【Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 レビュー】実測963gの14型に75Whと2.8K有機EL。向き不向きを正直に

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【PR】【機材貸出提供:レノボ・ジャパン合同会社】

朝、カバンにノートPCと充電器を入れた瞬間に、今日も肩が重いなと感じたことはありませんか。
2026年の秋モデルは性能を上げた代わりに1.3kg前後の機種が増え、毎日持ち歩く人には少しつらい季節になっています。
軽くて、1日充電を気にせず使えて、画面もきれい。
その三つをまとめて満たす14型は、正直なところ多くありません。

今回レビューするLenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)は、実測963g(公称約975g)。
14型としては大きめの75Whバッテリーを積み、2.8K有機ELは実測でDCI-P3 99%・sRGB 100%、最大505cd/m²を記録しました。
毎日持ち歩く人が気になる数字を、まずはきちんと押さえたモデルです。

箱から出して持ち上げたとき、私は思わず「軽い」と声が出ました。
でも、ベンチマーク中はファンの音がはっきり聞こえ、内蔵グラフィックスの限界も見えます。
端子はThunderbolt 4が3つだけで、USB-Aもヘッドホンジャックもありません。
手にして気に入ったところと、買う前に知っておきたいところを実測値とともに見ていきます。

この記事のポイント
  • 実測963g(公称約975g)・厚さ13.9mmの14型に75Whバッテリー。YouTube連続再生の実測は、最適なパフォーマンス設定で6時間51分、省電力設定で9時間9分
  • 2.8K有機ELの実測は DCI-P3 99%・sRGB 100%・最大505cd/m²・黒0.00cd/m²・ガンマ2.2
  • Cinebench R23 マルチ10,507 pts。グラフィックスはTime Spy 3,320で、専用GPU機の3分の1以下
  • 236,500円から。向くのは軽さと画面とバッテリーを優先する人。3D・レイトレーシング前提のゲームや重い動画編集は別モデルを

この記事は、Lenovo公式サイトと製品仕様書(2026年8月25日版)の仕様をベースに、当サイトが実機で実測したベンチマークと実際に使用した印象を加えて、2026年9月時点でまとめています。
レビュー機はレノボ・ジャパンからの貸出機で、構成はCore Ultra 7 355・メモリ32GB・SSD 1TB・14型2.8K有機EL(Windows 11 Home 25H2)。
ベンチマークは電源接続・電源モード「最適なパフォーマンス」で実施し、温度は3DMark内蔵のモニタリング、ディスプレイの計測はDatacolor製キャリブレーター(SpyderPro)による室内での測定です。
バッテリーは静かな室内でYouTubeを連続再生し、Windowsのバッテリーレポートで記録を取っています(電源モードは「最適なパフォーマンス」と「省電力」の2回。省電力時の画面輝度は50%前後)。
重量はキッチンスケール(最小表示1g)で本体とACアダプターを実測しました。
ファン音は騒音計で計測しました。
使用環境によって結果は変わります。

製品概要・基本スペック一覧

YOGAモード正面
Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition。色はシーシェル

Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは、Intel Core Ultra シリーズ3(開発コード名Panther Lake)を搭載した14型のCopilot+ PCです。

マグネシウム・アルミニウム合金のボディは最薄部13.9mm、実測963g。

75Whバッテリーと2.8K有機ELタッチパネルを備え、持ち歩きを重視した構成です。

2026年8月25日発表で、本体色はシーシェルの1色です。

項目内容
価格Core Ultra 5 325/16GB/512GB
236,500円から
レビュー機と同構成(Core Ultra 7 355/32GB/1TB)は329,890円
(2026年9月13日時点・税込送料無料。価格は変動します)
カラーシーシェル
OSWindows 11 Home 64bit(実機は25H2・Build 26200)
CPUIntel Core Ultra 7 355(8コア8スレッド/2.30GHz・最大4.70GHz)
または Core Ultra 5 325(8コア8スレッド/2.10GHz・最大4.50GHz)
NPU搭載(Intel公称 最大49TOPS/Ultra 5は最大47TOPS・Copilot+ PC対応)
GPUインテル グラフィックス(内蔵・メインメモリ共有)
メモリ32GB(Ultra 7)/16GB(Ultra 5)LPDDR5x オンボード
スロット0・増設不可
ストレージ1TB(Ultra 7)/512GB(Ultra 5)PCIe NVMe M.2 SSD
ディスプレイ14.0型 2.8K POLED(2880×1800)、光沢、16:10、10.74億色、
DisplayHDR True Black 1000、Dolby Vision、120Hz、Gorilla Glass、
10点マルチタッチ
通信Wi-Fi 7(IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.4
端子Thunderbolt 4(USB-C)×3(左2・右1、USB PD・DP Alt Mode対応)
ヘッドホン/マイクジャック、USB-A、HDMI、カードスロットはなし
カメラ500万画素+IR(赤外線)カメラ、顔認証対応、電子式プライバシーシャッター(右側面のスライドスイッチ)
オーディオステレオスピーカー(2W×2ツイーター+2W×2ウーファー)、Dolby Atmos、クワッドデジタルアレイマイク
キーボード84キー JIS配列、バックライト付き、Copilotキー、マルチタッチパッド(Force Pad)
バッテリー4セル 75Wh(固定式)
公称:JEITA 3.0 動画再生 約22.8時間/アイドル 約24.8時間
充電 約1.5時間(パワーオフ時・Rapid Charge Express対応)
実測バッテリーYouTube連続再生
最適なパフォーマンス設定:6時間51分(残量96%→2%・消費69,370mWh)
省電力設定:9時間9分(残量99%→2%・消費64,110mWh)
本体サイズ約312.6×213.8×13.9mm(最薄部)
質量公称約975g・当サイト実測963g
ACアダプター:公称約177g・実測176g(ケーブル込み・65W USB-C)
耐久性MIL-STD-810H準拠
保証1年間の引き取り修理
公式サイトLenovo公式サイトで詳細を見る
Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の主なスペック

LenovoとYoga Slimシリーズの位置づけ

LenovoはThinkPad、Yoga、IdeaPadなどを展開するPCメーカーです。
Yogaは個人向けの上位ライン。
仕事にも趣味にも使える、デザインと画面に力を入れた機種がそろうシリーズです。

同じYogaの中でも、Yoga SlimとYoga Proは狙いが違います。
Yoga Proは専用グラフィックスや高い処理性能を載せた、動画編集や3Dなど重い作業向けの機種。
Yoga Slimは薄さと軽さ、バッテリーを優先した持ち歩き向けの機種です。
今回のYoga Slim 7i Ultra Gen 11は後者で、グラフィックスはCPU内蔵です。
Yogaという名前からクリエイター向けを連想する方は、この違いを先に押さえておくと選び間違えません。

Aura Editionは、LenovoとIntelが共同で設計したモデルに付く名前です。
作業内容に合わせて設定を切り替えるSmart Modeや、遠隔サポートのSmart Careといったソフトウェアが載ります。
当サイトでは同じAura EditionのYoga Pro 7i Gen 11とThinkPad X1 Carbon Gen 14も実機で確認しています。

余談ですが、2026年3月にはYoga Slim 7i Aura Edition FIFA World Cup 26 Editionというコズミックブルーの限定モデルも出ています。
型番が異なり、色以外の中身も8月版とは世代が違うので、比較するときは型番(83QK00ACJP/ABJP/AAJP)まで確認してください。

Yoga Slim 7i Ultra Gen 11の3つのポイント

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ポイント①:実測963gの14型に75Whバッテリーを積んだ

まず軽さです。
当サイトのキッチンスケールで本体は963g(公称約975g)、厚さは最薄部13.9mm。
箱から出して持ち上げた瞬間、数字で見るより軽さがはっきり伝わりました。
今回は持ち出す機会がありませんでしたが、この重さなら毎日カバンに入れて運べます。

軽量ノートは他にもありますが、実測963gで75Whを積む機種はまだ少数です。
14型の薄型で60Wh前後が多い中、本機はひと回り大きい75Wh。
公称はJEITA 3.0で動画再生約22.8時間、アイドル約24.8時間です。
当サイトのYouTube連続再生では、最適なパフォーマンス設定で6時間51分、省電力設定で9時間9分でした。
正直、1回目の結果が公称の3分の1以下だったのには私も驚きました。
同じ省電力設定で測ったIdeaPad Slim 5a Gen 11は、公称11.9時間に対して実測10時間49分。
Yoga Slim 7i Ultra Gen 11は、公称値ではなく実測9時間9分を目安に見たほうが現実的です。

ポイント②:2.8K有機EL、実測DCI-P3 99%・最大505cd/m²

2.8K有機ELの実測:色域・最大輝度・黒・ガンマ

画面は、この機種を選ぶ大きな理由になります。
14.0型2.8K(2880×1800)の有機ELで、リフレッシュレートは120Hz。
当サイトのキャリブレーターで測った色域は、sRGB 100%・DCI-P3 99%・Adobe RGB 87%。
ガンマの実測値は2.2で、基準カーブと重なりました。
DCI-P3は映画や動画配信で使われる色の範囲を表す規格で、99%はほぼ全域をカバーする数字です。

色域
色域の実測:sRGB 100%/DCI-P3 99%/Adobe RGB 87%

明るさも公称どおりに出ました。
公称はSDR時500nit・HDRピーク1100nitで、実測の最大輝度は505.1cd/m²。
黒は0.00cd/m²まで沈み、暗い映像で画面の縁と黒帯の境目が見えなくなります。

均一性も測りました。
輝度100%時、9分割した各エリアの輝度は481.0〜505.1cd/m²で、最大との差は最も大きいところで5%。
色の均一性はΔE 0.0〜1.4の範囲に収まり、画面の端で色が変わる挙動は見られません。
14型でこの均一性なら、写真を画面の端に寄せて見比べても色の差で迷いません。

輝度の均一性:最大505.1cd/m²、最大との差は最も大きい部分で5%

測定ソフトの評価は、色域5.0・色調応答5.0・輝度の均一性4.5・カラーの均一性4.5・カラーの正確性4.5・白色点3.5で、総合4.0(5点満点)。
コントラストの項目だけ0.0と表示されていますが、黒が0.00cd/m²でコントラスト比を計算できなかったことによる表示です。
有機ELで黒が完全に沈んだ結果であり、コントラストが低いという意味ではありません。
白色点の6900〜7000Kは、数値の上ではわずかに青寄りですが、動画や資料を眺めているぶんには気になりませんでした。
色にシビアな作業をするなら、一度キャリブレーターで合わせてから使うのが安全です。

評価
測定ソフトの総合評価は4.0(コントラストの0.0は黒0.00cd/m²のため算出不能)

輝度の計測では、気になる挙動もありました。
Windowsの輝度設定を0%から100%まで変えても、測定値は502〜505cd/m²でほぼ一定でした。
計測時のディスプレイ設定の影響と見ていますが、日常の使用ではスライダーどおりに暗くなっているので、実用上の問題はありません。

光沢パネルの映り込みは、かなりあります。
窓を背にした席や照明の真下では、暗い画面に自分の顔と部屋が映ります。
角度を少し倒すか、机の向きを変えるかで逃がすことになります。

ポイント③:Panther LakeでCinebench R23 マルチ10,507 pts

CPUはIntel Core Ultra 7 355。

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2026年のCore Ultra シリーズ3で、CPU-Zでは4つの高性能コアと4つの低消費電力コアの8コア8スレッド、最大TDP 25Wと表示されました。


Cinebench R23の実測はマルチコア10,507 pts・シングルコア1,989 pts。
マルチはシングルの5.28倍です。

当サイトが実測した薄型14型と比べると、位置が見えます。
IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11(Core Ultra 5 322)はマルチ7,169 pts、IdeaPad Slim 5a Gen 11(Ryzen AI 7 445)は11,302 pts。
約975gのボディで、1.37kgのSlim 5aに迫るマルチ性能が出ています。
シングルコアの1,989 ptsは、当サイトが実測した薄型ノートの中でも高いほうで、ブラウザやOfficeの反応の速さにそのまま効いてきます。

グラフィックスはCPU内蔵で、3DMark Time Spyは3,320、レイトレーシングを使うSpeed Wayは432(4.32FPS)でした。
3DやPCゲームが目的なら、Yogaの名前だけで選ばず、専用グラフィックスを積むYoga Proも比較してください。

デザイン・外観レビュー

photos/Lenovo天板俯瞰.png
シーシェルの天板。指紋はほとんど目立たない
Lenovo重量965g
本体は実測963g
ACアダプタ重量279g
ACアダプターはケーブル込みで実測176g

軽さの次に目が留まったのは、外装の仕上げでした。
シーシェルという名前の色は、白でもベージュでもない柔らかい貝殻色。
他のノートPCにない素材感で、電源を切って机に置いてあるだけでも目が行きます。
指紋はまったく目立ちません。
数日使って、指の跡がどこに付いているのか分からないほどでした。

正直に書いておくと、届いた個体は箱を開けた時点で本体に黒ずみが付いていました。
薄い色なので汚れは目立ちやすい素材です。

右に黒ずみがありました。
アルコールティッシュとガジェット用クロスで綺麗に消えました。


アルコールティッシュで拭き、エレコムのガジェット用クロスで仕上げたところ、跡は残らずきれいに落ちています。
淡い色のボディを選ぶなら、クロスを1枚カバンに入れておくと安心です。

素材はマグネシウム・アルミニウム合金で、表面にYogaコーティングというソフトタッチの塗装が乗っています。
手に触れる感触はアルミの冷たさではなく、少し温かみのある柔らかさ。
私はこの手触りを気に入りましたが、塗装なので長く使ったときの剥げや傷は気になるところです。
LenovoはMIL-STD-810H準拠の耐久試験をクリアしていると説明しています。

サイズは約312.6×213.8×13.9mm(最薄部)で、A4用紙より少し大きいフットプリント。
ACアダプターと本体と合わせても1,139gで、1.2kgに届きません。
充電器そのものもコンパクトで、ポーチに収めやすい大きさです。

詳細スペック紹介

メモリとストレージ

メモリは32GBのLPDDR5xで、CPU-Zで見るとSK Hynix製のモジュールが基板に直付けされています。
オンボード実装のためスロットはなく、製品仕様書でも搭載可能な最大容量は標準と同じ32GB(Ultra 5モデルは16GB)です。
後から足す方法はないので、容量は購入時に決めることになります。
ブラウザのタブを大量に開いたまま写真アプリとOfficeを行き来する使い方なら、32GBのUltra 7モデルのほうが余裕があります。

ストレージは1TBのPCIe NVMe SSD(Ultra 5モデルは512GB)。

バッテリーと充電性能

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公称約22.8時間に対し、実測は6時間51分(最適なパフォーマンス)と9時間9分(省電力)

バッテリーは固定式の4セル75Wh。
公称値はJEITA 3.0で動画再生 約22.8時間、アイドル 約24.8時間です。
レビュー機のバッテリーレポートでは設計容量75,000mWhに対して満充電容量74,130mWh、充放電サイクルは10回の個体でした。
当サイトではYouTubeを連続再生する方法で、電源モードを変えて2回確認しています。
1回目は電源モード「最適なパフォーマンス」のまま。
2026年9月12日23時56分に残量96%で再生を始め、翌朝6時47分に2%で停止し、稼働6時間51分・消費69,370mWhでした。
平均すると約10Wを消費し続けた計算です。

2回目は画面輝度を下げた省電力設定で計測しました。
2026年9月13日22時41分に残量99%で再生を始め、翌朝7時51分に2%で停止し、稼働9時間9分・消費64,110mWhでした。
平均約7Wで、最適なパフォーマンス設定より2時間18分長く動いています。
同じ動画再生でも電源モードで消費が大きく変わるので、外で長く使う日は省電力に切り替えてください。
編集作業のように負荷の高い使い方では、どちらのモードでもさらに短くなります。

充電は65WのUSB Type-C ACアダプターで、公称の充電時間は約1.5時間(パワーオフ時・Rapid Charge Express対応)。
3つあるThunderbolt 4のどれからでも充電できます。
アダプター自体も軽いので、本体と一緒に持ち出しても荷物が増えた感じはしません。
省エネ法に基づくエネルギー消費効率は区分12で14.3kWh/年(AAA)と表示されています。

キーボード・タッチパッド・操作性

84キーJIS配列とForce Padタッチパッド

キーボードはバックライト付きの84キー、JIS配列です。
FnキーとWindowsキーに加えてCopilotキーが独立して並びます。
打鍵感は柔らかく軽いタイプで、とても入力しやすいと感じました。
打鍵音はほとんど出ません。
静かなカフェや図書館で、キーの音を気にせず長文を打てるキーボードです。

タッチパッドは、可動部品を持たないForce Padという方式です。
物理的にへこむ代わりに、押し込みを振動で返す作りで、どこを押してもクリック感が同じ。
スクロールやピンチ、3本指のスワイプも素直に反応します。

画面は10点マルチタッチに対応しています。
指でスクロールしたりドラッグしたりしたときの反応はとても良く、触った瞬間に画面が付いてくる感覚にはレノボらしさがあります。
ただし、ヒンジは360度回転しない固定型で、2-in-1のようにタブレットの形にはなりません。
ペンも付属しません。
Yogaシリーズにはペンが同梱されるモデルもありますが、本機で手書きしたいなら別に買うことになります。

私が試した範囲では、ペンで書く用途には向いていません。
ノートPCの形のまま画面にペンを当てると、押す力で画面が後ろへ逃げてしまい、ヒンジのぐらつきが気になります。
指先でスクロールする、ドラッグする、写真を拡大する。
タッチはその範囲で気持ちよく使える機能だと考えてください。

オーディオとカメラ

スピーカーは2Wのツイーター2基と2Wのウーファー2基の4基構成で、Dolby Atmosに対応します。
マイクはクワッドデジタルアレイマイクを内蔵し、外付けを足さずにオンライン会議へ入れます。
注意したいのは、ヘッドホン/マイクのコンボジャックがないことです。
有線イヤホンを使うならUSB-C接続か、Thunderbolt 4に挿す変換アダプターが必要になります。

カメラは500万画素にIRカメラを組み合わせた構成です。
プライバシーシャッターは電子式で、右側面のスライドスイッチを動かすとカメラが切れ、赤い印が出ます。
物理的にレンズをふさぐ板ではありませんが、指先で切り替えられ、オフの状態は赤い印で確認できます。
IRカメラによる顔認証に対応し、開いて座るだけでサインインまで進みます。

接続ポートと通信性能

YOGA側面左ポート
左側面:Thunderbolt 4(USB-C)×2
YOGA側面右ポート
右側面:Thunderbolt 4(USB-C)×1とカメラのスライドスイッチ

端子はThunderbolt 4(USB-C)が左に2つ、右に1つ。
右側面には電源ボタンとカメラのスライドスイッチも並びます。
USB-A、HDMI、SDカードスロット、ヘッドホンジャックはありません。
Thunderbolt 4はUSB PDとDisplayPort Alt Modeに対応し、外部モニターへの映像出力と充電を1本でまとめられます。
USBメモリ、マウスのレシーバー、HDMIケーブルを使うなら、USB-Cハブも一緒に持ち歩くことになります。

USB-C機器でそろえている人なら、この構成でも困りません。
一方、会議室のプロジェクターや手持ちの周辺機器がHDMIやUSB-Aならハブは必須。
本体だけを見るのではなく、いま使っているケーブルまで確かめてから選びたい機種です。

無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4。
2026年モデルとして最新の規格で、対応ルーターがあれば混雑した場所でも速度が落ちにくくなります。
有線LANの端子はないので、必要な場合はUSB-C接続のアダプターを使います。

セキュリティ機能

生体認証はIRカメラの顔認証です。
製品仕様書では指紋センサーはなしと明記され、認証は顔で一本化する構成になります。

ベンチマーク評価(当サイト実測)

CPU性能:Cinebench R23

マルチコア10,507 pts、シングルコア1,989 pts、MP Ratio(マルチがシングルの何倍かを示す値)は5.28倍でした。
Core Ultra 7 355はCPU-Z上で4P+4LPの8コア8スレッドと表示され、L3キャッシュは12MB、最大TDPは25Wです。
MP Ratioが5倍を超えたのは、8つのコアへ負荷が行き渡ってスコアが伸びた印です。

グラフィックス性能:3DMark

Time Spyは総合3,320(Graphics 3,004/CPU 8,242)。
3DMarkが示す同じ構成の平均は3,198で、レビュー機はそれを上回りました。
Night Raidは総合30,473(Graphics 36,448/CPU 15,798)で、こちらも同構成の平均23,387を大きく超えています。
ブラウザや動画、事務アプリのような日常的な描画では十分な余力があります。

重いテストでは内蔵グラフィックスの上限が見えます。
Steel Nomad Lightは2,195(16.26FPS)、レイトレーシングを使うSpeed Wayは432(4.32FPS)でした。
軽いタイトルを解像度と画質を落として遊ぶ範囲なら動きますが、3Dの重いゲームを快適に動かす性能ではありません。
Time Spy 3,320という数字は、当サイトが実測した薄型14型のIdeaPad Slim 5a Gen 11(1,777)やIdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11(1,565)の約2倍ですが、数字そのものは低い水準です。
同じ構成の平均を上回ったのは、同じチップを積んだ他の個体との比較にすぎず、チップそのものの力が高いという意味ではありません。
当サイトのRTX 5060搭載機の実測(Time Spy 11,645〜12,778)とは3.5倍以上の開きがあり、ゲームが目的なら、はじめからゲーミングノートを選んだほうが早いです。

購入前に気をつけてほしい点が一つあります。
同じCore Ultra シリーズ3でも、名前にXが付くCore Ultra X7 358HやX9 388Hは、Arc B390という別の内蔵グラフィックス(Xe3コア12基)を積んでいます。
本機のCore Ultra 7 355はXe3コア4基のインテル グラフィックスで、当サイトの実測ではX7 358H搭載機がTime Spy 7,826と、本機の2.4倍でした。
名前が似ていてもグラフィックスは別物で、価格も大きく違います。
CPUの型番にXが付くかどうかを、購入前に確かめてください。

3DMark Time Spy:総合3,320(Graphics 3,004/CPU 8,242)。同構成の平均3,198
3DMark Night Raid:総合30,473(Graphics 36,448/CPU 15,798)
3DMark Steel Nomad Light:2,195(16.26FPS)
3DMark Speed Way:432(4.32FPS)。レイトレーシングは内蔵グラフィックスの上限

安定性:Steel Nomad Light ストレステスト

同じテストを20回繰り返すストレステストでは、フレームレートの安定度が98.6%で合格(基準は97%)。
最良ループが2,222、最低ループが2,190で、20分間まわし続けてもスコアがほとんど落ちませんでした。
温度はCPUが約68℃、GPUが約70℃で横ばいのまま。
薄型ボディでも、負荷をかけ続けたときに性能が息切れしない設計になっています。

Steel Nomad Light ストレステスト:安定度98.6%(20ループ・合格)
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20分間の温度推移:CPU約68℃/GPU約70℃で安定

ストレージ速度:CrystalDiskMark

シーケンシャル読込6,587.26MB/s・書込5,885.97MB/s(SEQ1M Q8T1)。
キューを浅くしたSEQ1M Q1T1でも読込3,648.25MB/s・書込3,351.34MB/sを維持しました。
ランダム4K(Q32T1)は読込513.26MB/s・書込571.83MB/s。
Windowsの起動もアプリの立ち上がりも速く、ストレージで待たされる場面はありませんでした。

クリスタルディスクマーク
CrystalDiskMark 8.0.6:シーケンシャル読込6,587.26MB/s・書込5,885.97MB/s

実使用感のレポート

文書を書きながらブラウザを開き、会議に入る。
その程度の使い方で動作が引っかかることはありませんでした。
ファンもほとんど回らず、キーボードの打鍵音も控えめです。
静かな部屋で長文を書いていても、音に集中を切られませんでした。

私が一番気持ちよく使えたのは、動画を見ている時間でした。
2.8K有機ELは発色が鮮やかで、暗いシーンでは黒が画面の縁まで沈みます。
有機ELの色と黒を楽しむ使い方には、よく合う画面です。

色域と均一性の実測値を見ると、動画を楽しむだけではもったいない画面です。
写真の色を確かめる、資料を作る、写真を軽く整える用途にも使えます。
ただ、グラフィックスはCPU内蔵です。
3D制作や重い動画編集を毎日回すなら、この画面に釣り合う性能はありません。

使い始めて引っかかりやすいのは端子です。
私も初日、USB-Aのレシーバーを挿す場所を探して手が止まりました。
USB-Cハブを1つカバンに入れておけば解決しますが、本体と一緒に用意しておきたい持ち物です。

発熱・静音性

底面全体写真
底面の吸気口とスピーカー穴。排気はヒンジ側

オフィス作業や動画視聴では、ファンの音はまったく気になりません。
一方でベンチマークのようなパフォーマンステストを回すと、ファンははっきり回ります。
騒音計での計測では最大54dBで、ゲーミングノートがパフォーマンスモードで回っているときと変わらない音量でした。
薄いボディに25WのCPUと内蔵グラフィックスを詰め込み、負荷をかけたときに冷やしきる設計の裏返しです。

温度は3DMarkの内蔵モニタリングで確認しました。
Time SpyのCPUテスト中にCPUは最高92.92℃まで上がり、GPUは62.97℃。
短時間のCPU負荷では90℃台に届く一方、先ほどのストレステストのようにグラフィックス負荷が続く場面では70℃前後で横ばいのまま。
熱で性能が落ちるより先に、ファンの音で気づくタイプです。

私が確認した範囲では、ファンがはっきり回ったのはベンチマークのような高負荷時だけでした。
文書とブラウザと動画の範囲では静かなままです。
重い処理を日常的に回す人は、この54dBという数字を頭に入れておいてください。

温度
Time Spy実行中の温度:CPUテストで最高92.92℃、GPUは62.97℃

このモデルを選ぶべき理由

1kgを切る14型、有機ELの14型、75Whを積んだ14型は、ひとつずつなら他にもあります。
Yoga Slim 7i Ultra Gen 11の特徴は、その3つを1台に収めたこと。
私が評価しているのも、個別の数字の高さより、毎日持ち歩ける形でその3つがそろっている点です。

理由①:軽くするために、バッテリーを削っていない

1kgを切るために、バッテリーまで小さくしていません。
14型の薄型で60Wh前後が多い中、本機は実測963gで75Whです。
公称22.8時間との開きは大きいものの、省電力設定では9時間9分動きました。
朝から夕方まで外で使うなら、コンセントを探さずに済む日もある実測値です。

理由②:持ち歩く一台の画面を、我慢しなくていい

本機の2.8K有機ELは、実測でDCI-P3 99%・最大505cd/m²・黒0.00cd/m²。
写真の色を確かめるときも、動画を見るときも、外付けモニターへつなぎ直す必要がありません。
軽さを優先しても、毎日見る画面は妥協したくない人向けです。

理由③:軽い=遅い、ではない

Cinebench R23はマルチ10,507 ptsで、1kgを切る本体で1万を超えました。
文書、ブラウザ、オンライン会議で遅さは感じません。
軽量モデルでも、日常の仕事に必要なCPU性能は削られていません。

逆に、この理由が響かないなら選ばなくていい

三つの理由は、どれも毎日持ち出すという前提の上に立っています。
机に置いたまま使う時間がほとんどなら、同じ予算で画面の大きい機種や、端子の多い機種のほうが満足度は高くなります。
3Dやゲーム、重い動画編集が目的の場合も同じです。
私はこの機種を、軽さと画面と電池にお金を払う一台だと位置づけています。
そこにお金を払う理由がない人へ、無理に勧めるつもりはありません。

この3つにうなずけるなら、選ぶ理由があります
  • 週に何度もノートPCをカバンに入れて移動する(100g単位の差が肩に出る使い方)
  • 外出先で電源を確保できない時間が、半日くらいある
  • その画面で動画や写真も見る。色や黒の沈み方にはこだわりたい

三つとも当てはまるなら、本命として比較する価値があります。
当てはまるのが一つだけなら、もう少し安い14型でも満足できるはずです。

シリーズ内比較:どの構成を選ぶべきか

Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは、CPUとメモリ、SSDの組み合わせで複数の構成があります。
画面と本体は共通なので、先に表で整理します。

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構成の選び方:まず16GBか32GBかを決める
構成CPUメモリ/ストレージ価格向いている人
Core Ultra 5モデルCore Ultra 5 32516GB/512GB236,500円から文書・ブラウザ・動画視聴が中心で、軽さと画面を優先する人
Core Ultra 5モデル(Office付き)Core Ultra 5 32516GB/512GB258,500円Microsoft 365 Personal(24か月版)/Office Home & Business 2024 が必要な人
Core Ultra 7モデル(レビュー機)Core Ultra 7 35532GB/1TB329,890円タブやアプリを多く開いたまま作業する人・写真を扱う人
Core Ultra 7モデル(Office付き)Core Ultra 7 35532GB/1TB346,500円上記に加えてOfficeが必要な人
Core Ultra 5モデル(32GB)Core Ultra 5 32532GB/512GB294,100円CPUはUltra 5で足りるが、メモリの余裕は欲しい人
Core Ultra 5モデル(32GB・1TB)Core Ultra 5 32532GB/1TB309,500円写真や動画のデータを本体に多く置く人
2026年9月13日時点・税込送料無料。Lenovoの価格は部品の供給状況に合わせて短い周期で動くため、購入時の金額はLenovo公式サイトで確認してください

構成選びでは、まずメモリ容量を決めると整理しやすくなります。
メモリはオンボードで後から増やせないので、16GBで足りるかどうかが分かれ目になります。
ブラウザと文書と動画の範囲なら、Core Ultra 5の16GBで困りません。
写真を扱う、タブを何十個も開く、3年以上使うつもりがある。
どれかに当てはまるなら32GBを選び、CPUまで上げるかは予算で決めてください。
Ultra 5の32GB・1TBとUltra 7の32GB・1TBの差は約2万円で、私ならCinebenchのシングル1,989 ptsを取ってUltra 7を選びます。

Lenovoの中で天秤にかける相手も並べておきます。
専用グラフィックスで動画編集や3Dを回すならYoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition、AMD版の軽量機ならYoga Slim 7a Gen 11(当サイト実測1.15kg)、ビジネス用途でバッテリーを最優先するならThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition(当サイト実測19時間)が候補です。
3機種とも当サイトで実機を触ったレビューがあります。
価格を優先するなら、同じCore Ultra 5 325を積むThinkPad E14 Gen 8が2026年9月13日時点で195,910円のセール表示でした。
重さと画面の違いを見比べてから決めてください。

≫ 【Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Editionレビュー】専用グラフィックスを載せたクリエイター向けYoga
≫ 【Yoga Slim 7a Gen 11レビュー】持ち運びに振り切った1.15kgの軽量ノートPC
≫ 【ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Editionレビュー】バッテリー実測19時間のビジネスノート

価格とコスパ評価

価格は236,500円から(2026年9月13日時点)。
レビュー機と同じCore Ultra 7 355・32GB・1TBの構成は329,890円です。
処理性能だけで比べると安い機種ではありません。
価格の中心にあるのは、実測963gの軽さ、75Whバッテリー、2.8K有機ELの3つです。

グラフィックス性能を求めて329,890円を払うと、割高に感じます。
3D、レイトレーシング、重い動画編集は守備範囲の外。
薄さと軽さ、画面を優先する人のための価格であって、作業性能を最優先する人には合いません。

2026年の秋はメモリの価格が上がり、各社とも構成と価格の調整が続いています。
私の見方では、この機種がCPU内蔵グラフィックスに留めたのも、上位のグラフィックスを載せて価格を上げるより、軽さと画面に振り切ったほうがYoga Slimの役割に合うという判断に見えます。

総合評価と結論

Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは、ノートPCを毎日持ち歩き、画面のきれいさも譲りたくない人向けです。
実測963gのボディに75Whバッテリー、実測DCI-P3 99%・505cd/m²の有機ELを搭載。
CPUもCinebench R23マルチ10,507 ptsで、文書やブラウザが中心なら遅さは感じません。
選ぶ前に確かめたいのは、Thunderbolt 4しかない端子構成、高負荷時の54dBのファン音、内蔵グラフィックスの限界です。

良かった点・気になった点のまとめ

良かった点

  • 実測963g・13.9mmの軽さと薄さ。ACアダプターも実測176gで荷物が軽い
  • 14型で75Whの大容量バッテリー。65WのUSB-Cアダプターで公称約1.5時間の充電
  • 2.8K有機ELの実測がDCI-P3 99%・sRGB 100%・最大505cd/m²・黒0.00cd/m²
  • Cinebench R23 マルチ10,507 pts・シングル1,989 ptsと、1kg未満としては高いCPU性能
  • ストレステスト安定度98.6%。20分間負荷をかけてもスコアが落ちない
  • 柔らかく軽い打鍵感で、打鍵音がほとんど出ないキーボード
  • シーシェルの柔らかい質感と、指紋がまったく目立たない表面
  • CrystalDiskMark実測で読込6,587MB/s・書込5,885MB/sのSSD

気になった点

  • 端子はThunderbolt 4×3のみ。USB-A・HDMI・ヘッドホンジャックがなくハブが要る
  • ベンチマーク実行中のファン音は最大54dBで、ゲーミングノート並みに鳴る
  • Time Spy 3,320・Speed Way 432と、グラフィックス性能の数字そのものは低い。3Dゲームや重い動画編集には向かない
  • 光沢パネルのため映り込みが強く、照明の位置で画面の角度調整が要る
  • 塗装仕上げのボディは汚れが目立ちやすく、長期の耐久は未確認。届いた個体に黒ずみがあった
  • メモリはオンボードで増設不可。16GBか32GBかを購入時に決める必要がある
  • 動画連続再生の実測は最適なパフォーマンス設定で6時間51分、省電力設定でも9時間9分。公称22.8時間との開きが大きい
  • タッチ対応だがペンは付属せず、ヒンジは固定型。ペンで押すと画面が逃げるので手書き向きではない
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この一台が合う人・合わない人

本機が向いている人

  • 毎日ノートPCを持ち歩き、1kg未満の軽さと1日持つバッテリーを優先する人
  • 文書作成・ブラウザ・オンライン会議が中心で、きれいな画面で動画や写真も楽しみたい人
  • 静かなキーボードと、指紋の目立たない上質な質感を求める人

他のモデルも検討すべき人

  • 3Dや動画編集、PCゲームを毎日回す人(Yoga Pro 7iやゲーミングノートへ)
  • USB-AやHDMI、有線イヤホンをハブなしで使いたい人
  • 高負荷時も静かな機種を求める人、価格を最優先する人

実測963g、75Whバッテリー、2.8K有機ELの3つが必要なら、有力候補になる14型です。

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学部別の必要スペックと予算の考え方は 大学生向けノートパソコンの選び方 にまとめています。
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まとめ:Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionはこんな人におすすめ

軽くて、画面がきれいで、外出中も充電の心配を減らしたい。
その条件で14型を探している方に、まず見てほしい一台です。
Yogaの名前で3Dや動画編集を期待している方だけは、内蔵グラフィックスの数字を見てから決めてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. Yoga Slim 7i Ultra Gen 11の重さは何gですか?
当サイトの実測で本体963g(メーカー公称は約975g)です。
ACアダプターはケーブル込みで実測176gなので、合わせて持ち歩いても1,139gに収まります。
実機を手にした印象でも、毎日カバンに入れて運べる重さでした。

Q2. バッテリーはどれくらい持ちますか?
メーカー公称はJEITA 3.0で動画再生 約22.8時間、アイドル 約24.8時間です。
当サイトのYouTube連続再生の実測は、最適なパフォーマンス設定で6時間51分(残量96%→2%)、省電力設定で9時間9分(残量99%→2%)でした。
電源モードで大きく変わるので、外で長く使う日は省電力設定に切り替えてください。

Q8. タッチ操作やペン入力はできますか?
タッチは10点マルチタッチに対応し、指でのスクロールやドラッグの反応はとても良いです。
ペンは付属せず、ヒンジは360度回転しない固定型なので、タブレットの形にはなりません。
ノートPCの形のままペンで押すと画面が後ろへ逃げるため、手書き中心の使い方には向きません。

Q3. ゲームはできますか?
3DMark Time Spyの実測は3,320で、専用グラフィックスを積んだノートの3分の1以下です。
軽いタイトルや設定を落としたゲームなら動きますが、レイトレーシングを使うSpeed Wayは432(4.32FPS)で、3Dの重いゲームには力不足です。
ゲームを軸に選ぶなら、外部GPUを積んだモデルを見たほうが早いです。

Q4. 動画編集や写真編集に使えますか?
Cinebench R23 マルチ10,507 ptsとDCI-P3 99%の有機ELの組み合わせで、写真のレタッチやフルHDの短い動画編集は現実的な範囲です。
4Kの編集や長尺の書き出しを日常的に回すなら、専用グラフィックスを積んだYoga Pro 7iのようなモデルのほうが待ち時間で有利です。

Q5. USB-AやHDMIの端子はありますか?
ありません。
端子はThunderbolt 4(USB-C)が3つだけで、ヘッドホンジャックもSDカードスロットもない構成です。
USBメモリやHDMIケーブル、有線イヤホンを使う場合はUSB-Cハブや変換アダプターが必要です。

Q6. メモリは後から増設できますか?
できません。
メモリはLPDDR5xのオンボード実装でスロットがなく、製品仕様書でも最大容量は標準搭載量と同じです。
16GBのCore Ultra 5モデルか、32GBのCore Ultra 7モデルかを購入時に決めてください。

Q7. ファンの音はうるさいですか?
文書作成やブラウザ、動画視聴の範囲ではファンが回らず静かです。
ベンチマークのような高負荷時は当サイトの計測で最大54dBまで上がり、ゲーミングノートのパフォーマンスモードに近い音量になります。
重い処理を日常的に回す人は、この点を頭に入れて選んでください。

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