パソコンの選び方

【理系大学生】ノートパソコンの選び方

【理系大学生】ノートパソコンの選び方

理系学部の入学準備でパソコンを購入する時、どれぐらいのスペックのものを購入したらよいのか迷いませんか?
実は、学校や家電量販店のサイトの情報だけでパソコンを購入してしまうと、スペックが足りない、逆に無駄な場合の可能性があります。
なぜなら、スペックが足りなくなる一番の原因は、学校の授業内でおさまるスペックが記載されているからです。
私は、現在、システム開発や数値解析をしているコンサル系IT会社でデータ作成をしています。都市、県規模のデータを扱っています。
この記事では、理系大学で使うパソコンの選び方を現場感を持って解説します。
この記事を読むと、自分の目的に合い、社会人1年目まで使用できるパソコンを選ぶ方法が分かります。
結論は、使えるパソコンを現場の私が伝える情報を読むだけで、コスパのよいパソコンを購入することができます。

理系のパソコンのスペックは、実務を見据えて選ぶ

推奨スペックの考え方

学校がパソコン購入で推奨するスペックを記載している場合、学校の授業内でおさまるスペックが書かれていることがあります。
大学4年、大学院生は、インターンシップで企業での共同作業もあります。
企業の仕事は、プロジェクト自体が、学業で学ぶサンプルデータより大きいです。また、企業で扱うアプリケーションは、“実施”を目的にしているので複雑に作られています。
私が働いている会社では、インターン生は、ほとんどの学生が卒論に関係する案件を持ってきます。
企業の現場のシステムを学びながら、自分の卒論をどう実現、解決できるか方法を考えます。
大きな課題や学校内で卒論をチームで作成している場合、インターン後まで解決に至らないことがあります。
その場合、企業のシステムを使用して解決したい場合、自分のパソコンでは対応できないケースが出てきます。
また、家電量販店のサイトに書かれているスペックは、プログラムのシステム要件を見て判断している場合の記事があります。実際のデータの動きを感じているわけではありません。

理系データのリスク

理系のデータで一番怖いのは、破損した場合、真っ白つまり、0になる可能性があることです。
Wordなどのテキストデータは、何か不具合があった場合、情報の項目から過去のデータを取り出すことができます。
しかし、理系のデータは保存をしていない場合は作業前に戻る、作業中にアプリケーションのバグが起って、何も残らなくなるといったことがあります。
そのため、用心に用心を重ねて何度も保管データを作成します。
では、なぜデータの破損が起こるのでしょう。

スペックとメモリに余裕を持たせてリスク回避

データの破損が起こるのは、アプリケーションのバグがほとんどです。
アプリケーションのバグの起こりがちな要因は、パソコンのスペックが合わないことです。
アプリケーションは最初のインストール時よりアップデータを重ねていくので、インストールした時よりだんだん重く、複雑にものになっていきます。
アップデートしたアプリケーションのシステム要件が変更され、いつのまにかパソコンのスペックを超えていたということがあります。
つまり、パソコンのスペックは卒業後の4~5年後のシステム要件がどうなっているかを考慮する必要があります。

理数系アプリケーションの進化

理数系アプリケーションの進化は、圧倒的に早いです。
AI化が進み取れる情報の多さと早さに合わせ、オフィス系アプリケーションの進化の速度より早いです。
進化は、よりアプリケーションの処理を複雑化させているので、メモリとスペックを要求することになります。

パソコンの寿命

パソコンのスペックのギリギリ限界ラインで駆動させると、発熱させることになります。
この発熱がノートパソコンの場合、機器とケースの隙間が少ない分、熱がこもりやすい設計になっています。
この放熱できない熱が、パソコンの寿命を縮めることになります。
また、スペック以上の無理な駆動は、機器を傷つけることになり、その傷が処理を遅らす原因になります。
理想では、スペックの8~9割ぐらいの処理が理想です。

大学生のパソコン利用目的

大学生のパソコンの利用目的は、学部によっても違います。
主な共通事項は

  • 課題の確認
  • レポートの提出
  • メールでの連絡事項の確認
  • 課題をこなすための資料検索
  • 就職関連のエントリーシート作成

といったように、あらゆる場面で利用する機会があります。
理系の場合、パソコンがないと何もできない学科もあるので、パソコン選びの重要度が高いです。

理系大学生のノートパソコンに必要なアプリケーション

オフィス系ソフト

どの学部でも必要なアプリケーションは、オフィス系アプリケーションです。
オフィス系アプリケーションは、メールの受送信、文書作成、表計算、プレゼンテーション資料作成、といった基本的な事務作業ができます。
オフィス系アプリケーションの種類は、

  • MicrosoftのOffice
  • キングソフトのWPS Office
  • グーグルのブラウザー上で操作するスプレッドシート、ドキュメント

があります。

3つのオフィス系の中でも、表計算アプリケーションは、機能が多いMicrosoftのOffice“エクセル”がおすすめです。
例えば、Excelは、PDFを取り込んでテキストを抽出するといった機能も直接データを取り込むことができます。
スプレッドシートはGoogle Documentを介してしてからテキストを抽出するといったように、ワンクッションおくことになります。
学校でMicrosoft Office365の共通アカウントが支給されたり、大学版を無料でダウンロードできたりと、サポートを受けられることが多いので、大学で確認をとっておきましょう。

資料系を閲覧、編集するのに、PDF形式のアプリケーション、DOCU形式のアプリケーションを利用することになります。

学部ごとに違う必要なアプリケーション

建築系の学部であれば、CADなど図面設計関係、イラストレーターなどのグラフィック系、情報学部であれば、プログラムを書くテキストエディタが基本となるアプリケーションです。
更に、学年が進むにつれ、より専門性の高いアプリケーションを扱うようになり、更にスペックが必要になります。

理系大学生のノートパソコンスペック

ノートパソコンは、後でスペックを上げようとパーツを交換できないものがほとんどです。
物理的にはできても、自身で交換し、自己責任になってしまうので、初めから十分なスペックを備えておく必要があります。

理系大学生のノートパソコンの性能

OS

学部によっては、理系・文系でもグラフィック系のアプリケーションを使用することがあり、その場合、 macOSが指定の場合があるので 、学部が指定しているスペックを確認したほうがよいです。

CPU

数値解析やプログラムを組み実行するのであれば、icore 5以上やAMD Ryzen™ 5以上。
ベンチマーク10,000以上以上はあったほうがよいでしょう。
建築科や地理学などCADやGISなどを使うのであれば、icore 7以上 AMD Ryzen™ 7以上 が必要です。
IntelⓇは第10世代以降のものが望ましいです。Windows11は、第8世代以降が対象でそれ以前のものは、対象外です。
第10世代以降のものでなければ、Windowsに数年で対応できなくなる可能性があります。在学中は持たせたいと考えるなら、IntelⓇ世代は新しければ新しいほどよいです。


CPUの詳しい内容は、“CPUとは?CPU比較”の記事を参考にしてみてくださいね。

ベンチマークの調べ方、見方について書いています。

GPU

3D、VR技術の進化

3Dの表現は、今までのアプリケーションのバージョンアップで追加されてきています。
さらに、ここ数年急速に“VR”技術もすすんでいます。
3Dや動画や画像をパソコンで扱うため、最近はCPU内蔵のGPUがあります。
GPUはメモリを必要とするので、メモリの容量を多くしておく必要があります。

“GPUとは?GPU比較”の記事では、他にもシステム要件が高いアプリケーションやゲームについてまとめています。

メモリ

おすすめは16GB以上です。

メモリを16GB以上にする理由


理数系で扱うデータが重いアプリケーションは、AUTO CAD、illustratorなどです。
システム要件では、8GBが基本で、16GB以上が推奨となっています。
家電量販店や比較系のパソコンを紹介している記事で、理数系のパソコンは、8GB以上と書かれています。
理数系でもいろいろな学部があるので、8GB以上では足りない学部があります。

大きなプロジェクトに取り組む可能性

大学で販売しているものの中に8GBのものがありますが、理系は学年があがるごとに、大きなプロジェクトのものに取り組むようになります。
建築系でも都市プロジェクト、地理学で都市全体の計画をする可能性があり、CADやGISで作業する可能性があれば、ファイルが大きくなるので最低でも16GB以上は必要です。

複数のアプリケーションを同時に扱う

また、一つのアプリケーションでの単体での作業は少なく、いくつものアプリケーションを立ち上げる必要があります。
アプリケーションのシステム要件が8GBであったとしても、2つ~3つのアプリケーションを立ち上げれば8GB以上が必要になります。
数値解析もエクセルのシートが何十枚もあり、グラフを作成するとかなりの重いデータになります。
WordかPower Pointの資料にエクセルのグラフを画像化して貼ると重いデータになります。
参考資料にPDF、DOCUの資料を見るといった、いくつもの重いアプリケーションを開けて作業する場合は、メモリの余裕があったほうがスムーズに動きます。

処理のよいパソコンは高いベンチマークのCPUを搭載しているパソコン→高いCPUはGPUが内臓されている→GPUが内臓されているのでメモリが必要

理数系のパソコンは処理が多いので、高いベンチマークのCPUが必要です。
上の図式で高いベンチマークのCPUを選択した場合は、メモリが必要なので、理数系のパソコンは必然的にメモリの容量が多くなります。

ただ、メモリが16GB以上のノートパソコンは、機種も限られ、価格も高くなります。
大学にデスクトップがあり、作業ができる環境を利用すれば、8GBで対応できるかもしれません。
特に、研究室にはスペックのよいパソコンとサーバーがあることが多いので、大学でのパソコン環境を確認してみましょう。


メモリの詳しい内容は、“メモリとは?メモリ比較”の記事を参考にしてみてくださいね。

ストレージ

ストレージの種類はHDDとSSDがあります。

携帯するノートパソコンは、衝撃に強いものがよいのでSSDをおすすめします。
容量は256GB以上で、大学でも、256GB以上の指定があるところがあります。
注意点は、SSDは不具合があった時に、データを取り出すことが難しいです。
大学から帰ったら自宅の外付けのHDDにデータを保管するか、オンラインストレージにデータを保管するなど、データのバックアップすることに気をつけましょう。


ストレージの詳しい内容は、“ストレージとは?ストレージ比較”の記事を参考にしてみてくださいね。

理系大学生のノートパソコンのサイズ

サイズ・重さ

サイズは持ち運びを考えると小さい13.3インチのほうがよいのですが、学部によって14インチ指定のところがありますので確認しましょう。
重さは約1㎏台前半までに抑え、軽ければ軽いほどよいです。
ノートパソコンのサイズを13インチに、自宅用に21インチ以上のディスプレイを購入。
パソコンを端子でつなげて、自宅では大きな画面で効率よく作業をするといった工夫もできます。

機能

オンライン授業、ゼミがある場合、内臓カメラ、ワイヤレスが必要です。
大学でも、必要な機能として指定されているところもあります。今では、ほとんどのノートパソコンに搭載されていますが、確認しておきましょう。
ノートパソコンからディスプレイなどつなげて、発表する機会もあるので、HDMIポート搭載のほうがよいです。
バッテリー時間も大学にいる間は駆動してほしいので、自分の使う時間分プラスアルファを考慮しましょう。また、充電時間は早いものがいいですね。

まとめ:コスパのよいパソコン

理系は文系と違い、使うアプリケーションの数が多くなります。
軽くて、性能がよいパソコンが理系には必要です。
理系の利用目的に合ったコスパのよいパソコンを厳選しましたので、参考になさってくださいね。

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