Lenovo Legion 5i Gen 11(15.3型Intel)レビュー|RTX 5050と2.5K有機ELを実機検証【2026年】
【PR】【機材貸出提供:レノボ・ジャパン合同会社】
ゲーミングノートを選ぶとき、画面のきれいさと性能を両方求めると予算がすぐに膨らみます。
性能を上げればキーボード面が熱くなりやすくなり、仕事の場に持ち出しにくい見た目になることも多いです。
2.5Kの有機ELで今のゲームを遊びたいけれど、手が熱くなるノートは避けたい。
そんな悩みに答えるのが、今回レビューするLenovo Legion 5i Gen 11(15.3型Intel)です。
レビュー機はCore Ultra 7 356H、GeForce RTX 5050 Laptop GPU、メモリ16GB、SSD512GBの組み合わせです。
3DMark Time Spyは10,669、同じハードウェアの平均9,131より約17%高いスコアでした。
Steel Nomadのストレステスト(20ループ)は安定度99.1%で合格しました。
キーボード面は、2年前のゲーミングノートのように触れないほど熱くなることはなく、よく冷えている印象でした。
このレビューでは、実測ベンチマーク、2.5K有機ELの測定結果、同じCore Ultra 7 356Hを積む当サイトの実測機との比較、4本のゲームで読み取ったfpsまで、良い点も気になる点も隠さずお伝えします。
- RTX 5050(115W)構成で3DMark Time Spy 10,669(同ハードの平均9,131より約17%高い)。ストレステストは99.1%で合格
- 15.3型2.5K有機EL・165Hz。当サイト実測でDCI-P3 100%・約502cd/m²・画面の場所による色のずれ(ΔE)0.0〜2.0
- 317,005円から(2026年10月22日時点)。メモリ16GB(1枚)・SSD512GB
- おすすめは2.5K有機ELでゲームも動画も楽しみたい人、キーボード面の熱が気になる人。重いゲームを高設定で遊びたい人はRTX 5060構成を検討
この記事の評価の根拠は、当サイトで計測したベンチマークの結果と実機使用時の印象です。
実機はレノボ・ジャパンからお借りしました。
構成はCore Ultra 7 356H/GeForce RTX 5050 Laptop GPU 8GB/メモリ16GB(1枚・SODIMM)/SSD512GBです。
ベンチマークの計測日は2026年10月22日〜23日、電源はACアダプター接続・パフォーマンスモード。
ゲームのfpsはプレイ中の録画に映ったSteamオーバーレイの瞬間値を15〜30秒おきに読み取った平均で、録画しながら測った値です。
スペックとカスタマイズ画面の価格はレノボ・ジャパン公式サイトの2026年10月22日〜23日時点の情報で、実測値は使用環境により変わります。
製品概要・基本スペック一覧
Legion 5i Gen 11は、レノボのゲーミングノートLegionシリーズの15.3型Intelモデル。
陽極酸化サンドブラストのボディに2.5K有機ELパネルを収め、CPUにインテルのCore Ultra 7 356H、GPUにGeForce RTX 50シリーズを組み合わせています。
レビュー機の仕様と公式サイトのカスタマイズ項目を、次の表にまとめました。

| 項目 | 内容 |
| 価格 | 317,005円から (税込・2026年10月22日時点・優先生産モデル=レビュー機と同じ構成) 同じ構成の「RTX 5050」モデルは319,304円 |
| レビュー機 | Core Ultra 7 356H/RTX 5050 Laptop GPU 8GB/ メモリ16GB(1枚)/SSD512GB |
| CPU | インテル Core Ultra 7 356H(4P+8E+4LP・16スレッド) 選択肢:Core Ultra 9 386H(+31,800円) |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU (8GB・最大グラフィックスパワー115W・当サイト確認) 選択肢:RTX 5060 (8GB・+13,400円) |
| 内蔵GPU | Intel(R) Graphics |
| メモリ | 16GB DDR5-5600 SODIMM・1枚(シングルチャネル) 選択肢:32GB(2×16GB・デュアルチャネル・+49,200円) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe Gen4・TLC) 選択肢:1TB TLC(+16,400円) |
| ディスプレイ | 15.3型WQXGA(2560×1600)有機EL・光沢・165Hz DCI-P3 100%・500nit・HDR 1000 True Black・タッチ非対応 |
| インターフェース | Thunderbolt 4(Type-C・PD・DP Alt Mode) USB 10Gbps Type-C(PD・DP Alt Mode) USB 10Gbps Type-A×2(1つはAlways On) USB 5Gbps Type-A、RJ-45(有線LAN)、HDMI マイク・ヘッドホンコンボジャック、 プライバシーシャッター(電子式)スイッチ |
| 通信 | Wi-Fi 6(標準) 選択肢:Wi-Fi 7(2×2 160MHz・+500円) |
| カメラ | 500万画素カメラ+IRカメラ+マイク |
| キーボード | 1-Zone RGBバックライト・日本語配列 |
| 冷却 | Legion Coldfront: Hyper (Falconファン・3D銅製ヒートパイプ・ハイパーチャンバー) |
| バッテリー | 80Wh(4セル) |
| 実測バッテリー | 約9時間14分(当サイト計測・動画再生・省電力・明るさ60%・100%から3%まで) |
| 電源アダプター | 245W |
| サイズ | 約344×244.5×18.95〜19.95mm |
| 質量 | 約1.87kg(最小構成) レビュー機の実測:1,914g |
| カラー | エクリプスブラック |
| OS | Windows 11 Home |
| 保証 | 1年間 Legion Ultimate Support(一覧ページの表記) カスタマイズ画面の標準保証欄は「1年間 引き取り修理」と表示され、 公式内で表記が分かれています |
| 公式サイト | レノボ公式サイトで詳細を見る |
LegionとLOQの中での位置づけ

レノボのゲーミングノートは、大きく3つの段に分かれます。
・LOQ:購入費用を抑えたエントリークラス
・Legion 5:ミドルレンジ
・Legion 7/Legion Pro:ゲームを本格的に突き詰めたい人向けのハイエンド
最近のLOQは、性能でLegion 5に近づいています。
当サイトの実測でも、RTX 5060を積んだLOQ 15IPH11のTime Spyは12,560、同じRTX 5060のLegion 5a Gen 11は12,163で、ほぼ同じ水準でした。
| 項目 | Legion 5i Gen 11(本機) | LOQ 15IPH11 |
| 画面 | 15.3型 有機EL・2560×1600・DCI-P3 100%・HDR True Black 1000(全構成) | 15.3型 IPS液晶・165Hz |
| 厚さ | 18.95〜19.95mm | 20.9〜23.25mm |
| 重さ | 約1.87kg〜 | 約2.1kg |
| 表面処理 | 陽極酸化サンドブラスト | — |
| キーボード照明 | 1ゾーンRGB | 1ゾーンまたは24ゾーンRGB |
| 冷却 | Legion Coldfront: Hyper | Hyperchamber Cooling |
キーボードのRGBライティングは、LOQにも備わっています。
Legion 5の違いが出るのは、厚さ約19mm・約1.87kgからの薄く軽いボディ、全構成に載る2.5Kの有機EL、陽極酸化サンドブラストの手ざわりです。
ゲーミングデバイスを手にしたときのワクワク感は、Legion 5のほうが一段上だと当サイトは考えています。
一方で、Legion 7とLegion Proは価格が大きく上がります(10月12日時点でLegion 7i Gen 10は443,565円から)。
今年、手の届く価格でハイクオリティなゲーミングノートを選ぶなら、Legion 5がその答えです。
レノボの各ゲーミングノートを比較した記事へは、次のボタンから進めます。
Legion 5a Gen 11との違い
Legion 5i Gen 11と最も近いのは、同じ世代のLegion 5a Gen 11です。
製品名の「i」はIntel搭載機、「a」はAMD搭載機の目印で、2機種は本体の大きさ・重さと画面の仕様が同じです。
違いはCPUとGPUの選択肢、一部のインターフェース、標準の無線LANです。
レビュー機のGPUが違うため、Time SpyやCINEBENCHの数字をそのまま「5iと5aどちらが速いか」の比較には使えません。
スコアは、各レビュー機の構成に対する結果として読むのが適切です。
| 項目 | Legion 5i Gen 11(本機) | Legion 5a Gen 11 |
| CPU | Core Ultra 7 356H | Ryzen AI 7 450 |
| GPU(レビュー機) | RTX 5050 (8GB)・115W | RTX 5060 (8GB)・115W |
| 3DMark Time Spy | 10,669 | 12,163 |
| CINEBENCH R23マルチ | 19,801 | 17,880 |
| Type-C | Thunderbolt 4×1+USB 10Gbps×1(右側) | USB4 40Gbps×2(左側) |
| Type-A | 10Gbps×2(背面)+5Gbps×1 | 5Gbps×3 |
| 無線(標準) | Wi-Fi 6(Wi-Fi 7は+500円) | Wi-Fi 7 |
| 画面・大きさ・重さ・電池 | 同じ(15.3型有機EL・約1.87kg〜・80Wh) | 同じ |
GPUの違いを別にすれば、CINEBENCH R23マルチは本機の19,801がLegion 5a Gen 11の17,880を上回りました。
インターフェースはThunderbolt 4を含む本機と、USB4を2つ並べたLegion 5a Gen 11で性格が分かれます。
Thunderbolt 4対応のドックや外付けSSDを持っている人は、本機のThunderbolt 4ポートにそのままつなげます。
Legion 5i Gen 10との違い
前の世代のLegion 5i Gen 10は、Core i7-14700HXとRTX 5060を組み合わせたモデルで、当サイトの実測ではTime Spy 12,778でした。
現在は販売終了しています。
Gen 11(356H版)は画面が15.3型2.5Kの有機ELになり、CPUもインテルのパンサーレイク世代のH型に変わりました。
GPUの世代そのものはGen 10・Gen 11ともRTX 50シリーズで変わりません。
レビュー機のGPUはRTX 5050でGen 10のRTX 5060とは異なるため、Time Spyの数字を直接比べることはできません。
Gen 11でもRTX 5060を選ぶと、Gen 10のレビュー機に近いGPU構成です。
世代をまたいだ大きな変化は、画面が2.5Kの有機ELになったことです。
Legion 5i Gen 11の3つのポイント

ポイント①:15.3型2.5K有機ELディスプレイ
公称値はWQXGA(2560×1600)・165Hz・DCI-P3 100%・DisplayHDR True Black 1000です。
当サイトの測定でもDCI-P3は100%、明るさは約502cd/m²、画面の場所による色のずれ(ΔE)は0.0〜2.0に収まりました。
公称値に近い数字が実測でも出ています。
Windowsの表示設定では、可変リフレッシュレート60〜165Hz・10ビットの画面として認識されていました。
動きの速いゲームでも、165Hzまでの細かい書き換えで映像を追いやすい画面です。

ポイント②:よく冷えるボディ
RTX 5050を115Wで動かした構成で、3DMark Time Spyは10,669でした。
同じハードウェアの平均9,131より約17%高いスコアです。
ストレステストでは20回連続の負荷に対して99.1%の安定度で合格しました。
連続負荷に対する安定性を確認できた結果です。
キーボード面がよく冷えていることも、本機の持ち味です(体感と温度は発熱・静音性の節で解説します)。
ポイント③:陽極酸化サンドブラストのしっかりしたボディ
ボディの表面処理は陽極酸化サンドブラストで、手に取るとしっかりしていて高級感があります。
約1.87kg〜のエクリプスブラックのボディに、Thunderbolt 4・USB-C 10Gbps・USB-A 10Gbps×2と有線LANポートを備えています。
外部ディスプレイへの接続やデータ転送、有線ネットワークまで1台で対応できる構成です。

デザイン・外観レビュー
外装の質感はポイント③で書いたとおり、陽極酸化サンドブラストでしっかりとした手触りです。
色はエクリプスブラックの1色です。
黒一色のシックな見た目なので、仕事の場にも持ち込みやすいゲーミングノートです。





サイズは約344×244.5×18.95〜19.95mm、質量は約1.87kg〜(最小構成)で、レビュー機を当サイトで量ると1,914gでした。
15.3型のゲーミングノートで、外出先への持ち出しも想定できるサイズです。

詳細スペック紹介
メモリとストレージ
メモリは16GBのDDR5-5600・SODIMM1枚構成です。
タスクマネージャーの表示で使用されているスロットは1/2、シングルチャネルでの動作です。
空きスロットが1つ残っているため、自己責任での作業ですが、あとから1枚追加すればデュアルチャネルで使えます。
公式のカスタマイズでは32GB(2×16GB・デュアルチャネル・+49,200円)も選べます。
ストレージは512GBのPCIe Gen4 SSD(TLC)です。
当サイトの実測(CrystalDiskMark)ではシーケンシャル読込が6,986MB/sでした。
公式のカスタマイズでは1TB TLC(+16,400円)も選べます。
バッテリーと充電性能
容量は80Wh(4セル)で、公式サイトに駆動時間の記載はありません。
当サイトで動画を連続再生して測ると、満充電の100%から3%まで約9時間14分でした(省電力モード・画面の明るさ60%)。
ゲーミングノートでも、電源のない場所で動画を見たり作業したりする時間は十分にあります。
充電は245WのACアダプターで、ゲーミングノートらしい出力です。
キーボード・タッチパッド・操作性
キーボードは1-Zone RGBバックライト付きの日本語配列で、キーの色はボディと同じエクリプスブラックです。
パームレストの素材はPC/ABS樹脂と公式サイトに記載があります。
バックライトが付いているので、照明を落とした部屋でもキーの位置を見ながら遊べます。

カメラ・オーディオ
カメラは500万画素で、IRカメラとマイクも備えています。
左側面にはプライバシーシャッター(電子式)スイッチがあります。
オーディオの機能としてはNahimic by SteelSeriesとAcoustic AI Sound Syncが搭載されています。


ポート・通信
インターフェースは、本体右側にRJ-45(有線LAN)、Thunderbolt 4(Type-C・USB PD・DisplayPort Alt Mode対応)、USB 10Gbps Type-C(同条件)を並べ、背面にUSB 10Gbps Type-A×2(1つはAlways On)・HDMI・電源コネクターを配置しています。
左側にはプライバシーシャッタースイッチ、コンボジャック、USB 5Gbps Type-Aがあります。
有線LANポートを本体に備えているので、変換アダプターなしで安定した回線につなげます。



無線は標準でWi-Fi 6を搭載しています。
Wi-Fi 7にしたい場合は+500円のオプションで選べます。
Wi-Fi 7対応のルーターを使っている人には、検討しやすい価格差です。
ベンチマークの実測結果

CPU性能:CINEBENCH R23
CINEBENCH R23の実測はマルチコア19,801、シングルコア1,988でした。
ゲーミングノートの冷却に余裕があるぶん、同じCore Ultra 7 356Hを積む薄型ビジネスノートより高いスコアが出ています(詳しくは後述)。
マルチコアの値は、動画の書き出しのように多くのコアを使う作業の速さの目安です。
GPU性能:3DMark

| テスト | 本機の実測 | 同ハードの平均 | 差 |
| Time Spy | 10,669 (Graphics 10,442/CPU 12,176) | 9,131 | 約+16.8% |
| Steel Nomad | 2,471 | 2,086 | 約+18.5% |
| Steel Nomad Light | 10,355 | 8,250 | 約+25.5% |
| Speed Way | 2,539 | 1,780 | 約+42.6% |
| Night Raid | 58,954 | 51,186 | 約+15.2% |
5種のテストすべてで、同じハードウェアの平均を上回りました。
特にSpeed Wayは平均より約42.6%高く、冷却に余裕があるぶん性能が出ていると考えられます。
Steel Nomadのストレステストは20ループで99.1%の安定度を記録し、合格の判定でした。
今回の連続負荷テストでは、高い安定度を保ちました。
ストレージ性能:CrystalDiskMark
シーケンシャル読込(SEQ1M Q8T1)は6,986MB/sでした。
50GBの動画ファイルでも短い時間で読み込める速度です。
書込速度はSSDの空き容量が少ない状態で測った値のため、記事には反映していません。
ディスプレイ品質の実測

| 項目 | 実測値 |
| 色域 | sRGB 100%・AdobeRGB 96%・DCI-P3 100% |
| 明るさ | 約502cd/m² |
| ガンマ | 2.3 |
| 白色点 | 7200K(やや青み) |
| カラーの均一性(ΔE) | 0.0〜2.0 |
| 総合評価 | 4.0(色域5.0・色調応答4.5・白色点3.5・コントラスト0.0(黒が0のため比が出ない)・輝度の均一性4.5・カラーの均一性4.5・カラーの正確性4.5) |
sRGBとDCI-P3がともに100%カバーで、色域の広さは公称値どおりの結果でした。
有機ELの黒は実測で0.00と沈み込みが深く、コントラストの比そのものは計算できないほどです。
画面の場所による色のずれ(ΔE)も0.0〜2.0に収まり、画面の端と中央で色味の差が小さいパネルです。
同じCore Ultra 7 356Hを積む当サイト実測機との比較

当サイトでは、本機以外にもCore Ultra 7 356H搭載機を3台実測しています。
ゲーミングノートのLOQ 15IPH11と、薄型ビジネスノートのHP EliteBook X G2i 14・ThinkPad T14s Gen 7です。
同じCPUでも、ボディの冷却でスコアがどれだけ変わるかを見比べられます。
| 機種 | 種類 | CINEBENCH R23マルチ | 3DMark Time Spy |
| Legion 5i Gen 11(本機) | ゲーミング (RTX 5050) | 19,801 | 10,669 |
| LOQ 15IPH11 | ゲーミング (RTX 5060) | — | 12,560 |
| HP EliteBook X G2i 14 | 薄型ビジネス (内蔵GPU) | 15,100 | 3,363 |
| ThinkPad T14s Gen 7 | 薄型ビジネス (内蔵GPU) | 13,765 | 3,339 |
同じCPUでも、CINEBENCH R23マルチは本機がHP EliteBook X G2i 14の約1.31倍、ThinkPad T14s Gen 7の約1.44倍でした(19,801÷15,100・19,801÷13,765で算出)。
冷却に余裕のあるゲーミングノートのボディでは、同じCore Ultra 7 356Hでもマルチスレッドの持続性能が1.3〜1.4倍ほど上がると考えられます。
電源モードや計測日は機種ごとに違うため、この差は参考値として見るのが安全です。
ゲームの実測fps

4本のゲームを実際にプレイし、録画に映ったSteamオーバーレイの瞬間値を15〜30秒おきに読み取って平均を出しました。
録画しながら測った値のため、録画していない状態より数値がわずかに下がっている可能性があります。

| ゲーム | 設定 | 平均fps |
| Arc Raiders | 2560×1600・低・DLSS自動(50%)・上限なし | 約145 |
| WARDOGS | 2560×1600・DLSS自動・フレーム生成オフ | 約103 |
| Pragmata | 2560×1600・低・DLSS Balanced・フレーム生成DLSS 4X(効いていたかは判別できず) | トレーニング約92/拠点約86 |
| Crimson Desert | 2048×1536・低・アップスケールなし | 約56 |
Arc Raidersは低設定・DLSS自動(レンダリング50%)で平均約145fpsでした。
出撃中のGPU使用率は79〜90%で、上限なしのまま高いfpsを出せています。
画像・動画はプレイ中の一場面で、表のfpsとは別の場面です。
WARDOGSは2560×1600・DLSS自動・フレーム生成オフで平均約103fpsでした。
GPU使用率は76〜96%で推移していました。
Pragmataは低設定・DLSS Balancedで、トレーニングで約92fps、拠点で約86fpsでした。
設定上はフレーム生成DLSS 4Xになっていますが、録画の帯には生成後の値が出ておらず、フレーム生成が効いていたかは判別できません。
約92fpsは、GPUが実際に描いたフレーム数(ベース)として読める値です。
Crimson Desertは2048×1536・低設定・アップスケールなしで平均約56fpsでした。
他の3本より低い解像度での計測です。
GPU使用率は98%で、GPUの性能をほぼ使い切った状態での値です。
フレーム生成は使う場面と使わない場面で印象の差が大きい機能です。
オンにしても常に快適になるとは限らず、オフと見比べて決めるのがおすすめです。
今回の4本のうち、2560×1600でDLSSを使った3本は、GPUが実際に描いたフレーム数で平均約86〜145fpsでした。
実使用感のレポート
実機を使って印象に残ったのは、ボディの作りと熱の2点です。
ボディの質感はポイント③、熱とファンの音は次の発熱・静音性の節で、実測とあわせて解説します。
有線LANポートが右側面にあるため、オンライン対戦のように通信を安定させたい場面でもLANケーブル1本でつなげます。
動画編集や多数のアプリを同時に開く使い方を見込む場合は、32GB構成(2×16GB)を選ぶ余地があります。
発熱・静音性
ストレステストのグラフには、CPU約90℃・GPU約78℃を示す時点がありました。
Night RaidのCPUテスト中には、CPUが約96℃を示す場面もありました。
Steel Nomadストレステストの結果は、安定度99.1%で合格でした。
実際に使っていて感じたのは、キーボード面が熱くなりにくいことです。
2年前のゲーミングノートのように触れないほど熱くなることはなく、温度が下がってよく冷えている印象でした。
ファンの音は、ゲーム中には聞こえてきます。
製品ページによると、Fn+Qで動作モードを静音・バランス・パフォーマンス・エクストリームの4段階に切り替えられます。
夜や静かな場所では静音モード、ゲームではパフォーマンス以上と、場面に合わせて使い分けできます。
構成の選び方

Legion 5i Gen 11(15.3型Intel)は、CPU・GPU・メモリ・ストレージをカスタマイズできます。
判断の軸は、価格差とどこまで性能を求めるかです。
| 項目 | 標準 | 変更すると |
| CPU | Core Ultra 7 356H | Core Ultra 9 386H(+31,800円) |
| GPU | RTX 5050 (8GB) | RTX 5060 (8GB・+13,400円) |
| メモリ | 16GB(1枚・シングルチャネル) | 32GB(2×16GB・デュアルチャネル・+49,200円) |
| SSD | 512GB TLC | 1TB TLC(+16,400円) |
GPUは「値段次第」で選ぶのが現実的です。
2026年10月22日時点、同じCore Ultra 7 356HのままRTX 5060を選ぶ差額は+13,400円でした。
この差額なら、重いゲームを高設定で遊びたい人にはRTX 5060をおすすめします。
セールなどで差額が大きく開いたときは、本機の実測のとおりRTX 5050でも2.5Kの低〜中設定で遊べます。
RTX 5060そのものの性能は本機で測っていないため、大きさと画面の仕様が同じLegion 5a Gen 11(RTX 5060・Time Spy 12,163)を別機種の参考値として挙げておきます。
メモリを32GB(2×16GB・+49,200円)に変更すると、1枚のシングルチャネル構成から2枚のデュアルチャネル構成になります。
動画編集や多数のアプリの同時使用を見込む人は、32GBへの変更を検討する余地があります。
価格とコスパ評価
公式サイトの優先生産モデル(Core Ultra 7 356H/RTX 5050/16GB/512GB=レビュー機と同じ構成)は317,005円でした(2026年10月22日時点)。
同じ構成の「RTX 5050」モデルは319,304円で、優先生産モデルのほうが2,299円安い価格です。
RTX 5060・Core Ultra 9 386H・32GB・2TB QLCまで積んだ構成は470,449円でした。
2.5K有機EL・165Hz・RTX 50シリーズ・Thunderbolt 4をそろえた構成が、2026年10月22日時点で317,005円からです。
価格は変動するため、購入時に公式サイトで最新の金額を確認するのがおすすめです。
総合評価と結論
Legion 5i Gen 11(15.3型Intel)は、2.5K有機ELと冷えるボディを両立したゲーミングノートです。
良かった点
- 2.5K有機ELディスプレイの実測がDCI-P3 100%・約502cd/m²と公称値どおり
- RTX 5050でもTime Spy 10,669。同じハードの平均より約17%高い
- Steel Nomadのストレステスト(20ループ)で安定度99.1%・合格
- CINEBENCH R23マルチ19,801。同じCPUの薄型ビジネス機より約1.3〜1.4倍
- 陽極酸化サンドブラストでしっかりした質感のボディ
- Thunderbolt 4とUSB-A 10Gbps×2を含むインターフェース
- メモリ16GBは1枚だが空きスロットがあり増設できる
- 動画の連続再生で約9時間14分(省電力・明るさ60%)のバッテリー
気になった点
- 標準のメモリは16GBが1枚でシングルチャネル動作
- 無線は標準でWi-Fi 6(Wi-Fi 7は+500円の有料オプション)
- ゲーム中はファンの音が聞こえる
おすすめの人
- 2.5K有機ELでゲームも動画も楽しみたい人
- キーボード面の熱が気になる人
- 仕事でも使えるシックなゲーミングノートがほしい人
確認してほしい人
- 重いゲームを高設定で遊びたい人(RTX 5060構成の検討をおすすめ)
- メモリ16GBが1枚の構成で長く使えるか気になる人
- ゲーム中のファンの音が気になる人
🗺 レノボのゲーミングノート選びに迷ったら
LegionとLOQの違い・現行モデルの早見表はレノボのゲーミングノートの選び方にまとめています。
💰 お得に買う情報はレノボセール完全ガイドへ。
💳 分割払いで検討する人はパソコン分割払いガイドも参考にできます。
まとめ:Legion 5i Gen 11はこんな人におすすめ
2.5K有機ELの画面と、連続負荷テストで高い安定度を示したボディを求める人におすすめです。
GPUの選択肢は値段次第で決めるのが、2026年10月時点ではもっとも現実的な判断です。
よくある質問(FAQ)
Q1. バッテリーはどれくらい持ちますか?
当サイトで動画を連続再生して測ると、100%から3%まで約9時間14分でした(省電力モード・画面の明るさ60%)。
公式サイトには駆動時間の記載がなく、バッテリー容量は80Wh(4セル)です。
Q2. Legion 5a Gen 11との違いは何ですか?
CPUがCore Ultra 7 356H(本機)とRyzen AI 7 450(5a)で異なります。
レビュー機のGPUもRTX 5050とRTX 5060で違うため、性能はそのまま比べられません。
インターフェースも、本機はThunderbolt 4を含む構成、5aはUSB4を2つ並べた構成で性格が分かれます。
画面・大きさ・重さ・電池は共通です。
Q3. Legion 5i Gen 10との違いは何ですか?
Gen 10はCore i7-14700HXとRTX 5060の組み合わせで、当サイトの実測ではTime Spy 12,778でした(販売終了)。
Gen 11(356H版)は画面が2.5K有機ELになり、CPUもパンサーレイク世代のH型に変わりました。
GPUの世代そのものは変わっていません。
レビュー機のGPUが異なるため、スコアを直接比べることはできません。
Q4. RTX 5050とRTX 5060、どちらを選ぶべきですか?
2026年10月22日時点の差額は+13,400円です。
この差額なら、重いゲームを高設定で遊びたい人にはRTX 5060をおすすめします。
差額が大きく開いたときは、本機の実測のとおりRTX 5050でも2.5Kの低〜中設定で遊べます。
RTX 5060の参考値は、大きさと画面の仕様が同じ別機種Legion 5a Gen 11(RTX 5060)のTime Spy 12,163です。
Q5. メモリは増設できますか?
標準は16GBが1枚(シングルチャネル)です。
SODIMMのスロットが2つあり、1つは空いています。
空きスロットに1枚追加すればデュアルチャネル化できます。
最初から32GB(2×16GB)を選ぶこともできます(+49,200円)。
Q6. 「HX版」という表記を見かけましたが、本機と同じですか?
別の構成です。
レノボの製品ページには、Core Ultra 251HX/290HX PlusとRTX 5070を積んだ別バージョンの情報が出ることがあります。
本機はCopilot+ PC表記のあるCore Ultra 7 356H版で、GPUはRTX 5050またはRTX 5060です。
購入前にどちらの系統か、製品ページの表記を確認するのがおすすめです。
Q7. Arc RaidersやPragmataなどのゲームは快適に遊べますか?
当サイトの実測では、Arc Raidersが低設定・DLSS自動で約145fps、WARDOGSが約103fps、Pragmataがトレーニングで約92fps・拠点で約86fps、Crimson Desertが約56fpsでした。
設定や解像度は作品ごとに異なり、Crimson Desertだけ2048×1536・低設定で測っています。
Q8. 発熱やファンの音は気になりますか?
Steel Nomadのストレステスト(20ループ)では安定度99.1%で合格し、今回の連続負荷では性能の落ち込みが小さい結果でした。
キーボード面は2年前のゲーミングノートのように触れないほど熱くなることはなく、よく冷えている印象でした。
ファンの音はゲーム中には聞こえます。
Fn+Qで静音からエクストリームまで切り替えられます。