【2025年】理系大学生4年間使える人気のおすすめノートパソコン13選
理系大学生はプログラミング、CAD、データ解析など高度な作業をこなす機会が多く、ノートパソコンの性能が学業の効率を大きく左右します。
しかし、比較サイトのスペック表だけを頼りに選ぶと「動作が遅い」「卒業まで使えない」など後悔するケースが少なくありません。
この記事では、年間50台以上のパソコンのパフォーマンステストを行う筆者が「理系大学生のおすすめノートPC」をテーマに、選び方のポイントや厳選した高コスパモデルを徹底解説します。
この記事を読めば、自分の学業に最適な1台が見つかります!
製品画像 | ポイント | 重さ/ 価格 | カラー/ バッテリー駆動時間 | 製品名/パソコンメーカー | CPU/ メモリ/ ストレージ |
当サイト特別クーポン7%OFF HP公式サイト | 軽くて使いやすいノートPCの代表 永遠の定番 | 990g/ 119,980円 | ナチュラルシルバー・スカイブルー/ 最大11時間30分 | HP PavilionAero 13-bg/ ヒューレット・パッカード | AMD Ryzen™ 7 8840U 8/ 16GB/ 1TB SSD |
公式サイトを見る | 軽量で超コスパ | 約1.17kg/ 89,870円 | クラウドグレー/ 約17.0時間 | IdeaPad Slim5 Light Gen8 | AMD Ryzen™ 5 7530U/ 16GB/ 512GB SSD |
公式サイトを見る | ハイスペックで 超コスパ | 約 1.39 kg/ 【新春大祭り】79,800円 | ナチュラルシルバー/ 最大 10 時間 | HP 14-em | AMD Ryzen™ 5 7530U/ 16GB/ 512GB SSD |
公式サイトを見る | 大容量ストレージでコスパよし | 1.61 kg/ 83,573円 | カーボンブラック プラスチックシャーシ/ アイスブルー プラスチックシャーシ | Inspiron 14 | AMD Ryzen™ 7 8840U/ 16GB/ 1TB SSD |
公式サイトを見る | 大容量バッテリーでハイスペック | 約 1.36kg/ ¥129,800 | アークティックグレー | ThinkBook 14 Gen 7(AMD) | AMD Ryzen™ 7 7735HS/ 16GB/ 1TB SSD |
公式サイトを見る | ライトピンクがおしゃれ 最新スペック | 1.24 kg/ 143,999円 | プラチナシルバー•ライトピンク | Inspiron 13/ Dell | Intel ® Core™ Ultra 5 125H/ 16GB/ 512GB SSD |
公式サイトを見る | カラーバリエーションが豊富 | 約1.046kg~1.167kg/ 217,800円 | ファインホワイト、アーバンブロンズ、 ブライトシルバー、ファインブラック/ 約26.0~ | VAIO 14/ VAIO | Intel i5-1340P/ 8GB / 256GB SSD |
公式サイトを見る | 保証期間:3年間 センドバック修理保証・ 24時間×365日 電話サポート | 約969g/ 179,850円 | ブラック/ 10時間 | MousePro G4-I5U01BK-D/ マウスコンピューター | Intel ® Core™ Ultra 5 125U/ 8GB/ 256GB SSD |
公式サイトを見る | 超小型 | 約899g~950g/ 217,800円 | ローズゴールド、ファインホワイト、アーバンブロンズ、 ブライトシルバー、ファインブラック/ 約25.0~ | VAIO SX12/ VAIO | Intel i5-1340P/ 8GB/ 256GB SSD |
公式サイトを見る | スタイリッシュななカラー ハイスペック | 約998g/ 154,800円 | クラウドブルー、ベージュゴールド、モカブラウン | LIFEBOOK WC1/H3/富士通 | Intel Core i5-1235U/ 16GB/ 256GB SSD |
公式サイトを見る | 軽量でスタイリッシュなカラー | 931g/ 206,580円 | ペールゴールド、メテオグレー/ 最長約22.6時間 | LAVIE DirectNEXTREMECarbon/ NEC | Intel i5-1155G7/ 8GB/ 128GB SSD |
最安のAmazonを見る | 軽量でディスプレイがきれい | 1.1kg/ 169,800円 | バサルトグレー/ 約14.1時間 | ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA/ASUS | Intel i5-1335U/ 16GB/ 512GB SSD |
公式サイトを見る | デニム素材のボディタッチパネルといえばYOGA | 約 1.39kg/ 103,312円 | ダークティール/ 約 20.0時間 | Yoga 6 Gen 8/Lenovo | Ryzen™ 5 7530U/ 8GB/ 256GB SSD |
公式サイトを見る | 365日24時間のサポートがパソコン初心者に安心でコスパよし | 約 1.36kg/ 89,980円 | アークティックグレー/ 動画再生時 約9.9時間・アイドル時 約18.2時間 | ThinkBook 14 Gen 6/Lenovo | Ryzen™ 3 7335U/ 16GB/ 256GB SSD |
Amazon | Macならこのモデル | 1.29kg/ 134,800円 | シルバー | MacBook Air/Apple | M1/ 8GB/ 256GB SSD |
理系大学生のおすすめノートパソコン
HP Pavilion Aero 13-bg/日本HP
- 超軽量の990gで持ち運びラクラク
- サクサク動くパワフルな性能
- 400nit(高輝度)の明るくてキレイな画面
実際に愛用しています。PCは数台使用していますが、外出と出張にはこちらのモデルを使用しています。使用感も永遠の定番Aeroは、使用感は抜群です。
レビュー記事↓で詳しく使用感などを書いています。
レビュー動画↓を作成しています。
HP Envy x360 14-fc パフォーマンスモデル/ ヒューレットパッカード
- 最新のインテルUltraコアプロセッサー
- タッチパネルでタブレットのようにパソコン作業ができる
- ハイスペックで駆動時間が長い
CPU内蔵のインテル® Arc グラフィックスはスペックが高く、ゲームも楽しめます。
当サイトの特別クーポン 期間限定 7%OFF!
特別クーポンサイトなので、そのまま製品を選択してもらえば、自動的に7%OFFが適用されます。念の為に、決済時にカートで確認してください。
【プロモーション】【提供:株式会社日本HP】
クーポン値引き対象外製品:・価格.com限定モデル製品(個人向けPCのみ対象外)・プリンタ製品・Workstation製品・個人向けAndroidタブレット製品
ディスプレイ | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ |
カラー | ミッドナイトブルー・メテオシルバー |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U |
GPU | インテル® Arc® Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) |
質量 | 約1.39kg |
こちら↓の動画でパフォーマンスを解説しています。
IdeaPad Slim5 Light Gen8/ Lenovo
- コストパフォーマンスの良さ
- パワフルなAMD Ryzenプロセッサー
- 軽量で持ち運びやすいデザイン
パワフルなAMD Ryzenプロセッサーを搭載し、8万円台とコストパフォーマンスに優れたノートPCです。
こちら↓でレビュー記事を書いています。
≫i【IdeaPad Slim5 Light Gen8レビュー】 初心者・中級者向け、2024年の超コスパ、超軽量、ハイスペック最強モバイルノートPC
You Tubeでパフォーマンステストの結果をレビューしています。
モデル名 | IdeaPad Slim5 Light Gen8” |
価格 | 売り切り特別価格 ¥89,870 税込・送料無料 |
ディスプレイ | 14.0型 FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
OS | Windows 11 Home 64bit |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
GPU | CPU内蔵 |
重さ | 約1.17kg |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
公式サイト | Lenovo公式サイト |
レビュー記事は、こちらです。より詳細に解説しています。
軽量で高性能、コスパ抜群のモバイルノートPC
Inspiron 14/DELL
- 携帯するには少し重いけど、自宅で使用するならコスパ重視でおトクな7万円台
- MIL-STD-810Hに準拠した頑丈さ
- 優れたビジュアルとサウンド体験
販売元 | DELL |
製品名 | Inspiron 14 |
価格 (Amazon) | ¥71,225円 税込・送料無料 |
ディスプレイ | 14インチ, FHD+ 1920×1200, |
OS | Windows 11 Home 64bit |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8540U |
GPU | CPU内蔵( AMD Radeon™ グラフィックス) |
重さ | 約1.54kg |
HP EliteBook 1040 G11/日本HP
- ハイスペックモバイルノートパソコン。
- 最大20時間のロングバッテリー、急速充電機能。
- 1.24kgで耐久性が高いボディ
実際に使用しました。カラーの名前は、グレイシャーシルバーと、シルバー系を想像しがちですけど、実際はトレンドカラーのスモーキーなホワイトです。
今シーズンで、HP Pavilion Aero 13-bgのスカイブルーと共に、一番美しいモデルです。
レビュー動画↓を作成しています。
HP EliteBook 1040 G11はこちら↓です。徹底解説しています。
【HP EliteBook 630 G11レビュー】大学生・出張ビジネスマンにおすすめ!軽量・使いやすさ・バッテリー長持ちの優秀ノートPC
当サイトの特別クーポン 期間限定 4%OFF!
ディスプレイ | 14インチ WUXGA (1920 x 1200), 非光沢、400ニト、UWVA |
カラー | グレイシャーシルバー |
CPU | インテルCore Ultra 5 プロセッサー 125H(最大4.5GHz)他 |
GPU | インテルArcグラフィックス/インテルグラフィックス(内蔵) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約1.235kg |
Inspiron 13/DELL
- 1.24 kgの軽量モデル
- ロングバッテリー
- 最新のAI機能、NPU搭載のインテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー125H
モデル名 | Inspiron 13 インテル® Core™ Ultra 5 |
価格 | 147,000円 税込・配送料込 |
ディスプレイ | 13.3インチ 16:10 QHD+ (2560×1600) 非光沢 、 300nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView Plus 搭載 |
OS | Windows 11 Home |
メモリ | 16 GB, LPDDR5x, 6400 MT/s |
ストレージ | 512 GB, M.2, PCIe NVMe, SSD |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー125H |
GPU | インテル® Arc™ グラフィックス |
重さ | 1.24 kg |
標準保証 | 1年間 ベーシック オンサイト サービス ハードウェア サポート のみによるリモート診断後 |
公式サイト | DELL公式サイト |
ThinkPad P14s Gen3 AMD/ Lenovo
- ISV認証を取得
- 12項目の米軍調達基準に準拠した頑丈なアルミニウム製
- Wi-Fi6Eを搭載。
最新の技術革新に基づいた“ThinkShield ”でデータとデバイスを保護する高度なセキュリティ対策機能付き。
ディスプレイ | 13.3型ワイド WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし LEDバックライト |
カラー | クラウドグレー |
CPU | AMD Ryzen™ 5 PRO 6650U (2.90 GHz 最大 4.50 GHz) |
GPU | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約 1.28kg~ |
価格 | 179,190円 |
ThinkBook 14 Gen 7 (AMD)/Lenovo
- パソコン初心者に安心、365日24時間のプレミアサポート1年間付き
- わずか16.9mmの薄いボディ
- なめらかで見やすいIPS液晶のディスプレイ
ThinkBook は、365日24時間対応のプレミアサービスがポイント。
パソコン初心者が安心して使えます。
ディスプレイ | 13.3型ワイド WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし LEDバックライト |
カラー | クラウドグレー |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7430U |
GPU | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | 256GB SSD~ |
質量 | 約 1.47kg |
MousePro G4-I5U01BK-D /マウスコンピューター
- 保証期間:3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 超軽量設計と持ち運びやすさ
- 動画再生で約8.5時間、アイドル状態では約20.5時間の長時間駆動
手脂がつきやすいブラックのノートパソコンで、唯一手脂を簡単に拭き取れるノートパソコン。
ハンドクリームべったりつけても、アルコールティッシュでさっと拭えたのは、正直感動ものでした!
光沢の塗装がすべての汚れから守ってくれます。
しかも、超軽量でサポートが3年間!
ディスプレイ | 14インチWUXGA(1920×1200ピクセル)ノングレア仕様 |
カラー | ブラック |
CPU | インテルCore Ultra 5 125U |
GPU | インテルグラフィックス(プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB〜 |
ストレージ | 256GB〜 |
質量 | 約969g |
詳しくはこちらの動画↓で解説しています。
VAIO F14 /VAIO
- VAIOパソコン3年延長サポート
- 14.0型ワイドのディスプレイで、大きい画面が特徴。
- バッテリー駆動時間は約16.0時間、動画再生時約8.0時間、アイドル時約12.5時間
VAIOパソコン3年延長サポートが標準でつき、安心して使えます!
ディスプレイ | 14.0型ワイド(16:9) Full HD 1920×1080、 1677万色アンチグレア |
カラー | ネイビーブルー、 ウォームホワイト、サテンゴールド |
CPU | インテル® Core™ i7-1355U プロセッサー |
GPU | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約1.34kg |
価格 | 159,800円(税込) |
ROG Zephyrus G14 GA402RJ/ASUS
- 話題のゲーム“ホグワーツレガシー”のシステム要件を満たした、ゲーム、動画編集など、グラフィックに強いスペック。
- ゲーミングパソコンには珍しい白。
ディスプレイ | 14型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:ノングレア 解像度:2,560×1,600ドット (WQXGA) (120Hz) |
カラー | ムーンライトホワイト |
CPU | AMD Ryzen™ 7 6800HS 8 コア/16 スレッド 動作周波数 (標準/最大):3.2GHz/4.7GHz キャッシュメモリ:3次キャッシュ 16MB |
GPU | Radeon™ グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約1.65kg |
LAVIE NEXTREME Carbon /NEC
- カーボン素材で薄くて軽量なボディ
- キーボードは1.5mmのキーストロークで打ち心地が感じられて静音設計。
- 最長約24時間の連続バッテリ駆動が可能。
通信事業者のホームページから契約すれば、すぐに利用できる「eSIM」に対応。
ディスプレイ | 14.0型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高色純度・ノングレア)(WUXGA) |
カラー | ペールゴールド、メテオグレー |
CPU | インテル® Core™ i5-1335U プロセッサー |
GPU | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 約256GB〜 |
質量 | 約929g |
価格 | 265,980円(税込)~ |
LIFEBOOK WC1/H3/ 富士通
- おしゃれなペールトーンカラーのボディ
- モバイルバッテリーで充電可能
- 指にフィットするシリンドリカル形状のキーボードで入力しやすい
入力しやすいシリンドリカル形状のキーボード
ディスプレイ | 13.3型ワイド WUXGA(1920×1200) スーパーファイン液晶 |
カラー | クラウドブルー、ベージュゴールド、モカブラウン |
CPU | Intel Core i5-1235U |
GPU | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約998g |
価格 | 163,300円(税込) |
MacBook Air/Apple
学校のパソコン要項で、“Windows”の指定がない場合にはMACを使えます。汎用されている文書系アプリケーション、CAD、illustratorは、Windowsと同じくMacOS版があります。特殊なアプリケーションの場合、MacOS版がない場合もあります。
詳しい内容はこちらの記事で書いています。
≫【MacとWindowsはどちらがおすすめ?】大学生が使うメリット・デメリットを現場から徹底解説
- ベンチマーク14442の高い処理能力。
- バッテリー駆動時間、最大18時間。
- 2,560×1,600ピクセル解像度のビビッドな色彩が特徴のRetinaディスプレイ。
MacBookの16GB以上は、Appleのオンラインストアの販売になります。
ディスプレイ | IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、 2,560 x 1,600ピクセル標準解像度 |
カラー | シルバー |
CPU | Apple M1チップ |
GPU | Apple M1チップ |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約1.29kg |
価格 | 223,269円 |
理系大学生のノートPCに必要な性能とは?(選び方のポイント)
ノートPCを選ぶ際には、「とりあえず安いモデル」ではなく、学業で必要な性能を満たすかどうかが最優先です。
ここでは、初心者でもわかりやすく、理系大学生に必要なスペックを5つのポイントに絞って解説します。
CPUは高性能モデルが基本|予算があればNPU搭載モデルも視野に!
CPUはノートPCの“頭脳”です。
たとえば、プログラミングやデータ解析をする時、このCPUの性能が高いほど、作業がスムーズに進みます。
逆に、低性能なCPUだと、動作が遅くてイライラする原因に。だからこそ、CPUは高性能なものを選ぶことが大切なんです。
CPUが高性能だと、プログラミングやシミュレーション、複雑な計算処理がスムーズに進みます。
理系大学生の学業では、特にCPUの処理能力が作業効率を大きく左右します。
インテル® Core™ i5以上(第13世代以降)
AMD Ryzen™ 5以上(7000シリーズ・8000シリーズ推奨)
先進技術に触れる学科はNPU搭載のCPUがおすすめ
予算に余裕があれば、NPU(Neural Processing Unit)を搭載したCPUを選ぶとさらに快適な使用感が得られます。
NPUはAIや機械学習を効率的に処理するためのプロセッサですが、日常的な使用でも以下のようなメリットがあります
NPUを搭載したCPUの具体例
最近注目されているNPUは、AI処理を効率的に行うためのプロセッサです。たとえば、Windows OSで使われているエフェクト機能やリアルタイム画像補正、音声アシスタントなど、OSのAI支援機能をスムーズに動作させます。また、NPUはCPUやGPUが過剰に動作しないようにタスクをコントロールし、省電力性能やシステムの安定性を高める役割もあります。
Pythonを使った機械学習やAIモデル構築を行う場合、NPUを最大限活用するには、専用のツールやライブラリが必要です。
たとえば、インテルのCore Ultraシリーズでは、OpenVINOというツールを使うことで、画像生成やAIモデルの処理を効率化できます。
NPUを搭載したCPUを選ぶことで、理系学生が行う長時間のデータ解析やシミュレーションがさらに快適になります。
具体的には、Pythonを使った機械学習や動画解析をするときに、処理がスムーズになるのがポイントです。
理系大学生が求める高い処理能力と省電力性能を兼ね備えているため、長時間の計算処理や熱管理が求められる作業に最適です。
長時間、大学にいることが多い理系大学生にメリットです。
以下は、NPUを搭載したCPUの最新モデルです。
- インテル® Core™ Ultraシリーズ
- 例:Core™ Ultra 7 155H
インテルの「Ultra」シリーズは、Neural Processing Unit(NPU)を初めて搭載したラインナップです。
NPUにより、AI処理やタスクの効率化を実現。
データ解析や複雑な演算の負荷を軽減し、省電力性能も向上しています。 - AMD Ryzen™ 8000シリーズ(Ryzen AI対応)
- 例:Ryzen™ 9 8950HS
AMDの最新世代「Ryzen 8000シリーズ」は、AI専用のNPU(Ryzen AI)を搭載しています。
プログラミングやシミュレーションに必要な高い処理性能を持ちながら、発熱や消費電力を最適化する能力が特徴です。
特に、長時間の連続稼働が求められる作業に適しています。 - Apple M3シリーズ(独自設計NPU統合)
- 例:Apple M3チップ
AppleのM3シリーズは、NPUを統合したSoC(System on a Chip)設計です。
AIタスクに特化した処理能力を発揮し、MacBookシリーズにおいて長時間のバッテリー駆動と安定した動作を実現します。
Pythonによる機械学習や動画解析を行う学生にとっても魅力的な選択肢です。
生成AIを取り入れた課題も多くなると思います。
インテルのUrtraは、OpenVinoというツールを使用し、ローカル、つまり、自分のパソコンのみで画像生成を作成できます。
また、アプリケーションもNPUを利用したものをAdobeなど開発しているところです。
飛躍的に作業効率があがる可能性があります。
理系のノートパソコンについては、こちら↓の記事で書いています。インターン生とも共同作業している現場からの視点を参考にしてみてください。
製品から見たい人は、飛ばして次の項目へ行ってくださいね。
GPU選びのポイント|理系大学生向けのアドバイス
予算が限られている場合:高性能な内蔵GPUを搭載したモデルを選ぶ
たとえば、インテルのArc グラフィックスやAMDのRadeon™ グラフィックスは、最新の内蔵GPUで性能が向上しているため、CADや簡単な3Dモデリング程度であれば快適に動作します。
予算に余裕がある場合:単体GPUを搭載したモデルを選ぶ
より複雑なレンダリングや3Dモデリングを行う場合、単体GPUが必要です。単体GPUを搭載するモデルは内蔵GPUよりも価格が高めですが、性能の高さはその分確実に作業効率を上げます。
結論:GPU選びは用途と予算に応じて!
CADや3Dモデリングを始めるなら、内蔵GPUでも十分対応できます。
たとえば、インテルのArcグラフィックスやAMDのRadeonグラフィックスなら、簡単なデザイン作業も快適にこなせます。
もっと複雑な3Dレンダリングをするなら、NVIDIAのRTXシリーズを搭載したモデルがおすすめ。
たとえば、RTX 3050なら、プロレベルの作業にも対応できます。
GPUの性能は、作業内容の快適さに直結します。
自分の用途をしっかり把握し、予算に合わせたGPU搭載モデルを選びましょう!
メモリは16GB以上!理系作業の必須条件
メモリは、パソコンの“作業机”のような役割です。
この机が狭いと、たくさんのデータを広げて作業することができず、結果的にパソコンが動作不良を起こします。
たとえば、プログラミングの授業で複数のアプリを同時に開くと、机が狭い(=メモリが少ない)と動作が遅くなり、最悪フリーズしてしまうことも。16GB以上のメモリがあれば、快適に作業を進められます。
おすすめのメモリ容量
- 最低16GB以上を選ぶこと!
- 将来的に増設可能なモデルも選択肢に入れたいですが、増設可能モデルは限られています。
- 3D CADを扱いながら、ページ数が多い都市開発、自治体の資料を見る。
大容量を扱う可能性があるなら、32GBがおすすめです。
扱うデータ量が多くなってきているので、16GB以上、大きなデータを扱う学科のかたは、32GB以上がおすすめです。
下の画像は、何もしない状態のパソコンのパフォーマンス状況です。
ベースのWindowsのOSが起動しているだけで、5GBのメモリが使用されています。
2024年以降のWindowsのメモリの増量に対応し、快適にエクセルなど表計算ソフトを使用するには、16GB以上が必要です。
さらに、Pythonなどプログラムで大量データを処理する場合は、32GB以上をおすすめします。
2024年モデルでは、最初から16GBを搭載しているノートパソコンも多くなっています。
メモリ大容量でも価格がおさえられ、選択しやすくなっています。
ストレージはSSDを選ぼう|最低512GB以上がおすすめ
ストレージは、データやアプリを保存するための“引き出し”です。
ストレージの容量が不足していると、保存できるファイルが限られ、パソコン全体の動作が遅くなることもあります。
外付けハードディスクの利用で、ストレージの足りない問題は解決できますが、常に持ち歩くのは意外に不便です。
パソコンが破損した場合、SSDはデータを取り出しにくいため、クラウドや外付けハードディスクにも、“保険”としてデータを保存するのをおすすめします。
そのためにも、次に紹介するインターフェースが重要です。
理系大学生におすすめのストレージ容量
- 512GB以上を推奨
- より大容量のデータを扱うなら、1TBモデルも検討しましょう。
SSDを選ぶ理由
HDD(ハードディスク)と比べて、SSD(ソリッドステートドライブ)はデータの読み書きが速く、アプリの起動やファイルの保存時間を大幅に短縮できます。
理系大学生におすすめのディスプレイサイズ
携帯性重視:13.3〜14インチ
授業や図書館への持ち運びに便利なサイズです。
作業効率重視:15.6インチ
複数のウィンドウを同時に開く場合や、細かいデータを扱う作業に最適です。
拡張性も重要!
13〜14インチのノートPCを選び、自宅では外部モニターを接続するのもおすすめです。
モニターに接続することで作業スペースが広がり、効率アップにつながります。
おすすめは、携帯性を優先し、13.3か14インチのノートパソコンを選択し、自宅や学校ではディスプレイにつなげるという方法です。
上は、ケーブル1本でパソコンにノートパソコンの画面をディスプレイに表示しています。ケーブル1本さえあれば、ミラーリングや拡張ディスプレイとしてでデュアルディスプレイで使えるので便利です。
ノートパソコンにHDMI端子があれば、HDMI→HDMIのケーブルで接続できます。
Thunderbolt 3のUSB-Cの端子があれば、Thunderbolt 3のUSB-C→HDMIのケーブルで接続できます。
Thunderbolt 4のUSB-Cの端子については、こちら↓の記事で書いています。
≫Thunderbolt 4 は必要か?メリットと使い方をわかりやすく解説【USB Type-Cの違いは?】
理系大学生に必要なノートパソコンのインターフェースとは?|用途別に解説
ノートパソコンを選ぶ際に意外と見落としがちなのがインターフェース(接続端子)です。
インターフェースが豊富で適切な種類が揃っていると、外部モニターや周辺機器を簡単に接続でき、作業効率が大きく向上します。
インターフェースとは、ノートパソコンの側面にある接続端子のことです。
たとえば、USBポートやHDMIポートなどがそれにあたります。
USBポートやHDMIポートが充実していると、以下のようなシーンで便利です。
- 外部モニターに接続して作業画面を拡張
- USBメモリや外付けHDDにデータを保存
- プロジェクターに接続してプレゼン資料を投影
- スマートフォンやタブレットを充電
特に理系大学生の場合、実験データやCAD作業、3Dモデリングなどの作業で外部機器を使用する機会が多いため、インターフェースの種類と数が重要です。
理系大学生におすすめのインターフェースと用途
以下は、理系大学生が特に注目すべきインターフェースとその用途をまとめたものです。
1. USBポート:データ転送の基本中の基本
USBポートは、マウスやキーボード、USBメモリなどを接続するために欠かせない端子です。
- USB-A(従来型のUSBポート)
- USBメモリや外付けHDDを接続するのに使用します。
- 多くの周辺機器が対応しているため、最低でも2つ以上のUSB-Aポートがあると便利です。
- USB-C(新型のUSBポート)
- 転送速度が速く、充電や外部ディスプレイ接続にも使えます。
- 特にThunderbolt 4対応のUSB-Cは、動画編集やデュアルディスプレイ接続など、拡張性が非常に高いです。
ポイント:
理系学生におすすめなのは、USB-AとUSB-Cの両方を備えたモデルです。
USB-AとUSB-Cの両方のポートがあれば、古い周辺機器にも新しいデバイスにも柔軟に対応できます。
2. HDMIポート:外部モニターやプロジェクター接続に必須
HDMIポートは、パソコンを外部モニターやプロジェクターに接続するための端子です。
- 外部モニターを使った作業:CADやデータ解析で複数の画面を同時に使用する場合、ディスプレイを拡張できます。
- プロジェクターでプレゼン:授業や研究発表で資料を大画面に投影する際に便利です。
理系学生の用途例:
実験データを発表する際、プロジェクターに接続してグラフや3Dモデルを表示するなど、視覚的にわかりやすい発表が可能になります。
3. SDカードスロット:データ移行に便利
カメラで撮影した画像や実験記録を保存する際、SDカードスロットがあると便利です。
- 研究室で写真データを取り込む
- プレゼン資料用に撮影した画像を編集する
最近のノートパソコンでは省略されることが多いですが、必要な場合は外付けアダプタを利用するのも手です。
4. オーディオジャック:音響関連作業に対応
ヘッドフォンジャックがあれば、騒がしい場所でも集中して作業できます。
- 音響解析やプログラムによる音声処理の確認
- 動画編集で正確な音声チェック
5. イーサネットポート(LANポート):有線接続の安定性
Wi-Fi接続が不安定なとき、有線LANで接続するためにイーサネットポートが役立ちます。
- 高速なインターネット接続が必要な場合に使用
- オンライン授業や会議で接続が途切れにくい
最近の薄型ノートPCでは非搭載の場合が多いため、必要であればUSB-C to イーサネットアダプタを用意しておきましょう。
上記のノートパソコンは、USB-C、USB-A、HDM端子があるので、接続先のどんな環境にも対応できます。
長時間の作業や外付け機器は、最新のUSB4.0かThunderbolt4
最低限あると便利なインターフェース
- USB-A(2ポート以上):従来型の周辺機器対応
- USB-C(1ポート以上、Thunderbolt対応推奨):最新デバイスや高速データ転送に対応
- HDMI:外部モニターやプロジェクター接続
必要に応じて検討するインターフェース
- SDカードスロット:画像や動画データの取り込み
- オーディオジャック:音声処理やヘッドホン使用時
- イーサネットポート:有線インターネット接続
長時間の作業には、ドッキングステーションやハブ器の利用をおすすめします。
ドッキングステーションやハブ器の接続は、最新のUSB4.0かThunderbolt4のポートが便利です。
理系大学生のノートパソコンの相場は10万~20万円
理系大学生のパソコンでの作業は、複雑なデータ作成、大きなデータを扱います。
複雑なデータ作成には高性能なCPU、大きなデータにはメモリが必要で、“ハイスペックパソコン”のカテゴリーのノートパソコンになります。
“ハイスペックパソコン”は、高性能なCPU、文系の倍のメモリが必要になり、価格も高くなり、10万~20万円が相場です。
ハイスペックパソコンのメリット
理系大学生のノートパソコンの価格は高くなりますが、授業以外で楽しめることも増えます。
- 高画質な動画を快適に見られる
- 動画編集ができる
- 3Dゲームが楽しめる
高画質な動画を快適に見られる
データを高速処理するので、4K動画をスムーズに見られます。
処理が遅いパソコンのように画面でカクつくことはありません。
動画編集ができる
ハイスペックなパソコンのCPUには、高性能なGPU(グラフィックカード)が内臓されています。高性能なGPUは、プレミアムプロなどプロが使用する動画のアプリケーションが使用可能。
プライベートで撮影した動画やゲームの画面を動画で編集し、You TubeやTikTokで発信して楽しめます。
フォートナイトなど3Dゲームも楽しめる
高性能なGPU(グラフィックカード)を選択すれば、ホグワーツレガシー、フォートナイトなどの3Dゲームのシステム要件を満たせます。
ゲームもプレイでき、学業とプライベートの両方でノートパソコンを使えます。
まとめ:理系大学生のパソコンはスペック重視
理系は、学科にもよりますが、複雑なプログラムを動かすアプリケーションを利用することが多いです。複雑なプログラムを動かすためにはメモリの大きさが必要。
メモリを16GB以上、保存するストレージを512GB以上がおすすめです。大きいデータを高速処理するには、高性能のCPUが必要で、ハイスペックなノートパソコンです。
ハイスペックなノートパソコンは、動画の視聴、動画編集、3Dゲームとプライベートの使い道も多いです。理系のパソコンはオンとオフを楽しめる便利なノートパソコンです。
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