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OMEN 35L Stealth Edition 解説|シックな黒のゲーミングデスクトップ、7構成の選び方とモノリスモデル【2026年10月】

yume
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ゲーミングPCを机の横に置くと、ガラスのサイドパネルが気になる場面があります。
本やスピーカーを近くに置くとき、ぶつけて割らないかと気を使います。
OMENの光はOMEN Gaming Hubで消せますが、ガラスの扱いにくさは残ります。
クリエイターの中には、机の上の色を減らして作業に集中する人もいます。
そんな机に置くなら、ガラスを省いた黒一色の箱のほうがなじみます。

HPのOMEN 35L Stealth Edition(ステルス エディション)は、RGBの光を取り除いたモデルです。
中身はRGBで光るOMEN 35Lと同じ部品で、ガラスのサイドパネルも付きません。
2026年9月28日に公式サイトを見ると、オブシディアンが光るAMD版のピナクルと同じ469,800円でした。
CPUとGPUは同じRyzen 7 9800X3DとRTX 5070 Tiです。
違うのはOSで、オブシディアンにはWindows 11 Proが入ります。

公式ページに載っている構成は7つあります。
水冷のX3Dが5構成、空冷のCore i7-14700Fが2構成です。
GPUはRTX 5070からRTX 5080、Radeon RX 9070 XTまで幅があります。
この記事では、黒一色のシックな35Lに絞ったあとの迷いを、4つの問いに分けて整理します。

この記事のポイント
  • Stealth EditionはRGBライティングとガラスパネルを外したオールブラックの35L。HPは中身を「現行のOMEN 35L (Original Edition)と同一のコンポーネント」と説明
  • 9800X3D+RTX 5070 Tiのオブシディアンは、光るAMD版のピナクルと同額。2026年9月28日時点で469,800円
  • 公式ページに7構成が掲載(2026年9月28日時点)。7構成中6構成がWindows 11 Pro、Radeon RX 9070 XTのオブスキュアだけHome
  • モノリスモデルとモノリスプラスはCore i7-14700F+Z790H+120mm空冷。メモリはDDR5-4400、有線LANは1Gbps
  • メモリ64GBはオブシディアンプラスだけ。RTX 5080を32GBで選ぶならオブスキュア エクストラ
  • RTX 5070 Tiの2構成は、当サイトが別筐体で測ったWQHDのfpsが目安になる

この記事は、日本HP公式の製品ページと型番ごとの公式仕様書をもとに書いています。
仕様書は7構成(GT17-0001jp〜0011jp)を2026年9月26日に取得しました。
価格と完売表示は、2026年9月28日(13時のセール切り替え後)に公式ページで確認しています。
CPUとGPUの比較には、PassMark Software社の公式サイトに登録された平均スコアを使いました。
Stealth Editionの実機は当サイトで計測していません。
本文のフレームレートは、同じGPUを積んだ別メーカーの筐体で測った数字です。
同じ35Lの筐体を使う前モデルは、実機でレビューしました。
計測結果はOMEN 35L ハイパフォーマンスモデル v2のレビューに載せています。

OMEN 35L Stealth Editionとは:シックな黒の35L

光るOMEN 35L(AMD版)とStealth Editionの違い。CPU・GPU・水冷クーラー・電源ユニットは同じ部品で、違いは筐体のRGB・ガラスサイドパネル・OS(Stealth Editionは7構成中6構成がWindows 11 Pro)
HPは中身を光るOMEN 35Lと同じ部品と説明しています。OSは型番ごとの公式仕様書に基づきます

OMEN 35Lは、日本HPの直販で3つのシリーズに分かれて売られています。
光るAMD版、HyperXブランドのHyperX OMEN 35L、そして黒一色のStealth Editionです。
3シリーズを横に並べた比較はOMEN 35Lシリーズの解説記事にまとめています。
この記事ではStealth Editionの7構成だけを掘り下げます。

OMEN 35L Stealth Editionの外観。黒一色の筐体で、前面のファンもサイドパネルも黒でまとめたシンプルな外観
OMEN 35L Stealth Editionの外観(日本HP公式画像)。
カラーはシャドウブラックで、ガラスのサイドパネルは付きません

HPは公式ページで、Stealth Editionを「アンチRGBと言う選択肢」と紹介しています。
CPU、GPU、水冷クーラー、電源ユニットまで、光るOMEN 35Lと同じ部品を積んでいます。
そのうえでRGBライティングを取り除き、全体を黒でまとめた、という説明です。
仕様書のカラー欄には「シャドウブラック・ガラスサイドパネルなし」と書かれています。

黒一色の版が用意されている背景には、eスポーツとの関係があります。
HPとRiot Gamesは、2024年にグローバルパートナーシップを発表しました。
Stealth Editionは、HPとRiot Gamesの提携を象徴するエディションです。
VALORANT Champions TourとLoL eSportsの公式PCに採用されています。
HPの説明では、黒でまとめた筐体が競技の舞台や配信の画面になじむ点が評価されたそうです。

黒一色の筐体は、配信を見る側にとっても画面の中の余計な情報を減らします。
自宅の机でも同じで、光を消した分だけモニターに目が向きます。
ゲーミングPCに派手さを求めない人のための35L、と見ています。

プレイヤー
プレイヤー

僕も試合の中継見るけど、舞台セットから全部黒を使用しているイメージ。

7構成のスペック早見(型番・価格・確認日)

7構成を1枚の表に並べます。
価格は2026年9月28日に公式ページで表示されていた金額です。
オブシディアンプラス・オブスキュア・モノリスの3構成は、「完売御礼」の表示と一緒に載っていた標準価格です。

項目オニキスプラスオブシディアンオブシディアンプラスオブスキュア エクストラオブスキュアモノリスモノリスプラス
型番GT17-0001jpGT17-0002jpGT17-0003jpGT17-0006jpGT17-0008jpGT17-0010jpGT17-0011jp
価格339,800円
(9月28日)
469,800円
(9月28日)
749,800円
(標準モデル・9月28日)
549,800円
(9月28日)
494,800円
(標準モデル・9月28日)
409,800円
(標準モデル・9月28日)
429,800円
(9月28日)
HP希望販売価格429,800円599,800円749,800円699,800円―409,800円499,800円
公式ページの表示販売中(9月28日)販売中(9月28日)「完売御礼」(9月26日・28日)販売中(9月28日)「完売御礼」(9月26日・28日)「完売御礼」(9月26日〜28日)販売中(9月28日)
OSWindows 11 ProWindows 11 ProWindows 11 ProWindows 11 ProWindows 11 HomeWindows 11 ProWindows 11 Pro
CPURyzen 7 7800X3D
8コア/16スレッド
Ryzen 7 9800X3D
8コア/16スレッド
Ryzen 7 9800X3D
8コア/16スレッド
Ryzen 7 9800X3D
8コア/16スレッド
Ryzen 7 9800X3D
8コア/16スレッド
Core i7-14700F
20コア/28スレッド
Core i7-14700F
20コア/28スレッド
チップセットAMD B850AMD B850AMD B850AMD B850AMD B850インテル Z790Hインテル Z790H
CPUクーラー240mm水冷240mm水冷240mm水冷240mm水冷240mm水冷120mm空冷
(4ヒートパイプ・サイドフロー)
120mm空冷
(4ヒートパイプ・サイドフロー)
GPURTX 5070
12GB
RTX 5070 Ti
16GB
RTX 5080
16GB
RTX 5080Radeon RX 9070 XTRTX 5070
12GB
RTX 5070 Ti
16GB
メモリ32GB(16GB×2)
DDR5-5200
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
64GB(32GB×2)
DDR5-5600
Kingston Fury 32GB(16GB×2)
DDR5 RGB 5600・EXPO対応
Kingston Fury 32GB(16GB×2)
DDR5 RGB 5600・EXPO対応
32GB(16GB×2)
DDR5-4400
32GB(16GB×2)
DDR5-4400
SSD2TB Gen42TB Gen42TB Gen42TB Gen41TB Gen42TB Gen42TB Gen4
電源850W
ETA Gold/LAMBDA A−
1000W
ETA Platinum/LAMBDA A+
1000W
ETA Platinum/LAMBDA A+
1000W
ETA Platinum/LAMBDA A+
850W
ETA Gold/LAMBDA A−
850W
ETA Gold/LAMBDA A−
850W
ETA Gold/LAMBDA A−
有線LAN2.5Gbps2.5Gbps2.5Gbps2.5Gbps2.5Gbps1Gbps1Gbps
公式サイトHP公式サイトで7構成の現在価格を見る(個人7%OFFクーポン)
OMEN 35L Stealth Edition 7構成の主なスペック(日本HP公式仕様書・2026年9月26日取得)。価格と表示は2026年9月28日に公式ページで確認した内容です。価格はキャンペーンで変わります

全構成に共通するのは、Gen4のSSD、Wi-Fi 7、ミニタワーの35L筐体です。
保証も全構成が1年間の引き取り修理です。
メモリはどれも2枚差しで、32GBか64GBから始まります。
16GBの構成はありません。

表を見てまず目が行くのが、メモリの欄にある「RGB」の文字です。
オブスキュア エクストラとオブスキュアのメモリは、Kingston FuryのDDR5 RGBと仕様書に書かれています。
黒でまとめた35Lの中で、メモリだけは光る部品が入っている構成です。
サイドパネルはガラスではないので、閉じたまま使うかぎり外からは見えません。

もうひとつ見落としやすいのが電源です。
1000Wを積むのは、オブシディアン、オブシディアンプラス、オブスキュア エクストラの3構成。
ほかの4構成は850Wです。
同じRTX 5070 Tiでも、モノリスプラスは850Wになっています。

7構成の絞り方:4つの問いで順に決める

7構成の絞り方の4つの問い。ガラスか黒一色か、X3D+240mm水冷か14700F+120mm空冷か、NVIDIAかRadeonか、メモリ32GBか64GBか
4つの問いに上から順に答えると、候補は2つほどに減ります

7構成を一度に比べると、差がどこにあるのか見えにくくなります。
問いを4つに分けて、上から順に答えていくと候補が2つほどに減ります。

問い1:ガラスで見せるか、黒一色でまとめるか

最初の問いは、Stealth Editionを選ぶ理由そのものです。
比べる相手は、光るAMD版のピナクルです。
2026年9月28日時点で、ピナクルとオブシディアンはどちらも469,800円でした。
CPUはRyzen 7 9800X3D、GPUはRTX 5070 Ti、SSDは2TBで、主要な部品は同じです。

項目Stealth Edition オブシディアンAMD版 ピナクル
価格(2026年9月28日)469,800円469,800円
CPU/GPURyzen 7 9800X3D/RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D/RTX 5070 Ti
SSD2TB Gen42TB Gen4
OSWindows 11 ProWindows 11 Home
外観シャドウブラック・ガラスサイドパネルなし・RGBなし左サイドがガラス・ARGBファン
メモリの表記32GB(16GB×2)DDR5-5600Kingston Fury 32GB(16GB×2)DDR5 RGB 5600
同じ価格で並んだ2構成の違い(日本HP公式仕様書と、2026年9月28日時点の公式ページの価格)。AMD版の詳しい中身は別記事にまとめています

主な違いは、OSと外観の2つです。
Stealth EditionはWindows 11 Pro、AMD版はWindows 11 Homeが入ります。
もうひとつは見た目で、Stealth Editionにはガラスも光もありません。
同じ金額でProが付くので、黒一色の外観を選んでも追加の出費はありません。

光を消すことだけが目的なら、外観でStealth Editionを選ぶ理由は弱くなります。
光るAMD版も、OMEN Gaming Hubでライティングを消せるからです。
外観の違いとして残るのは、ガラスのサイドパネルがあるかどうかです。
ガラスの横に物を置くときは、割らないように気を使います。
Stealth Editionなら、机まわりに物を置くときの気づかいが減ります。
全体が黒一色なので、机の上の色数を絞りたい人にも合う、と見ています。

AMD版の240mm水冷には、ヘッドに2.1インチの液晶が付いています。
Stealth Editionの仕様書の冷却欄には、液晶の記載がありません。
「240mm 水冷クーラー 第7世代Asetekポンプ」とだけ書かれています。
公式ページの画像からも液晶の有無は読み取れなかったので、実物で確かめるまでは断定を避けます。

逆に、ケースの中を眺める楽しみがほしい人には、光るAMD版のほうが合います。
ガラス越しにファンの光や配線を見せたいなら、OMEN 35L(AMD)の解説記事を先に読んでください。
同じ部品の光る版で、3構成を詳しく整理しています。

問い2:X3Dの水冷か、Core i7-14700Fの空冷か

黒一色の35Lに決めたら、次はCPUです。
7構成のうち5構成がRyzen 7のX3Dで、どれも240mmの水冷クーラーが付きます。
残る2構成、モノリスとモノリスプラスだけがCore i7-14700Fで、冷却は120mmの空冷です。

X3DはL3キャッシュを大きく積んだRyzenで、HPはゲームでの利点を次のように説明しています。
データがキャッシュに収まる割合が増え、メモリにアクセスする回数が減ります。
その結果、フレームレートの最低値である1% Lowが底上げされる、という説明です。
一方のCore i7-14700Fは20コア28スレッドで、コアの数ではX3Dの8コアを大きく上回ります。

選び方は、大きく2つに分かれます。
ゲーム中心ならX3Dの5構成から選びます。
動画の書き出しなど多コア処理も重視するなら、14700Fも候補です。
14700Fの2構成には、CPU以外にも違いがいくつかあるので、モノリスモデルの章で詳しく扱います。

問い3:NVIDIAか、Radeonか

GPUは7構成中6構成がNVIDIAのGeForce RTX 50シリーズです。
Radeonを積むのはオブスキュアの1構成だけで、GPUはRadeon RX 9070 XT。
オブスキュアは、ほかにも違いが重なった構成です。
OSはWindows 11 Home、SSDは1TB、電源は850Wです。
7構成のなかで、Homeと1TBはオブスキュアしかありません。

PassMarkの3D描画の指標、G3D Markの平均で4つのGPUを並べます。
Radeon RX 9070 XTは26,907で、RTX 5070の28,650より約6%低い数字です。
RTX 5070 Tiの32,329と比べると約17%、RTX 5080の35,633と比べると約25%下回ります。
G3D Markで見る限り、RX 9070 XTはRTX 5070とほぼ同じ帯に入るGPUです。
3D描画の速さを優先するなら、RTX 5070 Tiを積むオブシディアンが一段上にいます。

GPUStealth Editionで積む構成G3D Mark取得日
Radeon RX 9070 XTオブスキュア26,9072026年9月23日
RTX 5070オニキスプラス/モノリス28,6502026年9月22日
RTX 5070 Tiオブシディアン/モノリスプラス32,3292026年9月22日
RTX 5080オブシディアンプラス/オブスキュア エクストラ35,6332026年9月22日
PassMark Software社の公式サイト(videocardbenchmark.net)に登録されたG3D Markの平均スコア。取得日が9月22日と23日で分かれています。GPU単体の3D描画性能の目安で、OMEN 35L Stealth Editionで測った値ではありません

価格の面でも、オブスキュアは選ぶ理由を整理したい構成です。
9月28日の公式ページでは、オブスキュアは494,800円(標準価格)でした。
RTX 5070 Ti・2TB・Proのオブシディアンの469,800円より高い数字です。
9月26日と28日には「完売御礼」の表示も出ていました。
G3D Markでも価格でも、オブシディアンのほうが上回ります。
オブスキュアは、RadeonのソフトウェアやFSR 4を使いたい人のための1台です。

問い4:メモリは32GBか、64GBか

最後の問いはメモリです。
64GB(32GB×2)で出荷されるのは、RTX 5080を積むオブシディアンプラスだけです。
ほかの6構成はすべて32GB(16GB×2)から始まります。

ゲームを遊ぶだけなら、32GBで足りると考えています。
実際に32GBの環境でゲームを遊んでいて、足りると感じています。

64GBが生きてくるのは、制作の作業です。
メモリが多いほど、一度に扱える素材を増やし、作業の規模を大きくできます。
たとえば、Blenderともう1本の重いアプリを同時に開いて進める場面です。
Blenderから動画へ、Blenderからゲームへと、作業をつないでいく使い方にも向きます。
1人ではできなかった作業環境が、生成AIで手の届くものになりつつあります。
その作業を1台で回すなら、64GBはとても魅力的な容量です。
配信しながら録画を回す人や、ローカルLLMを動かしたい人にも余裕が効きます。
メモリの容量の考え方はゲーミングPCのメモリは16GBか32GBかの記事で詳しく書きました。

RTX 5080が欲しいけれど64GBまでは要らない、という人にはオブスキュア エクストラがあります。
9800X3D、RTX 5080、32GB、2TB、Pro、1000Wの組み合わせです。
9月28日時点の価格は549,800円でした。
オブシディアンプラスの749,800円(標準モデル)と比べると、差は20万円です。
メモリは4スロットのうち2つが空くので、あとから増設する余地もあります。

問い答え候補になる構成
1 ガラスか黒一色か黒一色でまとめたい、Proが欲しいStealth Editionの7構成
2 CPUゲーム中心でX3Dと水冷がいいオニキスプラス/オブシディアン/オブシディアンプラス/オブスキュア エクストラ/オブスキュア
2 CPU多コアの作業も多いモノリス/モノリスプラス
3 GPURadeonを使いたいオブスキュア(Home・1TB)
4 メモリ最初から64GBが要るオブシディアンプラス
4 メモリRTX 5080で32GBから始めたいオブスキュア エクストラ
4つの問いと候補になる構成の対応。販売状況は週ごとに変わるため、購入前に公式ページで掲載を確認してください

モノリスモデルとモノリスプラス:Core i7-14700Fの2構成

X3Dの5構成とモノリス・モノリスプラスの違い。チップセットはB850とZ790H、CPUクーラーは240mm水冷と120mm空冷、メモリはDDR5-5200・5600とDDR5-4400、有線LANは2.5Gbpsと1Gbps、天面USB-Cは10Gbpsと5Gbps、映像出力はDisplayPort 2.1bと2.1a
型番ごとの日本HP公式仕様書(2026年9月26日取得)に基づきます。オブスキュアの映像出力はDisplayPort 2.1a×3です

検索候補に「omen 35l stealth edition モノリスモデル」が出てきます。
モノリス系の2構成が、35Lの中でも異なる仕様だからだと思います。
インテルのCPUを積むのは、7構成のうち2つだけです。
モノリスモデル(GT17-0010jp)とモノリスプラスモデル(GT17-0011jp)です。

X3Dの5構成と違う5つの点

CPU以外にも、仕様書を突き合わせると違いが5つ出てきます。

  • チップセット:インテル Z790H。X3Dの5構成はAMD B850
  • CPUクーラー:4本のヒートパイプを通した120mmの空冷で、横に風を流すサイドフロー型。X3Dの5構成は240mm水冷
  • メモリ速度:DDR5-4400。DDR5のあとの数字は1秒あたりの転送回数(MT/s)で、X3Dの構成の5200〜5600より低い値
  • 有線LAN:10/100/1000Mbpsで、上限は1Gbps。
    X3Dの5構成は2.5Gbps対応
  • USBと映像出力:天面はType-C 5Gbps×1とUSB 2.0×2。
    映像出力はDisplayPort 2.1a×3とHDMI 2.1×1

有線LANの1Gbpsは、ネットの契約が1Gbpsまでなら気にしなくていい差。
10Gbpsの光回線で、大きなゲームを有線で早くダウンロードしたい人は注意が必要。
天面のUSBは、X3Dの構成よりモノリス系のほうが速度が一段下がります。
ヘッドセットやコントローラーをつなぐだけなら困らない速度です。
外付けSSDに大きなファイルを書き込むなら、背面の10Gbpsの端子を使うほうが早く終わります。

Core i7-14700Fの位置:前モデルv2のCore Ultraより前の世代

Core i7-14700Fは、インテル第14世代のCoreです。
当サイトは2025年に、前モデルのOMEN 35L ハイパフォーマンスモデル v2をレビューしました。
v2のCPUはCore Ultra 7 265Kです。
14700FはCore Ultraより前の世代にあたります。
v2は2026年3月に販売を終えました。

PassMarkの平均スコアで、X3Dや前モデルのCPUと比べてみます。
Core i7-14700FのCPU Mark(マルチスレッド)は41,275、シングルスレッドは4,255でした。
Ryzen 7 9800X3Dより、マルチで約3%高く、シングルで約4%低い数字です。
前モデルのCore Ultra 7 265Kは58,568で、14700Fより4割ほど高く出ます。
表のかっこ内は、当サイトがfpsを録った測定機のCore Ultra 7 265Fを100とした値です。

CPUStealth Editionで積む構成コア/スレッドL3キャッシュCPU Mark(マルチ)シングルスレッド
Ryzen 7 7800X3Dオニキスプラス8/1696MB34,279
(69)
3,759
(79)
Ryzen 7 9800X3Dオブシディアン/オブシディアンプラス/オブスキュア エクストラ/オブスキュア8/1696MB39,922
(81)
4,420
(93)
Core i7-14700Fモノリス/モノリスプラス20/2833MB41,275
(83)
4,255
(89)
Core Ultra 7 265F(参考)当サイトのfps測定機(FRONTIER FRGKB860M/CG3)20/2030MB49,475
(100)
4,756
(100)
Core Ultra 7 265K(参考)前モデル OMEN 35L v2(2026年3月まで販売)20/2030MB58,568
(118)
4,928
(104)
PassMark Software社の公式サイト(cpubenchmark.net)に登録された平均スコアとL3キャッシュ容量(2026年9月28日取得・誤差の目安はいずれもLow)。かっこ内は、当サイトがfpsを録ったCore Ultra 7 265Fを100とした値です。CPU単体の処理性能の指標で、L3キャッシュがゲームでどれだけ効くかは反映されません。いずれもOMEN 35L Stealth Editionで測った値ではありません
Core i7-14700Fの位置。265Fを100としたシングルは7800X3D 79、9800X3D 93、14700F 89、マルチは69、81、83。前モデルの265Kはマルチ118。L3キャッシュはX3Dが96MB、14700Fが33MB
上の表をグラフにしたものです。棒の長さは、fps測定機のCore Ultra 7 265Fを100とした値にそろえています

ゲームに効きやすいシングルスレッドで見ると、14700Fは測定機を100として89です。
9800X3Dの93より少し下で、7800X3Dの79よりは上にいます。
マルチスレッドは14700Fが83で、9800X3Dの81をわずかに上回ります。
7800X3Dの69と比べると、14700Fのマルチは約2割高い数字です。
一方でL3キャッシュは、X3Dの2つが96MB、14700Fが33MBで、約3倍の開きがあります。
CPUの手元に置けるデータが多いほど、メモリへ取りにいく待ち時間が短くなります。
ゲームでは、PassMarkの点数の差以上にX3Dが効く場面があります。

販売の表示と価格(2026年9月28日時点)

2026年9月28日に公式ページを見たとき、モノリスには「完売御礼」の表示が出ていました。
9月27日まで残っていたキャンペーン価格349,800円のカードは外れ、標準価格409,800円の欄に表示が出ています。
9月26日と27日に見たときも「完売御礼」でした。
HPの直販は週単位で構成が止まったり戻ったりするので、この表示も時点つきの情報として読んでください。

モノリスプラスは9月28日時点で販売中で、価格は429,800円(希望販売価格499,800円)でした。
同じRTX 5070 Tiを積むオブシディアンとの差は40,000円です。
40,000円を足すと、X3D・240mm水冷・DDR5-5600になります。
2.5Gbpsの有線LANと1000Wの電源も付く計算です。
CPUの多コア性能を優先する理由が無いなら、オブシディアンのほうが装備は充実していると見ています。

RTX 5070 Tiで各ゲームは何fps出るのか(当サイトの別筐体実測)

RTX 5070 TiのWQHDベースfps。Monster Hunter Wilds 65〜81、Arc Raiders 135〜145、Battlefield 6 155〜183、ARK 136〜173、PROJECT PIONEER 129〜142、Pragmata 88〜95
fpsは別筐体(FRONTIER FRGKB860M/CG3・Core Ultra 7 265F)のRTX 5070 Tiで測った参考値で、OMEN 35L Stealth Editionの実測ではありません。帯の位置は目安です
この章の数字の前提
  • 測った機材はStealth Editionではありません。FRONTIER FRGKB860M/CG3(Core Ultra 7 265F+RTX 5070 Ti 16GB)です
  • 同じGPUを積むのはオブシディアン(9800X3D)とモノリスプラス(14700F)の2構成。CPUも冷却も筐体も違うので、同じ数字になるとは限りません
  • NVIDIA Appのオーバーレイを録画から読み取った参考値です。フレーム生成を使ったタイトルは生成前のベースfpsを載せています
  • RTX 5070、RTX 5080、Radeon RX 9070 XTのfpsは、実測が無いので載せていません

2026年8月末から9月の頭にかけて、RTX 5070 Ti搭載のデスクトップで6タイトルを録画しました。
解像度はすべてWQHD(2560×1440)です。
タイトルごとに、重めの設定で録った結果を1行ずつ載せています。

タイトル設定ベースfps(参考値)
Monster Hunter Wildsウルトラ/DLSS クオリティ/FG 4x65〜81
Arc Raiders高/DLSS 67%/RTX GI ダイナミック-高135〜145
Battlefield 6高/フルスクリーン155〜183
ARK: Survival Evolved高/スケール約85%136〜173
PROJECT PIONEERエピック(FG非作動)129〜142
PragmataRT OFF/GI 高/DLSS Auto/FG 4X88〜95
当サイトがRTX 5070 Ti搭載機(FRONTIER FRGKB860M/CG3・Core Ultra 7 265F/メモリ32GB)で録画したWQHDのフレームレート。NVIDIA Appオーバーレイの読み取りによる参考値で、OMEN 35L Stealth Editionでの計測値ではありません

144HzのWQHDモニターなら、Battlefield 6の高設定は上限を上回る数字です。
ARKの高設定は136〜173fpsで、144Hzの前後を行き来します。
Arc Raidersは135〜145fpsで、144Hzのモニターとちょうど釣り合います。
Monster Hunter Wildsはウルトラ設定でベース65〜81fpsでした。
記録したサンプルでは、最低値でもベースが60fpsを上回っています。
Pragmataはフレーム生成の前で88〜95fpsでした。

設定を下げてもfpsが伸びなかった場面

X3Dの5構成と14700Fの2構成を比べるうえで、手元にある材料はひとつだけです。
Battlefield 6を低設定にしたセッションで、fpsは137〜160でした。
高設定の155〜183を下回っています。
低設定時のGPU使用率は68〜77%で、GPUには余力が残っていました。

GPUが使い切られていないのにfpsが頭打ちになるのは、CPUの処理が追いつかないときに起きる現象です。
低設定のセッションは試合のモードも高設定と違うので、「低にすると遅くなる」という意味ではありません。
200Hzのような高いリフレッシュレートを狙うと、CPUの処理能力が影響する場面があります。

HPが説明するX3Dの利点、1% Lowの底上げが生きるのも、CPUの処理が追いつかない場面です。
このBattlefield 6を録った測定機のCPUは、Core Ultra 7 265Fでした。
265Fを100としたシングルスレッドは、9800X3Dが93、14700Fが89、7800X3Dが79です。
3つとも測定機より低めで、その差を96MBのL3キャッシュで補えるのがX3Dの構成です。
200Hz前後を狙う対戦ゲームが中心なら、9800X3Dの構成が向いています。
配信や動画の書き出しを並行するなら、マルチの高い14700Fの構成が合います。
実機を借りられたら、同じ6タイトルを同じ設定で録ってこの記事に足します。

前モデルv2(Core Ultra 7 265K+RTX 5070 Ti)の実測も、参考として載せます。
3DMark Time Spyは24,855、Port Royalは18,636でした。
Cinebench R23はマルチ33,198、シングル2,190です。
計測中のCPU温度は75〜79℃に収まっていました。

RTX 50シリーズの型番ごとの差はRTX 50シリーズの解説記事で実測を並べています。
GPUの選び方の基本から確かめたい人はゲーミングPCのGPUの選び方もどうぞ。

筐体・冷却・電源:外観のほかに何が違うか

Stealth Editionの筐体は、光るOMEN 35Lと同じミニタワーです。
大きさは約210×408×410mm、重さは約14.5kgです。
外から見て変わるのは、ガラスのサイドパネルと、ファンや部品のRGBライティングを省いた点です。
冷却・電源・OSも構成によって異なります。

ファンと冷却

ケースファンは、前面に140mmが2基、背面に120mmが1基です。
HPはOMENのファンについて、2,400rpmで最大74CFMの風量と34dBAの静かさを両立すると説明しています。
軸受けは流体動圧軸受(FDB)で、回転の滑らかさと寿命を狙った作りです。
500rpmまで落とすと7dBAという値も公式ページに載っています。

CPUの冷却は、X3Dの5構成が240mm水冷、モノリス系が120mm空冷です。
水冷のポンプは第7世代のAsetek製で、HPは静音性と信頼性で評価の高いポンプだと書いています。
CPUとGPUの組み合わせに合わせて、ファンの特性(P/Q曲線)を工場出荷時に最適化するという説明もあります。
ファンの最適化には「モデルにより異なります」の注記があるので、7構成すべてに入るかはページから読み取れません。

ガラスのパネルが無いことは、見た目以外にも小さな利点があります。
光が漏れないので、暗い部屋で画面に集中しやすくなります。
ガラスに付く指紋やほこりの拭き掃除からも解放されます。
Stealth Editionの動作音は測っていないので、静かさについては前モデルの記録を参考にしてください。
前モデルv2では、普段の作業中はファンの音がほとんど気にならず、高い負荷をかけたときに少し聞こえる程度でした。

電源:ETA・LAMBDA認証とZero RPM

電源ユニットはATX 3.1準拠のフルモジュラー形式で、GPUへの給電は12V-2×6コネクタです。
容量は850Wと1000Wの2種類です。
1000Wはオブシディアン、オブシディアンプラス、オブスキュア エクストラの3構成です。
105℃耐熱の日本製電解コンデンサと、過電圧や過熱などの保護機能も備えています。

電源の認証も、HPが推している部分です。
Cybenetics ETAは電力を変換するときの効率の格付けで、LAMBDAは動作音の格付けです。
1000Wの3構成はETAがPlatinum、LAMBDAがA+で、850Wの4構成はGoldとA−です。
負荷が軽いときに電源のファンが止まる、Zero RPMモードも入っています。
熱の少ない作業の間は、電源から風の音が出ない設計です。

Windows 11 Pro:7構成中6構成

Stealth EditionはオブスキュアをのぞいてWindows 11 Proです。
光るAMD版の3構成はすべてHomeなので、OSの違いはStealth Editionを選ぶ理由のひとつになります。

Proで増える機能のうち、ゲーム以外の用途にも役立つものは3つあります。
リモートデスクトップで、ほかのPCからデスクトップを遠隔操作できます。
BitLockerで、ドライブ全体を暗号化できます。
Hyper-Vで、仮想マシンを作って別のOSを動かせます。
在宅勤務でノートPCからデスクトップを操作したい人には、Proが役立ちます。
仕事のファイルを同じPCで扱う人も、あとからProへ変更する手間を省けます。

反対に、ゲームだけを遊ぶならHomeとProの差を感じる場面はほとんどありません。
Proだから速くなるわけでもないので、ゲーム中心ならProの有無を優先しなくてもいいと思います。

拡張性:メモリ増設・SSD増設・3.5インチベイ・サイズ・掃除

OMEN 35L Stealth Editionの拡張性。メモリは4スロットで空き2・最大128GB(5構成の仕様書)、M.2は3本でSSD用の空き1、3.5インチベイは仕様書に記載があるのは2構成、サイズは約210×408×410mm・約14.5kg
型番ごとの日本HP公式仕様書に基づきます。HDDを足す前提なら購入前にHPへの確認をおすすめします

35Lの筐体の拡張性は、光るAMD版やHyperX OMEN 35Lと共通です。
この章では、Stealth Editionの型番ごとに仕様書の書き方が違う部分に絞って整理します。

項目GT17-0001jp〜0003jp
(オニキスプラス・オブシディアン・オブシディアンプラス)
GT17-0006jp・0008jp
(オブスキュア エクストラ・オブスキュア)
GT17-0010jp・0011jp
(モノリス・モノリスプラス)
メモリスロット4スロット・最大128GB4スロット(最大容量の記載なし)4スロット・最大128GB
M.2スロット3(空き1)3(SSD用2・無線LAN用1)3(空き1)
拡張スロットPCIe Gen5 x16×1(空き0)
PCIe Gen4 x4×1(空き1)
PCIe x16×1、PCIe x4×1PCIe Gen5 x16×1(空き0)
PCIe Gen4 x4×1(空き1)
ドライブベイ「-」(記載なし)3.5インチ/2.5インチ兼用×1(空き1)「-」(記載なし)
サイズ/質量約210×408×410mm(縦置き)/約14.5kg
拡張性まわりの記載(日本HP公式仕様書・2026年9月26日取得)。同じ筐体でも仕様書の書き方が型番によって違います

メモリとSSDの増設

メモリスロットは4本で、出荷時に2本を使います。
空きは2本で、上限は5構成の仕様書で128GBと書かれています。
オブスキュア エクストラとオブスキュアの仕様書には上限の記載がありません。
32GBで買い、編集の仕事が増えたら同じ規格のメモリを2枚足す使い方ができます。

ただしHPは、純正メモリのオプション販売をしていません。
自分で用意したメモリを足した場合の動作はサポートの対象外、と仕様書に書かれています。
増設のときにグラフィックカードを外す必要がある場合がある、という注記も付いています。
モノリス系のDDR5-4400のように、構成ごとに速度が違うので、メモリを買い足すときに確認してください。

SSDは1本で出荷され、M.2スロットは3本です。
1本は無線LANのカードが使うので、SSDを足せるのは1本です。
1TBのオブスキュアを選んだ人は、最初の増設先としてM.2の空きを覚えておくと安心です。

3.5インチベイは仕様書で記載が割れる

ドライブベイは、型番によって仕様書の書き方が違います。
オブスキュア エクストラとオブスキュアは「3.5インチ/2.5インチ兼用×1(空き1)」です。
ほかの5構成の仕様書は「-」で、ベイについての記載がありません。
筐体は同じ35Lなので、3.5インチのベイは1つあると考えられますが、公式に明記されているのは2構成だけです。
HDDを足す前提で選ぶなら、購入前にHPに確認するのが確実です。

GPUの載せ替えはRTX 5080まで

GPUの載せ替えについて、Stealth Editionの公式ページには光るAMD版と違う書き方があります。
コンパクトながらRTX 4090までサポートする、という記載です。
BlackwellアーキテクチャについてはRTX 5080までと書かれています。
CPUやGPUを交換するときは、CPUクーラーや電源ユニットの交換が要る場合がある、という注記も付いています。
RTX 5070の構成を買って数年後にGPUだけ交換するなら、上限はRTX 5080と考えておくのが安全です。

サイズと掃除

幅21cm、奥行41cm、高さ41cmで、約14.5kgです。
机の上に置くと、奥行き41cmの箱がキーボードの横に並ぶことになります。
天板の奥行きが足りないなら、足元に置くほうが机を広く使えます。

左右のサイドパネルとフロントパネルは、ドライバーなどの工具を使わずに外せるとHPは説明しています。
配線は右サイドパネルの裏側にまとめられ、ケースの中で空気が流れる道をふさがない作りです。
前モデルv2を開けたときも、背面にある手で回せるネジを外すだけでパネルが外れました。

前モデル OMEN 35L v2の背面。手で回せる4つのネジでサイドパネルを固定している
前モデル OMEN 35L(インテル)v2の背面です。4つのネジは手で回して外せます。Stealth Editionで撮った写真ではありません

ほこりが溜まりやすいのは、吸気側のフィルターです。
前モデルでは、底面の網を四隅のツメを押し下げるだけで外せました。
網を外して掃除機を当てるだけなので、掃除を後回しにしにくい作りです。

前モデル OMEN 35L v2の底面。四隅のツメを押すと網が外れる
前モデル OMEN 35L(インテル)v2の底面の網です。四隅のツメで固定されています。Stealth Editionで撮った写真ではありません

端子と映像出力

端子は、X3Dの5構成とモノリス系の2構成で並びが違います。
映像出力の規格も型番ごとに異なるので、仕様書のとおりに分けて載せます。
公式ページの特長欄には「HDMI2.1×1、DisplayPort1.4a×3」とまとめて書かれています。
この記事は、型番ごとの仕様書の表記に合わせました。

項目GT17-0001jp〜0003jp・0006jp
(RTX 5070/5070 Ti/5080)
GT17-0008jp
(Radeon RX 9070 XT)
GT17-0010jp・0011jp
(モノリス系)
映像出力(GPU)DisplayPort 2.1b×3
HDMI 2.1b×1
DisplayPort 2.1a×3
HDMI 2.1b×1
DisplayPort 2.1a×3
HDMI 2.1×1
天面USBType-C 10Gbps×1
Type-A 5Gbps×2
(電源オフUSBチャージ対応)
Type-C 10Gbps×1
Type-A 5Gbps×2
(HP Sleep and Charge対応)
Type-C 5Gbps×1(電源オフUSBチャージ対応)
USB 2.0 Type-A×2
背面USBType-C 10Gbps×2(うち1つはDisplayPort 1.4)
Type-A 5Gbps×2
USB 2.0 Type-A×4
Type-C 10Gbps×2(うち1つはDisplayPort 1.4)
Type-A 5Gbps×2
USB 2.0 Type-A×4
Type-C 10Gbps×1、Type-C 5Gbps×1
Type-A 10Gbps×2、Type-A 5Gbps×2
USB 2.0 Type-A×2
オーディオ天面:ヘッドフォン出力/マイク入力コンボ×1
背面:ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1
有線LAN2.5Gbps2.5Gbps1Gbps
無線Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4(GT17-0006jp・0008jpはMediaTek MT7925と明記)
端子構成(日本HP公式仕様書・2026年9月26日取得)。表記は仕様書の書き方に合わせています

映像出力はどの構成も4系統あります。
ゲーム用のモニターに加えて、攻略サイトを開くサブモニターと配信管理用のモニターを並べても、1つ余る数です。
DisplayPort 2.1は、4Kの高リフレッシュレートを1本のケーブルで通すための新しい規格です。
2.1aと2.1bの差が実際の表示にどう出るかは、当サイトでは確かめていません。

天面のUSBは斜めにカットされた面に並んでいて、机の下に置いても手を伸ばせば挿せる位置です。
X3Dの5構成は、天面のType-Cが10Gbpsです。
スマホの写真を外付けSSDに移すような作業も、天面の端子で済ませられます。
電源を切ったままUSBから給電できるので、寝る前にコントローラーやイヤホンを挿しておく使い方もできます。

価格とセールの見方

2026年9月28日に公式ページで表示されていた価格を、希望販売価格からの引き幅と一緒に並べます。

構成表示価格HP希望販売価格引き幅
オニキスプラス339,800円429,800円90,000円
モノリスプラス429,800円499,800円70,000円
オブシディアン469,800円599,800円130,000円
オブスキュア エクストラ549,800円699,800円150,000円
2026年9月28日に公式ページで確認した価格。「完売御礼」の表示が出ていたモノリス・オブシディアンプラス・オブスキュアの3構成は、標準価格のため外しています

引き幅は70,000円から150,000円まで開いています。
引き幅がいちばん大きいのはオブスキュア エクストラで、希望販売価格から2割以上下がっていました。
9月27日の時点では、製品ページとセールのページで同じ構成の価格は一致していました。

HPの直販は、同じ構成でもセールの切り替わりで価格が動きます。
セールの名前より、そのとき希望販売価格から何万円引かれているかを見たほうが判断は早いです。
週ごとの価格の動きはHPセールガイドで追っています。
他社のゲーミングPCと値段を比べたいときはゲーミングPCセールガイドが便利です。

当サイトでは、HP公式ページの価格をほぼ毎日、自動で記録しています。
光るAMD版のページでいちばん安く表示された価格は、次のように動きました。
8月26日は359,800円、9月1日は349,800円です。
9月12日に339,800円へ下がり、9月28日の13時の切り替え後も同じ金額でした。
8月26日から9月12日までに、2万円下がった計算です。
9月28日時点で、いちばん安い構成はプレスティージプラスでした。
オニキスプラスと同じ7800X3D+RTX 5070を積む構成です。

クーポンを使う手もあり、当サイトのリンクから個人向け7%OFFが使えます。
セール価格に重ねて使えるかは時期と商品で変わるので、購入画面で適用後の金額を見てから決めてください。
条件はHPクーポンのページにまとめています。

価格と掲載は購入画面で確認

7構成の掲載状況とクーポンの適用結果を公式サイトで確かめられます

次に読む1本

40万〜75万円の構成を分割で買うと月いくらか、HPの0%は36回までという条件と合わせて確認できます。
パソコンの分割払いはどこが得?メーカー別の手数料0%回数と月々の支払い早見表

向いている人/別の35Lも比べたい人

OMEN 35L Stealth Editionが向いている人

  • 机まわりに物を置くことが多く、ガラスのサイドパネルを避けたい人
  • 机の上の色数を絞って、制作に集中できる環境を作りたい人
  • リモートデスクトップやBitLockerを使うためにWindows 11 Proが欲しい人。7構成中6構成がProです
  • 配信の画面にPCが映り込んでも、背景を黒で落ち着かせたい人
  • RTX 5080を32GBで始めたい人(オブスキュア エクストラ)や、最初から64GBが要る人(オブシディアンプラス)
  • ガラスの拭き掃除や、光り方の設定に時間を使いたくない人

別の35Lも比べたほうがいい人

  • ケースの中を見せて楽しみたい人:光るAMD版は同じ部品構成で、ガラス越しにファンの光が見えます。OMEN 35L(AMD)の解説を参照してください
  • 予算を30万円前後に抑えたい人:HyperX OMEN 35LにはRTX 5060 Tiなどの下の価格帯があります。HyperX OMEN 35Lの解説で11構成を整理しています
  • Core Ultraの35Lを探している人:実機で計測した前モデルの記録はOMEN 35L v2のレビューにあります。v2は2026年3月に販売を終えています
  • 3.5インチのHDDを必ず積みたい人:ベイの記載があるのはオブスキュア系の2構成の仕様書だけです。購入前にHPへの確認をおすすめします

まとめ

OMEN 35L Stealth Editionは、光るOMEN 35Lから光とガラスを外した35Lです。
OSは、ほとんどの構成でProになります。
2026年9月28日時点では、光るAMD版のピナクルと同じ469,800円でオブシディアンが並んでいました。
シックな黒の外観を追加料金なしで選べる点が、Stealth Editionの分かりやすい魅力です。

7構成の中で迷ったら、4つの問いを順にたどってみてください。
ガラスで見せるか黒一色でまとめるか、X3Dの水冷か14700Fの空冷か。
NVIDIAかRadeonか、32GBか64GBかの順です。
ゲームが中心でWQHDを遊ぶなら、9800X3DとRTX 5070 Tiのオブシディアンが比較の軸になる1台です。
RTX 5080が欲しいならオブスキュア エクストラ、制作で64GBを使うならオブシディアンプラスが候補に残ります。

モノリスモデルとモノリスプラスは、20コアのCore i7-14700Fを積む空冷の2構成です。
ゲームでX3Dとどれだけ差が出るかは、まだ測れていません。
実機を借りられたら、同じURLで数字を足していきます。
シックな黒い箱を、仕事の日もゲームの夜も同じ机に置いておきたい人には、素直に勧められる35Lです。

価格と掲載は購入画面で確認

7構成の仕様書と現在の表示は、HP公式の製品ページで確認できます

よくある質問

OMEN 35L(AMD)とStealth Editionは何が違いますか?

外観とOSが違います。
Stealth EditionはRGBライティングとガラスのサイドパネルが無い黒一色です。
7構成中6構成がWindows 11 Proです。
AMD版は左サイドがガラスで光り、OSはWindows 11 Homeです。
2026年9月28日時点では、オブシディアンとピナクルが同じ469,800円でした。
どちらも9800X3DとRTX 5070 Tiを積む構成です。

モノリスモデルはいまも買えますか?

2026年9月26日から28日に公式ページを見たときは、モノリスモデルに「完売御礼」の表示が出ていました。
HPの直販は週ごとに構成が止まったり戻ったりするため、最新の表示は公式ページで確かめてください。
同じCore i7-14700Fを積むモノリスプラスは、9月28日時点で429,800円で掲載されていました。

Radeon RX 9070 XTのオブスキュアはどんな位置づけですか?

7構成で唯一Radeonを積む構成です。
OSがWindows 11 Home、SSDが1TB、電源が850Wで、ほかの構成と条件が違います。
PassMarkのG3D Markでは、RX 9070 XTが26,907で、RTX 5070の28,650に近い位置です。
RTX 5070 Tiの32,329より約17%低いので、3D描画の速さを優先するならオブシディアンが上です。
9月26日と28日に公式ページを見たときは「完売御礼」の表示でした。

メモリは自分で足せますか?

スロットは4本で、出荷時に2本を使うので空きは2本です。
上限は5構成の仕様書で128GBと書かれています。
ただしHPは純正メモリのオプション販売をしておらず、自分で用意したメモリを足した場合の動作はサポート外としています。
モノリス系はDDR5-4400、ほかはDDR5-5200か5600なので、構成に合った規格を選んでください。

ガラスのサイドパネルに付け替えられますか?

仕様書には「ガラスサイドパネルなし」と書かれています。
2026年9月26日に取得した公式ページには、付け替え用のパネルの案内は見当たりませんでした。
ケースの中を見せたい人は、最初からガラスが付く光るAMD版を選ぶほうが確実です。

Windows 11 Proが必要なのはどんな人ですか?

ほかのPCからこのPCを操作するリモートデスクトップを使う人や、BitLockerでドライブを暗号化したい人です。
Hyper-Vで仮想マシンを動かしたい人にも向きます。
ゲームだけならHomeとの差はほとんど出ません。
Stealth Editionは7構成中6構成がProで、Homeなのはオブスキュアだけです。

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