FRONTIERフロンティアのセールはどれを選ぶ?BTOゲーミングPCの価格帯別ガイド
ゲーミングPCを買おうと決めて、フロンティアの公式ページを開いたところで手が止まっていませんか。
FRGHLMB650、FRGHLB860K、FRMFGB650。
似た文字列が20台近く並んでいて、どれがどう違うのか読み取れないまま時間だけが過ぎていきますよね。
私も最初にこの一覧を見たとき、正直どこから手を付ければいいのか分かりませんでした。
結論から書くと、見るべきは型番ではありません。
GPUの名前、自分が出せる予算、そして冷却が空冷か水冷か。
この3つを先に決めてしまえば、18台の一覧は3台くらいまで一気に絞れます。
本記事では2026年8月開催の半期決算SALEを、18万円台・20万円台・30万円台・40万円以上の4つに割って整理しました。
GPU・予算・冷却の3軸で、半期決算SALEの18モデルから自分に合う1台を選べるようになる
本記事の価格・構成は、2026年8月1日時点でフロンティア(FRONTIER)公式セールページを私自身が確認した内容です。
あわせて、2026年7月に公式サイトで決済の直前まで見積もりを通して確認した送料・保証・納期の実額も載せています。
当サイトではフロンティアの実機をまだ計測できていないため、ベンチマークは他メーカーの同じGPUを積んだ機種での当サイト実測を参考値として、機種名を明記したうえで引用します。
受注生産のBTOは完売や構成変更が起きやすいので、購入前に必ず公式ページで最新の表示を確認してください。
型番を読む前に決める3つのこと

BTOで迷う原因は、CPU名とGPU名が同じ画面に同じ大きさで並ぶことにあります。
どちらも大事そうに見えて、優先順位が付けられません。
先に順番を決めてしまいましょう。
GPU、予算、冷却の3つです。
GPUで、遊べる解像度が決まる

ゲーム性能をいちばん左右する部品はGPUです。
CPUを1段上げるより、GPUを1段上げるほうがフレームレートに素直に効きます。
持っているモニター、あるいはこれから買うモニターの解像度から逆算するのがいちばん失敗しません。
| GPU | 狙える解像度の目安 | 今回の価格帯 |
|---|---|---|
| GeForce RTX 5060 | フルHD(1920×1080)中心 | 18万円台 |
| RTX 5060 Ti 8GB / Radeon RX 9060 XT 16GB | フルHD高画質〜WQHD入門 | 20万円台 |
| RTX 5070 | WQHD(2560×1440)高画質 | 29〜32万円台 |
| Radeon RX 9070 XT / RTX 5070 Ti | WQHD高画質〜4K入門 | 30〜42万円台 |
| RTX 5080 / RTX 5090 | 4K高画質・動画編集・3D制作 | 44万円以上 |
今売られているゲーミングモニターは、27インチのWQHD・180Hz前後が
主力の価格帯まで降りてきました。
一方で、Steamのハードウェア調査(2026年7月)では、実際に使われている
解像度はフルHDが51.10%、WQHDは21.46%。
売り場の標準と、手元の標準のずれ。
18万円台のRTX 5060構成は、すでにフルHDのモニターを持っている人の
選択肢として見てください。
私がPCと一緒にモニターも新調するなら、20万円台以上から選びます。
RTX 5060のVRAMは8GBで、WQHDの高画質設定では足りなくなる場面が
あるからです。
メーカーの違いは、使うソフトで決める方法もあります。
録画・配信・生成AI・Adobe系のソフトを触るならNVIDIA GeForce。
同じ予算でゲーム性能とVRAM容量を厚く取りたいならAMD Radeon。
一般的にはいうように、上記のような選択が性能がでやすいとされています。
1つ注意したいのが、同じ「RTX 5070」でもノートPC版とデスクトップ版は中身が違う点です。
当サイトの実測でも、ノート版とデスクトップ版ではスコアの出方がはっきり分かれました。
今回のフロンティアはすべてデスクトップなので、ノート向けのレビューで見た数字をそのまま当てはめないでください。
型番ごとの違いはRTX 50シリーズの型番別ガイド(当サイト実測)で整理しています。
空冷か水冷か。ここが静かさの分かれ目

GPUの次に決めてほしいのが冷却方式です。
スペック表の中で地味な行ですが、買ったあとの満足度をいちばん左右します。
ゲーム中のファンの音は、性能の数字には出てきません。
空冷は構造がシンプルで、価格を抑えやすい方式です。
その代わり、CPUの温度が上がるとファンの回転数も上がります。
負荷の高いゲームを長く回すと、動作音は素直に大きくなります。
ヘッドセットを付けていれば気にならない一方、スピーカーで音を出す人や、夜に静かな部屋で使う人にはここが効いてきます。
水冷は、ラジエーターの大きな面積で熱を逃がす方式です。
ファンをゆっくり回しても冷えるので、同じ負荷なら空冷より静かに収まりやすくなります。
メーカーが組み上げた完成品なので、購入後に自分で何かする必要はありません。
私は、配信やボイスチャットをする人と、寝室や1Rで使う人には水冷を勧めます。
今回の半期決算SALEで水冷を積んでいるのは、18台中5台だけです。
しかも20万円台以下には1台もありません。
静かさを取るなら30万円台が入口になります。
| 税込価格 | 型番 | CPU | GPU | 冷却 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 304,800円 | FRGHLB860/WS0720 | Core Ultra 5 250KF Plus | RTX 5070 | 水冷360mm | 公式で見る |
| 319,800円 | FRGPLMB650B/WS629 | Ryzen 7 7800X3D | RTX 5070 | 水冷360mm | 公式で見る |
| 374,800円 | FRGHLB860K/WS0630 | Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5070 Ti | 水冷360mm | 公式で見る |
| 424,800円 | FRMFGB650/WS525 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 水冷240mm | 公式で見る |
| 919,800円 | FRGHLB850/WS0424 | Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition | RTX 5090 | 水冷360mm | 公式で見る |
残る13台はすべて空冷です。
音より価格を優先するなら空冷、静かさにお金を払えるなら水冷。
この記事では、価格帯ごとに両方の見方を書いていきます。
残りの部品は、今回ほぼ悩まなくていい

ここが今回の半期決算SALEでいちばん楽な部分です。
18モデルすべてがメモリ32GB、電源は全機80PLUS PLATINUM、SSDは最低でも1TB。
2026年に新しく買うなら十分な足回りが、最安の18万円台にも付いています。
16GB構成が1台も混ざっていないラインナップ。
CPUで唯一覚えておきたいのが、Ryzenに付く「X3D」の3文字です。
9800X3Dや7800X3Dは大容量キャッシュを積んだゲーム向けのCPUで、混戦時に落ち込む最低フレームレートを支えるのが得意な設計。
平均値より、カクつく瞬間を減らしたい人に効きます。
インテルのCore Ultra 5 250KF PlusやCore Ultra 7 270K Plusは、動画のエンコードなど並列処理も回したい人向けの選択です。
メモリで1つだけ見ておきたいのが枚数の表記。
今回は16GB×2と32GB×1が混在しています。
16GB×2はデュアルチャネルで動き、32GB×1は後から1枚足して64GBにしやすい構成です。
公式ページにも「AMDならシングルメモリでもほぼ同等のパフォーマンス」という注記が付いているモデルがあり、AMD構成なら32GB×1でも不利になりにくいと読めます。
そもそも自分に32GBが必要かどうかは≫ ゲーミングPCのメモリは16GBか32GBかで整理しています。
FRGHLMB650/WS709/NTK のような型番は、前半がケースとマザーボードの組み合わせ、スラッシュ以降が構成の管理番号です。
末尾のWS番号が違えば、見た目が同じでも中身は別物。
比較するときは前半ではなく末尾の数字を見比べてください。
半期決算SALEはどういうセールか

見るべき部品が決まったところで、今回のセールの中身に入ります。
公式ページで確認できた開催期間は、2026年7月31日(金)15時から8月7日(金)15時までの1週間です。
ページには「完売の際は予告なく商品の入れ替えや、同等スペック・新価格へ変更する場合があります」という注意書きが添えられています。
この一文が、フロンティアのセールでいちばん気を付けたい部分。
ただ、今回は状況が良いほうに転んでいます。
私が確認した時点では、18モデルすべてが受注生産(在庫状況○)の表示でした。
目玉のはずのモデルに完売札が並んでいた6月のボーナスセールと比べると、素直に選べる状態です。
前回セールと同じ型番で、値動きを見る

セール名が派手でも、中身が前回と同じ値段なら急ぐ理由はありません。
当サイトでは2026年6月のボーナスセールの価格も記録しているので、同じ型番がいくらになったかを並べてみます。
| 型番 | 6月ボーナスセール | 8月半期決算SALE | 差額 |
|---|---|---|---|
| FRGKB550/WS0324/NTK | 185,980円 | 184,800円 | -1,180円 |
| FRGHLB550/WS0327/NTK | 214,800円 | 209,800円 | -5,000円 |
| FRGHLB550/WS0402/NTK | 204,800円 | 205,800円 | +1,000円 |
| FRGHLB850/WS0424 | 909,800円 | 919,800円 | +10,000円(SSDの表記も変更) |
20万円前後の2台は下がり、上位機は上がりました。
特にFRGHLB550/WS0327/NTKは、構成が同じまま5,000円安くなっています。
2か月前と同じ中身がそのまま値引きされた形なので、この1台については今回のほうが素直に買い時です。
一方でFRGHLB850/WS0424は1万円上がっていますが、単純な値上げとも言い切れません。
SSDの表記が2TB Gen4から、Samsung 9100 PROの2TB Gen5に変わっていました。
中身が入れ替わった結果の1万円、と読むほうが自然です。
実はBTOで失敗しにくいのは、セール名の大きさではなく先月比で見る買い方です。
2026年はメモリとSSDの調達価格が動きやすく、同じ型番でも月をまたぐと数千円単位で上下します。
気になるモデルがあるなら、価格を1回メモしておくだけで次のセールの判断が速くなります。
8月7日(金)15時まで
価格帯別・全18モデル早見表

公式ページは「激熱目玉」「初心者&中級者おすすめ」「プレミアム」の3カテゴリで並んでいますが、価格順では並んでいません。
初心者向けのカテゴリに32万円台が入り、目玉のカテゴリに39万円台が混ざっています。
探しにくいので、当サイトでは18台すべてを価格順に並べ替えました。
| 税込価格 | 型番 | CPU | GPU | メモリ / SSD | 冷却 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 184,800円 | FRGKB550/WS0324/NTK | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 | 32GB(16×2) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 205,800円 | FRGHLB550/WS0402/NTK | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 Ti 8GB | 32GB(16×2) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 209,800円 | FRGHLB550/WS0327/NTK | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 32GB(16×2) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 224,800円 | FRMFGB550/WS611 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 32GB(16×2) / 1TB | 空冷(MSI) | 公式で見る |
| 275,800円 | FRMFGB650/WS522 | Ryzen 7 9700X | RTX 5060 Ti 8GB | 32GB(32×1) / 1TB | 空冷(MSI) | 公式で見る |
| 299,800円 | FRGHLMB650/WS0531 | Ryzen 7 9700X | RTX 5070 | 32GB(32×1) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 304,800円 | FRGHLB860/WS0720 | Core Ultra 5 250KF Plus | RTX 5070 | 32GB(16×2) / 1TB | 水冷360mm | 公式で見る |
| 309,800円 | FRGHLMB650/WS0719 | Ryzen 7 7800X3D | RX 9070 XT | 32GB(32×1) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 319,800円 | FRGPLMB650B/WS629 | Ryzen 7 7800X3D | RTX 5070 | 32GB(16×2) / 1TB | 水冷360mm | 公式で見る |
| 324,800円 | FRGHLB860K/WS0722 | Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5070 | 32GB(16×2) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 344,800円 | FRGHLMB650/WS709/NTK | Ryzen 7 9800X3D | RX 9070 XT | 32GB(16×2) / 2TB | 空冷 | 公式で見る |
| 354,800円 | FRGHLMB650/WS0718 | Ryzen 7 9700X | RTX 5070 Ti | 32GB(32×1) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 374,800円 | FRGHLB860K/WS0630 | Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5070 Ti | 32GB(16×2) / 1TB | 水冷360mm | 公式で見る |
| 399,800円 | FRGHLMB650/WS710/NTK | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 32GB(32×1) / 2TB | 空冷 | 公式で見る |
| 424,800円 | FRMFGB650/WS525 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 32GB(32×1) / 2TB | 水冷240mm(MSI) | 公式で見る |
| 449,800円 | FRGHLMB650/WS0729 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 | 32GB(32×1) / 1TB | 空冷 | 公式で見る |
| 489,800円 | FRGHLMB650/WS0716 | Ryzen 9 9950X3D | RTX 5080 | 32GB(32×1) / 2TB | 空冷 | 公式で見る |
| 919,800円 | FRGHLB850/WS0424 | Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition | RTX 5090 | 64GB(32×2) / 2TB Gen5 | 水冷360mm | 公式で見る |
並べ替えると、価格の刻みが見えてきます。
18万円台に1台、20万円台に3台、そして29万円から40万円手前までに8台が密集。
フロンティアが力を入れている中心が30万円前後だと分かります。
冷却の列にも注目してください。
水冷が入るのは30万円台から上だけで、それより安い4台はすべて空冷です。
静かさを条件に入れると、候補は一気に5台まで絞られます。
ここからは価格帯ごとに、実際どれを選ぶかを見ていきます。
【18万円台】まず1台目を持つなら

今回の最安は184,800円のFRGKB550/WS0324/NTKです。
Ryzen 7 5700X、RTX 5060、メモリ32GB、1TB SSD、80PLUS PLATINUMの600W電源。
フルHDの144Hzモニターと組み合わせて、Apex Legends、VALORANT、フォートナイトを遊ぶなら現実的な出発点になります。
この価格でメモリが32GBある点を、私は素直に評価しています。
ゲームを起動しながらブラウザのタブを20枚開いて、Discordを繋いで、録画も回す。
そんな使い方をしても余裕が残る容量です。
気になる点も書いておきます。
この価格帯は空冷一択で、ゲーム中のファンの音は素直に大きめです。
うるさいけれど価格を優先する、と割り切れる人向けの1台。
スピーカーで音を出す人や、家族と同じ部屋で夜に使う人は、30万円台の水冷モデルまで見たほうが後悔しにくいと思います。
ケースの制約もあります。
Micro ATXなので、拡張スロットとドライブベイは少なめ。
あとからHDDを増設したい人や、数年後に大型のGPUへ載せ替えたい人には窮屈に感じる場面があります。
置き場所を取らない利点と表裏なので、机のサイズと相談してください。
【20万円台】VRAMを取るか、NVIDIA機能を取るか

20万円台に入ると、選択が一気に分かりやすくなります。
205,800円のFRGHLB550/WS0402/NTKと209,800円のFRGHLB550/WS0327/NTK。
この2台はCPUもメモリもSSDも電源も同じで、違うのはGPUだけです。
価格差はわずか4,000円。
| 項目 | FRGHLB550/WS0402/NTK | FRGHLB550/WS0327/NTK |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | Radeon RX 9060 XT 16GB |
| 価格(税込) | 205,800円 | 209,800円 |
| 強み | 配信・生成AI・クリエイター系ソフト | 高画質設定でのVRAM余裕 |
| 共通 | Ryzen 7 5700X / 32GB(16×2) / 1TB Gen4 SSD / 600W PLATINUM | |
| 公式サイト | 公式で見る | 公式で見る |
迷ったけど、私ならVRAM 16GBのRX 9060 XT側を選びます。
最近のタイトルは高解像度テクスチャでVRAMを使い切りやすく、8GBだと画質設定を落として調整する場面が出やすいからです。
4,000円で容量が倍になるなら、素直に払っておきたい差額。
逆に、ゲーム配信を予定している人や、動画編集ソフト・画像生成AIを触る予定がある人はRTX 5060 Tiを選んでください。
NVENCによる録画・配信の負荷の軽さと、クリエイター系ソフトの対応の広さは、VRAM容量では埋まらない部分です。
この2台は優劣ではなく、用途で分かれる関係にあります。
もう1台、224,800円のFRMFGB550/WS611も同じRX 9060 XT 16GB構成です。
ケース、CPUクーラー、マザーボード、SSDまでMSIで統一したコラボモデルで、209,800円の同性能機との差は15,000円。
性能だけを買うなら安いほうで足りますが、白いガラスケースで見た目まで揃えたい人には意味のある差額です。
ここは完全に好みの領域。
この3台についても、静かさは期待しないでください。
20万円台は全機が空冷で、負荷がかかればファンの音は大きくなります。
価格を取るか、静かさを取るか。
静かさを優先するなら、この価格帯では答えが出ないので30万円台まで上げる判断になります。
【30万円台】今回いちばん勧めやすい価格帯

29万円から40万円手前に8台が集まっていて、ここが今回のセールの主戦場です。
水冷モデルが登場するのもこの価格帯から。
性格の違う3台に絞って見ていきます。
本命は319,800円のFRGPLMB650B/WS629

18台を通して、私がいちばん勧めやすいと感じたのがこの1台です。
Ryzen 7 7800X3D、RTX 5070、DDR5 32GB、そして360mmの水冷クーラー。
ケースからクーラー、電源までブラックで統一されているのも、この型番だけの特徴です。
推す理由は、ゲーム向けCPUと静かさを同時に取れる点にあります。
7800X3Dは大容量キャッシュでフレームの落ち込みを抑える設計で、そこに360mmのラジエーターが付きます。
ファンをゆっくり回しても冷えるので、長時間のプレイでも音が上がりにくい構成。
私が7月に見積もりを通したのも、この型番でした。
気になる点はSSDが1TBであること。
ゲームを10本以上入れる予定なら、購入時のカスタマイズで2TBへ上げるか、あとから増設する前提で考えてください。
静かさを最優先するなら、容量は後から足せる部分です。
インテル構成で水冷なら304,800円のFRGHLB860/WS0720

同じRTX 5070と360mm水冷で、CPUがインテルのCore Ultra 5 250KF Plusになった構成です。
319,800円との差は15,000円。
ゲーム中心なら7800X3D、動画のエンコードなど並列処理も回すならCore Ultra側という分かれ方になります。
今回、水冷で30万円台前半に収まるのはこの1台だけです。
静かさを予算内で取りにいくときの下限。
ここより安い構成は、すべて空冷になります。
音と引き換えに2TBを積むなら344,800円のFRGHLMB650/WS709/NTK

Ryzen 7 9800X3D、Radeon RX 9070 XT、そして2TBのMicron 3500 SSD。
スペックの並びだけ見れば、今回いちばん濃い構成です。
6月セールの同系構成(9800X3D+RX 9070 XT)は1TBで324,800円だったので、差2万円でSSDが倍になった形。
1TBのNVMe SSDを後から買っても1万円台後半はかかるため、価格の納得感はあります。
ただし冷却は空冷です。
9800X3DとRX 9070 XTを同時に回せば発熱は相応で、ファンの音も上がります。
静かさより中身を取る人、ヘッドセットを付けて遊ぶ人向けの1台。
正直、私はこの構成が水冷だったら迷わず本命に置いていました。
NVIDIAで揃えたいなら、同じ9800X3D+2TB SSDでRTX 5070 Tiの399,800円 FRGHLMB650/WS710/NTKもあります。
こちらも空冷です。
デスクトップ版RTX 5070 Tiの動きは、当サイトで計測したHP OMEN 35Lが目安になります。
3DMark Time Spyが24,855、モンスターハンターワイルズはフルHD高設定で平均188fpsでした。
別メーカーの実測なので構成差はありますが、GPUの実力を掴む参考にはなります。
計測の条件は≫ OMEN 35L v2 実機レビューに載せています。
ゲームだけが目的なら、私はこの55,000円の差額をモニターと椅子に回します。
本体だけを強くしても、映す画面が60Hzのままでは性能を受け取れません。
FRGPLMB650B/WS629|8月7日(金)15時まで
【40万円以上】ゲーム以外の作業まで見る人へ

その前に、静かさとRTX 5070 Tiを両立させたい人向けの2台を挟みます。
374,800円のFRGHLB860K/WS0630はCore Ultra 7 270K Plusに360mm水冷、424,800円のFRMFGB650/WS525は9800X3Dに240mm水冷とMSIパーツを揃えた構成です。
30万円台の本命では物足りない、けれど空冷の音は避けたい。
そんな条件のときに残る選択肢がこの2台になります。
44万円を超えるとGPUがRTX 5080に上がり、電源も1000Wに変わります。
449,800円のFRGHLMB650/WS0729が9800X3D+RTX 5080、489,800円のFRGHLMB650/WS0716はRyzen 9 9950X3D+RTX 5080+2TB SSD。
4Kの高画質で遊びたい人、動画編集や3D制作を並行する人が対象の価格帯です。
正直に書くと、4Kモニターを持っていない段階でRTX 5080を選ぶのは早いと私は思っています。
本体で45万円を使うより、35万円の構成に4Kモニターを足すほうが体感は良くなるはずです。
加えてRTX 5080の2台はどちらも空冷。
45万円を出して音が気になるより、水冷の374,800円へ寄せる選び方もあります。
最上位の919,800円 FRGHLB850/WS0424は、Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition、RTX 5090、メモリ64GB、Gen5の2TB SSD、Wi-Fi 7という構成。
1200W電源が必要になる時点で、部屋のコンセント環境まで含めて考える機材です。
憧れの1台というより、4K編集やAI生成で作業時間を短縮したい人の道具。
用途がはっきりしている人だけが選ぶ価格帯です。
最後に、用途で答え合わせ

価格帯で候補が絞れたら、自分の使い方と突き合わせて確認します。
| 使い方 | 選ぶ1台 | 冷却 | 税込価格 | |
|---|---|---|---|---|
| 音は妥協。とにかく安くフルHDで始めたい | FRGKB550/WS0324/NTK | 空冷 | 184,800円 | 公式で見る |
| 予算を守りつつ画質とVRAMも取りたい | FRGHLB550/WS0327/NTK | 空冷 | 209,800円 | 公式で見る |
| 配信・ボイスチャットが多い | FRGHLB860/WS0720 | 水冷360mm | 304,800円 | 公式で見る |
| 静かに、長く使いたい(本命) | FRGPLMB650B/WS629 | 水冷360mm | 319,800円 | 公式で見る |
| 音より中身。9800X3Dと2TB SSDが欲しい | FRGHLMB650/WS709/NTK | 空冷 | 344,800円 | 公式で見る |
| 動画編集も本格的に回す | FRMFGB650/WS525 | 水冷240mm | 424,800円 | 公式で見る |
本体価格の外側に、いくら乗るのか

見落としやすいのが、本体価格の外側に乗る費用です。
私は2026年7月に、フロンティア公式サイトで決済の直前まで見積もりを通して実額を確認しました。
使ったのは今回のセールにも並んでいるFRGPLMB650B/WS629。
そのときの積み上がりがこちらです。
| 項目 | 金額 | 累計 |
| 本体(7800X3D+RTX 5070+水冷) | 319,800円 | 319,800円 |
| +配送手数料(デスクトップ) | 3,300円 | 323,100円 |
| +プレミアム保証3年(本体の10%) | 31,980円 | 355,080円 |
| +WQHDモニター1台+送料 | 36,120円 | 約391,200円 |
本体30万円台前半のつもりが、保証とモニターまで入れると約39万円。
7万円ほどの差が、カートの外側で積み上がります。
配送手数料は公式ページに明記されていて、デスクトップ3,300円、ノート2,200円、ディスプレイ1,320円(いずれも税込)。
先に知っていれば驚かない金額です。
保証の考え方も先に決めておくと迷いません。
FRONTIER製品の標準保証は1年間のセンドバック保証で、延長するプレミアム保証は本体価格のおよそ10%でした。
修理はリペアセンターへ送る方式なので、送付にかかる費用は自分の負担になります。
3年使うつもりなら、私は最初から延長側を選びます。
もう1点、注文前に知っておきたいのが返品の扱いです。
特定商取引法に基づく表示には、不良品や配送中の破損など購入者の責任でない場合も「交換又は修理による対応とさせて頂き、返品は受け付けておりません」と記載されています。
受注生産で1台ずつ組むBTOでは珍しい話ではありませんが、構成を決めるときは慎重に。
私は注文確認の画面で、GPUとメモリの表記を必ず読み直すようにしています。
ちなみに、この見積もりを取った7月中旬時点でもFRGPLMB650B/WS629は319,800円でした。
今回の半期決算SALEでも同じ319,800円。
セールの名前が変わっても値段が動かない型番はあります。
だからこそ、気になる1台は価格をメモしておく意味があります。
受注生産のBTOは、注文から出荷まで日数がかかります。
私が見積もった際の出荷目安は、注文日から約6日後でした。
使い始めたい日が決まっているなら、そこから逆算して注文してください。
遊びたいタイトルが決まっている人は、そのゲーム基準で選んだほうが早いです。
いずれの記事でもフロンティアの機種を候補に入れて比較しています。
≫ モンハンワイルズ対応デスクトップPCの選び方
≫ ARC Raidersを60fpsで動かす推奨機種
≫ PRAGMATAを60fpsで動かすPCの選び方
ノートと迷っている人へ

ここまでデスクトップの話をしてきましたが、置き場所が決まっていない人は先にノートとの比較を済ませてください。
毎日大学へ持っていくPCが別にあるなら、デスクトップはゲーム専用機として割り切れる存在です。
逆に1台で通学もレポートもゲームも済ませたいなら、答えはノート型になります。
同じ予算なら、冷却と画面サイズ、将来の増設で有利なのはデスクトップ。
生活の変化に強いのはノート。
私自身、初めて買う人には本体スペックより先に生活導線を聞きたくなります。
ノート型の選び方はゲーミングノートPCおすすめ12選で整理しています。
まとめ

半期決算SALEは2026年8月7日(金)15時まで、18モデルすべてが受注生産で並んでいます。
全機がメモリ32GBと80PLUS PLATINUM電源なので、選ぶ基準はGPU・予算・冷却の3つで足ります。
私が本命に挙げるのは、水冷360mmと7800X3Dを積んで319,800円のFRGPLMB650B/WS629です。
ゲーム向けCPUと静かさを同時に取れて、この価格に収まる1台。
予算を優先するなら184,800円か209,800円ですが、どちらも空冷なので動作音は大きめだと理解したうえで選んでください。
スペックの濃さを取るなら、空冷でも2TB SSDと9800X3Dが載る344,800円という選び方もあります。
静かさは、スペック表を見ているときにいちばん軽視されて、買ったあとにいちばん効いてくる要素です。
私は水冷にお金を払う価値があると思っています。
完売時は入れ替えや価格変更が入るので、気になる型番は早めに公式ページで確認してください。
8月7日(金)15時まで
よくある質問

フロンティアの半期決算SALEはいつまでですか?
公式ページでは、2026年7月31日(金)15時から8月7日(金)15時までと案内されています。
完売したモデルは復活しますか?
公式ページには、完売の際は予告なく商品の入れ替えや、同等スペック・新価格へ変更する場合があると記載されています。
初心者は18万円台と20万円台のどちらを選ぶべきですか?
フルHD中心なら184,800円のRTX 5060構成、画質を上げたりWQHDも見たいなら209,800円のRX 9060 XT 16GB構成が向いています。
RTX 5060 TiとRX 9060 XTはどちらを選べばいいですか?
配信や生成AI、クリエイター系ソフトを使うならRTX 5060 Ti、VRAM 16GBで高画質設定の余裕を取りたいならRX 9060 XTが向いています。価格差は4,000円です。
Ryzen 7 9800X3Dは初心者にも必要ですか?
必須ではありません。高リフレッシュレートのモニターでFPSを遊ぶ人や、長く使いたい人には344,800円のFRGHLMB650/WS709/NTKが候補になります。
メモリ32GBは16GB×2と32GB×1のどちらが良いですか?
16GB×2はデュアルチャネルで動き、32GB×1は後から1枚足して64GBにしやすい構成です。公式ページにはAMD構成について、シングルメモリでもほぼ同等の性能という注記が付いています。
SSDは1TBと2TBのどちらを選ぶべきですか?
最近の大作ゲームは1本100GBを超えるものがあり、5本ほど入れると1TBは窮屈になります。ゲームを多く入れる予定なら2TB構成が安心です。
水冷モデルは初心者でも扱えますか?
今回の水冷モデルはメーカーが組み上げた完成品なので、購入後に特別な作業は不要です。空冷より静かに収まりやすいので、スピーカーで音を出す人や夜に使う人ほど候補に入ります。
動作音が気になります。静かなモデルはどれですか?
今回の18台のうち水冷は5台で、いちばん安いのが304,800円のFRGHLB860/WS0720です。20万円台以下はすべて空冷なので、静かさを条件にすると30万円台が入口になります。当サイトの本命は水冷360mmと7800X3Dを積んだ319,800円のFRGPLMB650B/WS629です。
本体価格のほかに費用はかかりますか?
配送手数料が別途かかります。公式ページの記載はデスクトップパソコン3,300円、ノートパソコン2,200円、ディスプレイ1,320円(いずれも税込)です。
保証は何年ですか?延長するといくらですか?
FRONTIER製品の標準保証は1年間のセンドバック保証です。筆者が2026年7月に見積もった際、3年へ延長するプレミアム保証は本体価格のおよそ10%(319,800円の構成で31,980円)でした。
注文してから何日くらいで届きますか?
受注生産のため日数がかかります。筆者が2026年7月に見積もった際の出荷目安は、注文日から約6日後でした。構成や時期で変わるので、注文画面の表示を確認してください。
ゲーミングノートと迷ったらどう判断しますか?
持ち運びを毎日使うならノート、机に置いて冷却と画面環境を取りたいならデスクトップが向きます。