GPUは、Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット)の略称。コンピュータゲームなどで使用されている、画像処理に特化したプロセッサ。
GPUができること
「FPSゲーム」などのシューティングゲームをよりリアルに体感するには、高さや影といった3次元の計算し、ディスプレイに表現しなければならないので、性能のよいGPUが必要。
Illustrator、Photoshop、Premiere Proといたグラフィック制作、動画の編集作業にも必要。また、CADなど建築系を始めハード関連のアプリも従来2次元で表現してきたものも、2次元+3次元への表現も追加してしているので、更に必要な要素となっている。
GPUを使用すると、GPUが計算をするための場所“メモリ”が必要なため、メモリの必要容量にも影響します。
GPUの種類
GPUの中には、CPUの中に内臓されているものと、GPU単体、CPUと統合されているGPUといった3つの種類があります。
CPUの中に内臓されているものは、GPU設置のスペースが必要でないため、パソコンの装置が小さくなるため、ノートパソコンや小型化されたパソコンに利用されます。
CPU内臓のパソコンは、簡単なゲームや簡単な画像処理はできますが、3次元ゲームや大きな動画編集はできません。
一方、GPU単体で設置するパソコンは、GPUを設置するスペース、空冷装置(3次元の演算処理はコンピューターに負荷をかけ、熱を発するのを冷ますファン)が必要で、パソコン自体が大きくなります。
3次元の演算処理をビジュアルとして出力するため、性能のよいチップになるので、価格も高価になります。特に、2021年急激に価格が高騰しています。
CPUと統合さてれいるGPUはmacOS専用のものです。GPUが処理をする場所であるメモリGPU専用に容量を用意する必要がなく、同じメモリの中で処理を行うため、処理速度を速め、消費電力を抑えています。
GPUの性能
GPUの性能は、“PASSMARK SOFTWARE” で調べることができます。
“PASSMARK SOFTWARE” のサイトはこちらです。
ゲーム用のパソコンのGPUの性能のレベルを調べるの“PASSMARK SOFTWARE” でできますが、使いたいアプリで必要とする性能は、各アプリの“システム要件”を確認したほうがよいでしょう。
このシステム要件を満たさないスペックですと、プログラムや操作に支障をきたすことがあります。
Adobe Illustrator
例えばAdobeのIllustratorを使いたい場合は、下記のサイト情報のシステム要件を備えたパソコンを用意する必要があります。

AdobeのIllustrator のシステム要件の詳しい内容はこちらです。
Adobe Photoshop

AdobeのIllustrator のシステム要件の詳しい内容は、こちらです。
Adobe Premiere Pro
AdobeのPremiere Proのシステム要件の詳しい内容は、こちらです。
Fortnite(フォートナイト)
Fortnite(フォートナイト)のシステム要件の詳しい内容は、こちらです。
AUTO CAD
AUTO CADは、使うバージョンによって、システム要件が変わります。
以下は2022年バージョンのシステム要件です。GPUは、ディスプレイカードの項目に記載されています。

AUTO CADのシステム要件の詳しい内容は、こちらです。
システム要件の確認の注意点
システム要件は、バージョンやバージョンアップごとに変わっていきます。
最初にアプリを入れ、起動できたとしても、ある日突然、不具合が起こることはよくあることです。
上手く起動しない時は、バージョンをシステム要件を確認したほうがよいでしょう。
パソコンの他のスペックについてはこちら↓の記事にまとめています。