HP OmniBook 5 14-kf/hh 解説|kfとhhの違いと4構成の選び方を比較【2026年9月】
HPの公式サイトでOmniBook 5の14型を見ると、よく似た4構成が並んでいます。
Core 5、Core Ultra 5、Core 7、Core Ultra 7。
名前の違いはわずかですが、セール価格は177,800円から264,800円まで開きます。
どれを選ぶべきか、比較するほど迷いやすいラインナップです。
HP OmniBook 5 14-kf/hhは、全構成に2K有機ELのタッチ画面を備えた14型ノートPCです。
約1.33kg・薄さ13.6mmと持ち出しやすく、2026年8月に発表されました。
HPの今シーズンのモデルを比べると、kfとhhではCPUだけでなく、NPU、USB-C、メモリ、本体色まで違います。
私のおすすめは、184,800円のスタンダードプラス(Core Ultra 5 322)です。
最安構成との差は7,000円。
Copilot+ PC対応のNPUとThunderbolt 4が加わります。
画面輝度は300nit、仕様書をもとに選び方をわかりやすくまとめました。
- 全構成が14型2K有機EL(DCI-P3 100%・非光沢・タッチ対応)、輝度は300nit
- kf(Core 5/Core 7)とhh(Core Ultra 5/Ultra 7)で、NPU・USB-C・メモリ・色が違う
- 9月限定セール第2弾で177,800円〜264,800円(2026年9月28日12:59まで・税込)
- 本命はスタンダードプラス(Ultra 5 322)、32GBが必要な人だけパフォーマンスプラスへ
この記事は、日本HPの製品ページと仕様書、インテル公式の製品情報、PassMarkの公開スコアをベースにまとめています。
HPの価格と仕様、PassMarkのスコアは2026年9月12日、インテルのCPU仕様は9月11日に確認しました。
表に載せたPassMarkのスコアは、当サイトの計測ではなく投稿データの平均です。
体感の参考には、当サイトのHP実機レビュー記事もあわせてご覧ください。
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製品概要・基本スペック一覧

14-kfはCore 5・Core 7、14-hhはCore Ultra 5・Ultra 7を搭載します。
画面、質量、サイズは4構成で共通。
14型の2K有機ELタッチ画面を、家でも外でも使いたい人に向くモデルです。
| 項目 | 内容 |
| 価格 | 9月限定セール第2弾 177,800円〜264,800円 (HP希望販売価格 299,200円〜418,000円・36〜40%OFF・2026年9月28日12:59まで/9月12日確認) |
| モデル/SKU | 14-kf0000:スタンダード(14-kf0001TU)/パフォーマンス(14-kf0054TU) 14-hh0000:スタンダードプラス(14-hh0100TU)/パフォーマンスプラス(14-hh0101TU) |
| カラー | グレイシャーシルバー(kf) スターリットブルー(hh) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Core 5 320(6コア6スレッド・最大4.6GHz) Core 7 350(6コア6スレッド・最大4.8GHz) Core Ultra 5 322(6コア6スレッド・最大4.4GHz) Core Ultra 7 355(8コア8スレッド・最大4.7GHz) |
| NPU | 最大16 TOPS(Core 5 320)/17 TOPS(Core 7 350) 最大46 TOPS(Ultra 5 322)/49 TOPS(Ultra 7 355) |
| GPU | インテル グラフィックス(CPU内蔵) |
| メモリ | kf:16GB LPDDR5x-7467 hh:16GB/32GB LPDDR5x-6800 (すべてオンボード・増設不可) |
| ストレージ | 512GB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
| ディスプレイ | 14.0インチ 2K有機EL(1920×1200・16:10)、 300nit、DCI-P3 100%、非光沢、タッチ対応 |
| 通信 | Wi-Fi 7(Realtek 2×2)、Bluetooth 6.0 |
| 端子 | kf:USB-C 10Gbps×2(PD 3.1・DisplayPort 1.4) hh:Thunderbolt 4(40Gbps)×2(PD 3.1・DisplayPort 2.1) 共通:USB-A 10Gbps×1、USB-A 5Gbps×1、 HDMI 2.1、ヘッドホン/マイクコンボ |
| カメラ | 1080p FHD IRカメラ(顔認証・HDR自動切替)、 カメラシャッター |
| バッテリー | 3セル リチウムイオン(容量の記載なし)、 公称 最大31時間30分(kf)/最大32時間15分(hh) |
| 充電 | 65W USB-C GaN ACアダプター、 約45分で50%の急速充電(電源オフ時) |
| サイズ | 約312×218×13.6mm |
| 質量 | 約1.33kg |
| 保証 | 1年間(引き取り修理サービス・パーツ保証) |
| 公式サイト | HP公式サイトで詳細を見る |
HPのOmniBookシリーズと、OmniBook 5の位置づけ

HPは個人向けノートPCのブランドをOmniBookに統一しました。
OmniBook 5はPavilionの流れをくむ中位クラスで、OmniBook 3とOmniBook 7の間に位置します。
上位には、ENVY後継のOmniBook Xと、Spectre後継のOmniBook Ultraがあります。
2026年9月時点では、14型と16型にインテル版とAMD版が並びます。
14-kf/hhは14型のインテル版です。
近い候補にはAMD版の14-hmと、Snapdragonを積む14-heがあります。
違いは後半の比較表でまとめます。
注文画面では、型番より色で見分けるほうが簡単です。
シルバーはCore 5・Core 7のkf、ブルーはCore Ultraのhh。
2026年9月12日時点ではCPUと色がセットで、色だけを変えることはできません。
OmniBook 5 14-kf/hhの3つのポイント

ポイント①:14型で2K有機EL・DCI-P3 100%、しかも非光沢のタッチ画面
OmniBook 5 14-kf/hhの主役は画面です。
4構成すべてが2K有機ELで、DCI-P3を100%カバー。
有機ELは黒を深く表示でき、暗い場面の多い映画や写真では液晶との差が出やすくなります。
画面は非光沢で、タッチ操作にも対応。
照明の映り込みを抑えながら、地図の拡大やPDFのスクロールは指で操作できます。
解像度は1920×1200で、2.8Kや3Kほどの精細さはありません。
代わりに16:10の比率でフルHDより縦に広く、Excelやブラウザで見渡せる範囲が増えます。
ポイント②:約1.33kg・13.6mmに、公称最大32時間15分のバッテリー
本体は約312×218×13.6mm、質量は約1.33kgです。
設置面積はA4用紙(297×210mm)よりひと回り大きい程度。
A4書類が入るトートバッグなら、書類と一緒に持ち出しやすい大きさです。
1kg前後の超軽量機ほどではないものの、14型の画面を毎日持ち歩ける重さに収まっています。
バッテリー駆動時間は、公称でkfが最大31時間30分、hhが最大32時間15分です。
HPの仕様書は、この数値が構成や使い方で変わる目安で、実際はより短くなる場合があると注記しています。
私は、公称値をそのまま信じるより、朝から夕方まで充電器を出さずに済むかの判断材料として見るのが現実的だと考えます。
当サイトでは電池持ちをまだ計測していないため、この記事の駆動時間はすべてHPの公称値です。
付属するのは、コンセントへ直接挿す65WのGaN充電器です。
電源オフなら約45分で50%まで充電できるため、昼休みの充電でも午後に使うぶんを補えます。
ポイント③:kfとhhで中身が違う、選ぶならCore Ultraのhh
kfとhhは、CPU以外にも次の4点が違います。
- NPU:kfは最大16〜17 TOPS、hhは最大46〜49 TOPS
USB-C:kfは10Gbps(DisplayPort 1.4)、hhはThunderbolt 4の40Gbps(DisplayPort 2.1)
メモリ:kfはLPDDR5x-7467の16GB、hhはLPDDR5x-6800の16GB/32GB
色と公称駆動時間:kfはシルバーで最大31時間30分、hhはブルーで最大32時間15分
差が大きいのは、AI処理を受け持つNPUです。
Copilot+ PCに必要な40 TOPS以上を満たすのは、hhの2構成だけ。
リコールやコクリエイターなどの対応も、公式ページでは「14-hh0000シリーズのみ」と注記されています。
hhのThunderbolt 4は最大40Gbpsで、対応ドックや高速SSDを活かせます。
kfのUSB-Cも充電と映像出力には対応しますが、速度は10Gbpsです。
メモリの規格表記は、kfのLPDDR5x-7467のほうが数字は大きくなっています。
ただしCPUの設計が異なるため、数字だけで速さは比べられません。
私は4構成を上位・下位ではなく、中身の違う2系統として見るのが正確だと考えています。
デザイン・外観
外装にはリサイクルアルミニウムとリサイクルプラスチックが使われ、HPは「たわみに強い堅牢なユニボディ」と説明しています。
カラーはグレイシャーシルバーとスターリットブルーの2色で、先に書いたとおり色とCPUがセットになっています。
シルバーは会議室やオフィスに置いても目立ちにくい色、ブルーは持ち物に少し個性を足したい人に向く色です。
本体の厚さは13.6mmに収まっています。
環境面では、EPEAT Gold with Climate+登録とENERGY STAR認定を取得しています。
詳細スペック紹介

メモリとストレージ
メモリはLPDDR5xのオンボード実装で、購入後に増設できません。
容量はkfが16GB(LPDDR5x-7467)、hhが16GBと32GB(どちらもLPDDR5x-6800)です。
OfficeやWeb会議が中心なら、16GBが基準になります。
ローカルでの画像生成AIや大量のRAW現像まで考えるなら、32GBがお勧めです。
メモリがオンボードになる理由と、購入時に気をつけたい点は別の記事で解説しています。
≫ ノートPCのオンボードメモリ(LPDDR5X)の注意点を解説した記事はこちら
ストレージは4構成とも512GBのPCIe Gen4 NVMe SSDです。
写真や動画を本体にためるなら、クラウドストレージか外付けSSDも見込んでおきたい容量です。
hhは40GbpsのThunderbolt 4を備え、高速な外付けSSDを組み合わせやすくなります。
バッテリーと充電性能

バッテリーは3セルのリチウムイオンです。
公称駆動時間はkfが最大31時間30分、hhが最大32時間15分です。
充電はUSB Power Delivery 3.1対応のUSB-Cから行います。
付属品は、65WのUSB-C ウォールマウント GaN ACアダプターです。
急速充電は、電源を切った状態で付属または推奨のHP製アダプターを使うと、約45分で最大50%まで充電できる仕様です。
hhのThunderbolt 4ポートは、HP Sleep and Chargeに対応します。
PCがスリープ中や電源オフのときでも、スマホなどを充電できる機能です。
kfのUSB-Cについては、仕様書上はPD 3.1とDisplayPort 1.4への対応だけが書かれています。
キーボード・タッチパッド・操作性
キーボードはバックライト付きの日本語配列で、Copilotキーとマイクミュートキーを備えています。
暗い場所でも刻印を確認しやすい仕様です。
キーピッチやストロークは公開されておらず、打鍵感も未確認です。
タッチパッドはHPが「イメージパッド」と呼ぶタイプで、タッチジェスチャーに対応しています。
画面そのものもタッチ操作に対応するので、スクロールは画面を指で、細かい選択はタッチパッドで、と使い分けられます。
オーディオとカメラ
スピーカーはデュアル構成です。
公式ページでは、上向きに音を出すアップファイアリング方式と、AIによるノイズリダクションが紹介されています。
音質は実際に聴かないと評価できないため、この記事では仕様の紹介にとどめます。
カメラは約207万画素の1080p FHD IRカメラで、デュアルマイクを内蔵しています。
HDR自動切替とノイズ低減にも対応します。
IRカメラを使った顔認証(Windows Hello)で、画面の前に座るだけでサインインできます。
物理的なカメラシャッターとマイクミュートキーもあり、Web会議のあとにカメラやマイクを切り忘れる心配を減らせます。
接続ポートと通信性能
仕様書に書かれたポート構成は、kfとhhでUSB-Cが異なります。
kfはUSB-C 10Gbps×2で、PD 3.1とDisplayPort 1.4に対応します。
hhはThunderbolt 4(40Gbps)×2です。
PD 3.1とDisplayPort 2.1に加え、HP Sleep and Chargeにも対応します。
ほかにUSB-A(10Gbps・5Gbps)各1、HDMI 2.1出力、ヘッドホン/マイクコンボジャックを共通で備えます。
USBメモリやマウスのレシーバー、会議室のプロジェクターのHDMIケーブルを、変換アダプターなしでつなげます。
HDMI 2.1は、最大4K(3840×2160)の外部出力に対応すると公式ページにあります。
無線はWi-Fi 7(Realtek 2×2)とBluetooth 6.0です。
Wi-Fi 7対応のルーターがある環境なら、最新規格の通信速度を活かせます。
セキュリティ機能
セキュリティまわりは、顔認証センサー、マイクミュートキー、カメラシャッター、TPM対応と仕様書にあります。
指紋センサーの記載はないので、サインインは顔認証かPINが基本になります。
ウイルス対策ソフトは、McAfee+ プレミアムの30日版が付属します。
31日目以降は有料で更新するか、Windows標準のMicrosoft Defenderを使う形です。
性能の見立て(PassMarkの公開データ・当サイト未計測)

当サイトでは14-kf/hhを計測していません。
CPUの速さはPassMark CPU Benchmarksが公開する平均スコアで確かめます。
PassMarkは、世界中の利用者から集まったスコアの平均値をCPUごとに公開しているベンチマークサイトです。
まずは仕様書とインテル公式の情報で4構成のCPUを整理し、そのあとスコアを並べます。
| CPU(搭載構成) | 系統(開発コード名) | コア構成 | 最大クロック | キャッシュ | 内蔵GPU | NPU |
| Core 5 320 (スタンダード) | Core シリーズ3 (Wildcat Lake) | 6コア(高性能2+省電力4) | 4.6GHz | 6MB | Xeコア2基 | 16 TOPS |
| Core 7 350 (パフォーマンス) | Core シリーズ3 (Wildcat Lake) | 6コア(高性能2+省電力4) | 4.8GHz | 6MB | Xeコア2基 | 17 TOPS |
| Core Ultra 5 322 (スタンダードプラス) | Core Ultra シリーズ3 (Panther Lake) | 6コア(高性能2+省電力4) | 4.4GHz | 12MB | Xeコア2基 | 46 TOPS |
| Core Ultra 7 355 (パフォーマンスプラス) | Core Ultra シリーズ3 (Panther Lake) | 8コア(高性能4+省電力4) | 4.7GHz | 12MB | Xeコア4基 | 49 TOPS |
4構成のCPUは、どれも2026年に登場しました。
hhはPanther LakeのCore Ultra シリーズ3です。
kfは同世代でコストを抑えた、Wildcat LakeのCore シリーズ3です。
インテルの仕様では、基本消費電力はCore Ultraが25W、無印Coreが15W。
キャッシュとNPUにも差があります。
Core 5 320、Core 7 350、Core Ultra 5 322は6コアです。
Core Ultra 7 355だけが8コアで、内蔵GPUのXeコアも4基とほかの3機種の倍あります。
コア数とキャッシュの違いがスコアにどう出るかを、PassMarkの平均値で確かめます。
| CPU | 搭載構成 | コア/スレッド | CPU Mark | シングルスレッド | サンプル数 |
| Core 5 320 | スタンダード | 6/6 | 15,038 | 3,931 | 89 |
| Core Ultra 5 322 | スタンダードプラス | 6/6 | 14,743 | 3,757 | 31 |
| Core 7 350 | パフォーマンス | 6/6 | 15,036 | 4,115 | 12 |
| Core Ultra 7 355 | パフォーマンスプラス | 8/8 | 20,267 | 3,962 | 170 |
CPU Markは、すべてのコアを動員したときの総合力を表す数字です。
シングルスレッドは、コア1つあたりの速さを示します。
メールやWebページを開くような、1本の処理に頼る場面では後者が効いてきます。
6コアの3機種は、CPU Markが14,743から15,038の間に収まりました。
最も高いCore 5 320と、最も低いCore Ultra 5 322の差は2%です。
スタンダードプラスを勧める理由は、CPUの速さではなくNPUとThunderbolt 4にあります。
頭ひとつ抜けているのは、8コアのCore Ultra 7 355です。
CPU Markは20,267で、6コアの3機種のおよそ1.35〜1.37倍。
動画の書き出しやファイルの圧縮のように、コアを総動員する作業で差がつきます。
一方でシングルスレッドは、Core 7 350の4,115が4機種の最高値でした。
PassMarkの平均値には、機種ごとの冷却や電源設定の違いも混ざっています。
投稿数が少ないCPUほど、あとから値が動きやすい点にも注意してください。
サンプル数はCore 7 350が12件、Core Ultra 5 322が31件にとどまります。
170件のCore Ultra 7 355に比べると、値が動く余地があります。
スコアは日々更新されるため、この記事の数値は2026年9月12日に確認したものです。
Office、ブラウザ、Web会議が中心なら、私はCore Ultra 5 322を基準に見ます。
Core Ultra 7 355は8コアなので、複数の作業を並行したい人向けの候補です。
内蔵GPUは「インテル グラフィックス」です。
本格的な3Dゲームや長尺動画の編集が目的なら、専用GPU搭載機が向いています。
NPUは、背景ぼかしやノイズ除去といったAI処理を、CPUの代わりに受け持つ部品です。
hhの46〜49 TOPSなら、Copilot+ PCの機能が使えます。
AI処理をNPUに任せることで、PC全体の性能とバッテリー効率が上がるとHPは説明しています。
kfの16〜17 TOPSはCopilot+ PCの条件に届かないため、Copilot+ PC向けの機能は使えません。
購入前に確認したいこと
注文前に確認したい点は5つあります。
①画面の輝度は300nit
有機ELの色の良さは魅力ですが、最大輝度は300nitです。
室内での作業や動画視聴なら困りにくい明るさでも、日差しの入る窓際やテラス席では画面が暗く感じる可能性があります。
屋外で使う時間が長い方は、400〜500nitクラスの画面を持つ機種も比べてみてください。
②Core 5・Core 7のkfはCopilot+ PC非対応
価格の安いスタンダード(Core 5 320)とパフォーマンス(Core 7 350)は、NPUが16〜17 TOPSです。
Copilot+ PCの条件は満たしません。
製品ページの冒頭には、「最大49 TOPS」や「最大50 TOPS」といったAI性能の訴求が並びます。
どちらもkf構成には当てはまらない数字です。
仕様書に書かれた最大値は、Core Ultra 7 355の49 TOPS。
AI機能を目当てに選ぶ方は、CPU名にUltraが入っているかを必ず確認してください。
③メモリは増設不可、SSDは512GBのみ
メモリはオンボードで、購入後に増やせません。
32GBが欲しい場合の選択肢は、264,800円のパフォーマンスプラスだけ。
スタンダードプラスとの差は80,000円あります。
SSDも4構成すべて512GBで、2026年9月12日時点の公式サイトには1TBの構成が見当たりませんでした。
④Officeは付属しない
Officeは標準で付属しません。
Microsoft 365 Personal(24か月版)かOffice Home & Business 2024を、有償オプションで追加する形です。
大学のライセンスや会社のアカウントでOfficeを使える方は、付けずに購入しても困らないはずです。
⑤公式情報の表記に揺れがある
USB-Cの数、急速充電の時間、テンキーの有無の3点で、公式製品ページと仕様書の記載が食い違っていました。
この記事では、型番ごとの条件が明記された仕様書を優先しています。
| 項目 | 公式製品ページ | 製品仕様書 |
| USB-Cの数 | USB-C 10Gbps×1(各部名称) | kf:USB-C 10Gbps×2 hh:Thunderbolt 4×2 |
| 急速充電 | 30分で50% | 約45分で50%(電源オフ時・付属または推奨アダプター) |
| テンキー | テンキー付きフルサイズキーボード | バックライトキーボード(日本語配列)のみ |
購入前にはっきりさせたい方は、HPの購入相談窓口で確認しておくと確実です。
仕様が更新された場合は、この記事にも反映します。
構成比較:どの構成を選ぶべきか

4構成の違いを1つの表に並べました。
価格は2026年9月12日時点の、9月限定セール第2弾の税込価格です。
| 構成/SKU | CPU/NPU | メモリ | USB-C | 色 | 公称駆動 | セール価格 | 向く人 |
| スタンダード (14-kf0001TU) | Core 5 320/16 TOPS | 16GB | 10Gbps×2 | シルバー | 31時間30分 | 177,800円 | 予算を最優先し、AI機能を使わない人 |
| スタンダードプラス (14-hh0100TU) | Core Ultra 5 322/46 TOPS | 16GB | Thunderbolt 4×2 | ブルー | 32時間15分 | 184,800円 | ほとんどの人の本命 |
| パフォーマンス (14-kf0054TU) | Core 7 350/17 TOPS | 16GB | 10Gbps×2 | シルバー | 31時間30分 | 194,800円 | シルバーを選びたい人 |
| パフォーマンスプラス (14-hh0101TU) | Core Ultra 7 355/49 TOPS | 32GB | Thunderbolt 4×2 | ブルー | 32時間15分 | 264,800円 | 32GBが必要な人、長く使いたい人 |
私はスタンダードプラスを比較の基準にします。
スタンダードとの差額は7,000円です。
Copilot+ PC対応のNPUとThunderbolt 4が付き、公称駆動時間も45分延びます。
10,000円高いパフォーマンスは、NPUとUSB-Cがkfの仕様のままです。
シルバーを選びたい人や、AI機能とThunderbolt 4を使わない人に向く構成です。
パフォーマンスプラスは、スタンダードプラスより80,000円高い構成です。
8コアのCore Ultra 7 355と、32GBのメモリを搭載します。
長く使う予定で、ローカルAIや写真現像など32GBが必要な用途まで決まっている人向けです。
Officeとブラウザが中心なら、16GBのスタンダードプラスに抑えるほうが選びやすいでしょう。
兄弟機・近いクラスとの比較
OmniBook 5 14-kf/hhを検討するなら、同じ筐体のAMD版14-hm、Snapdragon版の14-he、1つ上のOmniBook 7 14-hgが比較相手です。
私の結論は3つ。
安くCopilot+ PCを手に入れたいなら14-hm(174,800円〜・NPU 50 TOPS・ただしThunderbolt 4なし・公称最大26時間)。
軽さと電池持ちなら14-he(約1.29kg・公称最大34時間・149,800円〜・ARM版Windowsのアプリ対応は要確認)。
有機ELとThunderbolt 4を20万円以下で両立できるのは、この中では14-kf/hhのhh構成だけです。
16型が欲しい方には、同じCPU・同じ価格の16-cn/bm(約1.68kg・テンキー付き)もあります。
近いモデルどうしの横並び表は、HPノート全体のまとめ記事に集約しました。
この記事は14型の構成選びに絞り、比較はそちらで更新を続けます。
≫ OmniBook 5の14型3兄弟とOmniBook 7 14-hgの比較表はこちら(HPノートパソコンおすすめ|全シリーズ早見マップと選び方)
価格とコスパ評価
9月限定セール第2弾の価格は、スタンダードが177,800円、スタンダードプラスが184,800円です。
パフォーマンスは194,800円、パフォーマンスプラスは264,800円です。
公式表示では、最初の3構成が40%OFF、パフォーマンスプラスが36%OFFです。
セールの期限は2026年9月28日(月)12:59までです。
メモリ価格の上昇で、ノートPC全体の値段が上がっています。
その中で、14型の有機EL・Wi-Fi 7・約1.33kgを18万円台でそろえられる点は、素直に評価できます。
価格差まで含めると、スタンダードプラスが選びやすい構成です。
最安構成を選ぶなら、予算を7,000円でも抑えたい場合か、AI機能とThunderbolt 4が不要な場合に限られます。
HPはセールごとに価格が動くため、購入時期はセールガイドでも整理しています。
≫ HPセール完全ガイドはこちら
総合評価と結論

OmniBook 5 14-kf/hhは、どの構成を選ぶかで満足度が変わる14型有機ELノートです。
良かった点
- 全構成に14型2K有機EL(DCI-P3 100%・非光沢・タッチ対応)
- 約1.33kg・13.6mmで、公称最大32時間15分のバッテリー
- hh構成はNPU 46〜49 TOPSでCopilot+ PCに対応
- hh構成はThunderbolt 4(40Gbps)×2を搭載
- 約45分で50%の急速充電と65WのGaNアダプター
- 顔認証・カメラシャッター・マイクミュートキーを装備
気になった点
- 画面の輝度は300nitで、明るい屋外では控えめ
- kf構成(Core 5/Core 7)はNPU 16〜17 TOPSでCopilot+ PC非対応
- メモリはオンボードで増設不可、32GBは最上位構成のみ
- SSDは全構成512GB
- SDカードスロット非搭載(仕様書・各部名称とも記載なし)
- 公式ページと仕様書でUSB-C・急速充電・テンキーの表記が異なる
買って後悔しない人
- 映画や写真を色のきれいな画面で楽しみたい人
- 14型の画面を毎日持ち歩きたい人
- Copilot+ PCの機能やThunderbolt 4を使いたい人(hh構成)
- 画面をタッチでも操作したい人
他のモデルも検討すべき人
- 屋外や日差しの強い場所で使う時間が長い人
- 3Dゲームや本格的な動画編集が目的の人
- 少しでも安くCopilot+ PCを手に入れたい人(AMD版の14-hmも候補)
- 1.2kgを切る軽さを最優先したい人
14型の有機ELと持ち運びやすさを両立したい人には、検討しやすい一台です。
18万円台で選ぶなら、私はスタンダードプラスを基準にします。
🗺 HPノートPCのシリーズ選びに迷ったら
OmniBook統合後の全シリーズの違い・価格帯・用途別の選び方は HPノートパソコンおすすめ|全シリーズ早見マップと選び方 にまとめています。
💰 セール時期に安く買うコツは HPセール完全ガイド へ。
まとめ:OmniBook 5 14-kf/hhはこんな人におすすめ
14型で有機ELの画面を毎日持ち歩きたい人に、まず検討してほしいモデルです。
構成は184,800円のスタンダードプラスが基準で、32GBが必要な人だけパフォーマンスプラスへ。
Core 5・Core 7のkf構成はCopilot+ PCに対応しない点だけ、注文前に確認してください。
価格・在庫は購入画面で確認
よくある質問(FAQ)
Q1. 14-kfと14-hhの違いは何ですか?
CPUの種類で型番が分かれています。
14-kfはCore 5 320またはCore 7 350を積み、NPUは最大16〜17 TOPSです。
USB-Cは10Gbpsで、色はグレイシャーシルバー。
14-hhはCore Ultra 5 322またはCore Ultra 7 355を積み、NPUは最大46〜49 TOPSです。
USB-CはThunderbolt 4で、色はスターリットブルーです。
Q2. Copilot+ PCに対応していますか?
対応するのは14-hhの2構成(Core Ultra 5 322/Core Ultra 7 355)です。
Copilot+ PCは40 TOPS以上のNPUが条件で、14-kfの16〜17 TOPSは条件に届きません。
Q3. どの構成を選ぶべきですか?
迷ったら184,800円のスタンダードプラス(Core Ultra 5 322・16GB)がおすすめです。
スタンダードとの差は7,000円で、Copilot+ PCとThunderbolt 4が付きます。
32GBメモリが必要な方だけ、264,800円のパフォーマンスプラスを選んでください。
Q4. メモリは後から増設できますか?
できません。
メモリはLPDDR5xのオンボード実装です。
32GBが必要になりそうな方は、購入時にパフォーマンスプラスを選んでください。
Q5. バッテリーは実際どれくらい持ちますか?
HPの公称値は、14-kfが最大31時間30分、14-hhが最大32時間15分です。
仕様書には、構成や使い方しだいで実際の駆動時間はこの数値より短くなる場合があると注記されています。
当サイトでは電池持ちをまだ計測していないため、この記事の駆動時間はすべてHPの公称値です。
Q6. テンキーは付いていますか?
仕様書のキーボード欄にはテンキーの記載がありません。
製品ページの説明文には「テンキーが付いたフルサイズキーボード」とあります。
購入前に、公式サイトのキーボード配置図で確認してください。
テンキー付きが必要なら、同じCPU構成の16型16-cn/bmが候補になります。
Q7. ゲームはできますか?
グラフィックスはCPU内蔵のインテル グラフィックスで、ゲーム向けの専用GPUは積んでいません。
当サイトでは未計測のため具体的なfpsは示せませんが、3Dゲームを主な目的にするならゲーミングノートを検討してください。