
そのため、OMEN 16Lで対戦FPSがカクつくかどうかは、この記事では決めつけていません。
パフォーマンスエクストラ v2(パンダ)はデスクトップ向けCPUで、メモリの作りも違う
同じRTX 5060 Ti(16GB)を積む2構成を並べます。
ブラックのヴェロシティ プラスモデルv2と、パンダのパフォーマンスエクストラモデルv2です。
差額は20,000円です。
| 項目 | ヴェロシティ プラスモデルv2(ブラック) | パフォーマンスエクストラモデルv2(パンダ) |
| 型番 | TG03-1000jp![]() | TG03-0028jp![]() |
| 価格(10月20日) | 249,800円 | 269,800円 |
| CPU | Core i7-14650HX(Mobile) | Core Ultra 7 265F(Desktop) |
| チップセット | Intel HM770 | Intel B860 |
| 冷却 | 3ヒートパイプ空冷92mm | 2ヒートパイプ空冷92mm(RGB) |
| カラー/側面 | ジェットブラック・ 黒一色のシンプルな側面 | パンダ (セラミックホワイト/ ジェットブラック)・ ガラスサイドパネル |
| メモリ | 16GB(8GB×2)SO-DIMM・最大64GB・空き0 | 16GB(16GB×1)DIMM・最大32GB・空き1 |
| GPU(ビデオメモリ) | GeForce RTX 5060 Ti(16GB) | GeForce RTX 5060 Ti(16GB) |
| 映像出力 | HDMI 2.1b×1、DisplayPort 2.1a×3 | HDMI 2.1b×1、DisplayPort 2.1b×3 |
| 有線LAN | 1Gbps | 2.5Gbps |
| 質量 | 約5.57kg | 約5.82kg |
20,000円で変わるのは、CPUの性格とメモリの作りです。
パンダはデスクトップ向けのCore Ultra 7 265Fとガラスサイドパネル、2.5Gbpsの有線LANを備えます。
メモリはDIMMで、1枚足して32GBにできる空きが残っています。
ブラックはSO-DIMM2枚とも使用した状態で届き、増やすときは2枚とも差し替える形です。
CPU内蔵グラフィックスモデル:あとからグラフィックスカードを足す道
CPU内蔵グラフィックスモデル(TG03-1005jp・139,800円)は、GPUを積まない構成です。
グラフィックスカード用のPCI Express Gen4x16が空いた状態で届きます。
電源は他の構成と同じ500W、80PLUS Platinumです。
HPの仕様書には、注記として次の記載があります。
「カード面の冷却版、ファン、コンデンサー等の突起物が本体内部のケーブル、パネル等と干渉する等の理由で装着できない場合があります」。
グラフィックスカードを足す作業は、自己責任での増設になります。
対応するカードの具体的な型番は、HPの公式情報に記載がないため、この記事では案内していません。
カードを選ぶときは、NVIDIAが公式に示す総グラフィックスパワーとシステム電力要件も確かめておくと安心です。
RTX 5050は総グラフィックスパワー130W・システム電力要件550W。
RTX 5060 Tiは180W・600Wです。
NVIDIAのシステム電力要件は、デスクトップ向けの高性能CPUを積んだPCが基準の目安です。
OMEN 16Lの500W電源をそのまま基準にした値ではありません。
ひとつの目安になるのは、HPが同じ500W電源で出荷しているカードです。
HPがOMEN 16Lに組み合わせているカードの消費電力は、RTX 5060 Tiが総グラフィックスパワー180W、Radeon RX 9060 XT(16GB)が標準ボード電力160Wです。
足すカードの消費電力がこの範囲なら、HPが出荷している構成と同じくらいに収まります。
AMDはRadeon RX 9060 XT(16GB)の推奨電源を450W以上としていて、OMEN 16Lの500W電源はこれを上回ります(AMD公式・2026年10月21日確認)。
カードの長さの上限と補助電源のコネクタは仕様書に記載がないため、買う前にHPに確かめておくと安心です。
OMEN 16Lのサイズと重さ・冷却・電源
置きやすさを左右するのは、本体のサイズと重さです。
OMEN 16L(インテル)は、HPの個人向けゲーミングデスクトップ5製品のなかで最も小型です。
本体サイズは縦置きで約155×337×308mm、質量は約5.57kg(ブラック)または約5.82kg(パンダ)です。
OMEN 35L系は約210×408×410mm・約14.5kgです。
横幅と奥行きがひとまわり小さく、重さは半分以下になります。
OMEN 35Lとの違いを詳しく比べたい場合は、OMEN 35Lシリーズの解説が参考になります。

サイズと電源を、OMEN 35L系と並べて比べます。
| 項目 | OMEN 16L(インテル) | OMEN 35L系 |
| 本体サイズ(縦置き) | 約155×337×308mm | 約210×408×410mm |
| 質量 | 約5.57kg(ブラック)/約5.82kg(パンダ) | 約14.5kg |
| CPUクーラー | 92mm空冷(3ヒートパイプまたは2ヒートパイプ) | 空冷または240mm水冷(構成による) |
| 電源 | 内蔵500W ATX・80PLUS Platinum | 600W〜1000W(構成による) |
| 消費電力(最大時) | 最大500W | 最大850Wまたは1000W(35L(AMD)・Stealth Edition) |
| 年間消費電力量 | 48.4kWh/年(16区分) | 117.1〜178.4kWh/年(18区分・35L(AMD)・Stealth Edition) |
約5.57kgは、2Lのペットボトル3本ほどの重さです。
片手でも持ち上げて、机の下へ移せる重さです。
約14.5kgのOMEN 35L系は、持ち上げるときに両手が必要になる重さです。

メモリ増設とSSD増設
ブラック6構成のメモリは、DDR5-5600のSO-DIMMが2スロットです。
DDR5-5600は、Core i7-14650HXが対応するいちばん速いメモリです。
このCPUは古い規格のDDR4-3200にも対応していますが、OMEN 16Lは最安の構成まで新しいDDR5で届きます。
メモリの速さの数字は、DDR4-3200の3200に対して5600です。
8GB×2の2枚で届くので、CPUの2チャネルを両方使える構成です。
そのぶん2つのスロットは埋まっていて、空きはありません。
最大は64GBです。
増やすときは、2枚とも差し替える形になります。
パンダ1構成は、DIMMが2スロットで、出荷時は16GB×1。
1枚のままだと、CPUの2チャネルのうち1つだけを使う形です。
スロットが1本空いているので、同じ規格のメモリを1枚足すと32GBになり、2チャネルを両方使えます。
メモリが値上がりしている今は、ほかのメーカーのゲーミングPCでも、メモリ1枚で届く構成を見かけます。
M.2スロットは、ブラック・パンダとも3本です。
ブラックは、HPの仕様書で3本のうち1本が空きと記載されています。
パンダはSSD用2本・WLAN用1本の割り振りで、1TBのSSDで届きます。
パンダの空きの本数は、仕様書に記載がありません。
ブラック6構成の仕様書には、M.2を含む拡張スロットについて次の注記があります。
「カード面の冷却版、ファン、コンデンサー等の突起物が本体内部のケーブル、パネル等と干渉する等の理由で装着できない場合があります」。
SSDやカードは、ものによっては取り付けられない場合があります。
増設は自己責任になるため、足す前に部品の大きさを確かめておくと安心です。

ポート/インターフェースと映像出力
ポートの位置は、ブラックとパンダで変わります。
ブラックは前面と背面、パンダは天面と背面にまとまっています。
| ブラック6構成・前面 | USB Type-C 10Gbps×1、USB Type-A 5Gbps×3 |
| ブラック6構成・背面 | USB 2.0 Type-A×4、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、RJ-45×1 |
| ブラック6構成・天面 | ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
| パンダ・天面 | USB Type-C 10Gbps×1、USB Type-C 5Gbps×1、USB Type-A 10Gbps×2、USB Type-A 5Gbps×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボ×1 |
| パンダ・背面 | USB 2.0 Type-A×4、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、RJ-45×1 |
| 有線LAN | ブラック1Gbps/パンダ2.5Gbps |
| 無線 | Wi-Fi 6E(2×2)、Bluetooth 5.3 |
映像出力はGPUごとに違います。
内蔵グラフィックスモデルだけHDMI×1。
グラフィックス搭載の構成は、HDMIとDisplayPortの組み合わせです。
Radeon RX 9060 XT(16GB)だけDisplayPortが×2です。
ほかのグラフィックス搭載構成はDisplayPort×3です。
| GPU(ビデオメモリ) | 映像出力 |
| Intel UHD Graphics 770(内蔵) | HDMI×1 |
| GeForce RTX 3050(8GB) | HDMI2.1×1、DisplayPort1.4a×3 |
| GeForce RTX 5050(8GB※) | HDMI2.1b×1、DisplayPort2.1a×3 |
| GeForce RTX 5060 Ti(8GB) | HDMI2.1b×1、DisplayPort2.1a×3 |
| Radeon RX 9060 XT(16GB) | HDMI2.1b×1、DisplayPort2.1a×2 |
| GeForce RTX 5060 Ti(16GB・ブラック) | HDMI2.1b×1、DisplayPort2.1a×3 |
| GeForce RTX 5060 Ti(16GB・パンダ) | HDMI2.1b×1、DisplayPort2.1b×3 |
価格とセールの見方
2026年10月20日の時点で、7構成はキャンペーン価格の139,800円から269,800円です。
同じページに並ぶ標準モデルの価格カードは189,800円から349,800円です。
キャンペーンのカードのほうが安くなっています。
注文するときは、構成名が同じでもカードの価格を見比べておくと安心です。
HP直販では、当サイト限定の個人向け7%OFFクーポンも使えます。
クーポンの条件は132,000円以上の個人向けPCで、OMEN 16L(インテル)は7構成すべてが当てはまります。
使い方はクーポンページにまとめています。
HP全体のセールの動きはHPセールガイドで追いかけています。
他社のゲーミングデスクトップも比べたい場合は、ゲーミングPCセールガイドが参考になります。
当サイト限定 個人向け7%OFFクーポン
メモリの値上がりと買う時期
2026年はメモリの値上がりが続いていて、ゲーミングPCはどのメーカーも似た構成と価格帯に並んでいます。
値上がりがいつ落ち着くかは、見方が分かれています。
しばらく続くという声もあれば、新しい技術が出て落ち着くという声もあります。
部品を作るメーカーでも業界全体の先行きまでは見通せないため、はっきりした時期は誰にも言えないと考えられます。
お値打ちさだけで見れば、今がいちばん安い時期とは限りません。
一方で、待てば下がるという保証もありません。
遊びたいゲームがあって今すぐ部屋で使いたいなら、今の価格とクーポンで買うのも十分に納得できる選び方です。
急がない人は、セールの値動きを見ながら待つ方法もあります。
購入前に気をつけたい点
- モニター・キーボード・マウス・スピーカーは別に用意します。付属品は電源コードなどです
- メモリを増やす方法はブラックとパンダで違います。ブラックは2枚とも差し替え、パンダは1枚を足すだけです
- 有線LANはブラックが1Gbps、パンダが2.5Gbpsです。オンライン対戦で有線を使う人は確認しておくと安心です
- 騒音値はHPの仕様書に記載がなく、当サイトでも実機の音は確かめていません。音に敏感な人は、置き場所を机の上から少し離しておくと安心です
- 保証は1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証)です
- OSはWindows 11 Home。Officeは「なし」か追加のオプションから選びます
OMEN 16Lがおすすめの人/35Lも比べたい人
OMEN 16L(インテル)がおすすめの人
- 置き場所が限られている人:約155×337×308mm・約5.57kgは、OMEN 35L系の半分ほどの大きさです
- 一人暮らしや学生の部屋で、電子レンジや電気ケトルと一緒に使いやすいゲーミングPCを探している人:最大消費電力は500Wです
- フルHDでGPU負荷中心のゲームを遊ぶ人:RTX 3050からRTX 5060 Ti(16GB)まで5種類のグラフィックス搭載モデルから選べます
- あとからグラフィックスカードを足す道を残したい人:内蔵グラフィックスモデルはGen4x16が空いた状態で届きます
- ビデオメモリで選びたい人:229,800円でRTX 5060 Ti(8GB)とRadeon RX 9060 XT(16GB)が並びます
OMEN 35Lも比べたい人
- CPU負荷の高い対戦FPSを高いfpsで遊びたい人:デスクトップ向けCPUを積む構成が多いOMEN 35Lシリーズも候補になります
- RTX 5070以上のGPUがほしい人:OMEN 16L(インテル)の上限はRTX 5060 Ti(16GB)です。上の価格帯はOMEN 35Lシリーズの解説で比べています(HyperX OMEN 35L・Stealth Edition)
- 大容量メモリで動画編集やローカルAIも回したい人:OMEN 16L(インテル)は全構成16GBで届きます。届いた時点で32GB以上がほしいなら、OMEN 35Lシリーズも比べるのがおすすめです
- Radeon版をもっと細かく選びたい人:HyperX OMEN 35Lの解説にもRX 9060 XT・RX 9070 XTの構成があります
- Windows 11 Proや黒一色のボディがいい人:OMEN 35L Stealth Editionの解説が候補になります
GPUの選び方そのものに迷っている場合は、ゲーミングPCのGPUの選び方も参考になります。
RTX 50シリーズ全体の解説はRTX 50シリーズの解説記事にまとめています。
メモリの容量で迷う場合は16GBと32GBの選び方も参考になります。
まとめ
OMEN 16L(インテル)は7構成、139,800円から269,800円です。
GPUは内蔵グラフィックスからRTX 5060 Ti(16GB)まで6種類あります。
色は2種類です。
ブラック6構成がノート向けのCPUとSO-DIMM、パンダ1構成がデスクトップ向けのCPUとガラスサイドパネルです。
フルHDでゲームを始めるなら、ブラックのグラフィックス搭載構成から選べます。
ビデオメモリで選ぶなら、RTX 5060 Ti(8GB)かRadeon RX 9060 XT(16GB)が候補です。
あとからカードを足す前提なら、内蔵グラフィックスモデルが候補になります。
デスクトップ向けのCPUとガラスサイドパネルがほしい人には、パンダがおすすめです。
最大消費電力は500Wで、OMEN 35L(AMD)・Stealth Editionの850W/1000Wより小さい値です。
一人暮らしや学生の部屋で、ほかの家電と一緒に使いやすいのもOMEN 16L(インテル)の持ち味です。
部屋の電気の詳しい計算は一人暮らし・学生の部屋でも使いやすい消費電力の節にまとめました。
実機を借りられたら、同じURLに実測を追記する予定です。
よくある質問
一人暮らしの部屋でも使えますか?
OMEN 16L(インテル)は最大消費電力500Wです。
同時に使う家電の電流(アンペア)を見積もっておくと安心です。
電子レンジ(15A)と同じ回路で使うと20Aちょうどになり、冷蔵庫や照明を足すと契約アンペアを超えることがあります。
PCと電子レンジ・電気ケトルなどの家電は、壁の別のコンセントに分けておくのがおすすめです。
Core i7-14650HXはノート向けのCPUですか?
Intel公式の製品仕様で、Vertical Segmentが「Mobile」と記載されています。
ノートPC向けの区分です。
パンダ1構成が積むCore Ultra 7 265Fは「Desktop」区分です。
区分が違うだけで、ゲームでの優劣が決まるわけではありません。
OMEN 16L(インテル)のサイズは?
縦置きで約155×337×308mm、質量は約5.57kg(ブラック)または約5.82kg(パンダ)です。
OMEN 35L系の約210×408×410mm・約14.5kgより一回り小さく、重さは半分以下です。
SSDは増設できますか?
M.2スロットは3本あり、ブラック6構成はHPの仕様書で1本が空きと記載されています。
パンダ1構成はSSD用2本・WLAN用1本の割り振りで、空きの本数は仕様書に記載がありません。
対応するパーツの型番はHPの仕様書に記載がなく、この記事では案内していません。
メモリは32GBにできますか?
パンダ1構成(TG03-0028jp)は、16GB×1で届き、スロットが1本空いています。
同じ規格のメモリを1枚足すと32GBになります。
ブラック6構成はSO-DIMM2枚とも使用した状態で届くため、増やすときは2枚とも差し替える必要があります。
RTX 5060 Ti(8GB)とRadeon RX 9060 XT(16GB)はどちらを選べばいいですか?
どちらも229,800円です。
ビデオメモリはRTX 5060 Tiが8GB、Radeon RX 9060 XTが16GBです。
解像度を上げたゲームやテクスチャ設定を上げる遊び方では、16GBのほうが余裕を持てます。
当サイトはOMEN 16L(インテル)のフレームレートを計測していないため、どちらが何fps出るかは案内していません。
CPU内蔵グラフィックスモデルでゲームはできますか?
Intel UHD Graphics 770は、CPUに内蔵されたグラフィックスです。
当サイトはこの構成のゲーム性能を計測しておらず、動くゲームは案内していません。
ゲームが目的なら、RTX 3050以上を積む構成か、あとからグラフィックスカードを足す道があります。
対応するカードの型番は、HPの公式情報に記載がありません。
AMD版との関係は?
この記事はインテル版のOMEN 16Lを扱っています。
2026年10月時点で、日本HPの個人向け現行一覧にあるのはインテル版です。
AMD版の仕様は、この記事では扱っていません。

