【HP EliteBook 630 G11レビュー】販売終了|後継EliteBook 6 G1i 13と実機比較【2026年】
2026年7月時点で、HP EliteBook 630 G11はHP公式ストアで完売御礼になっています。
今から新品で選ぶなら、実務上の後継候補はHP EliteBook 6 G1i 13です。
私は“EliteBook 630 G11”と“EliteBook 6 G1i 13”の両方を実機レビューで確認しているので、この記事ではスペック表だけでなく使い勝手の差も見ます。
正直、630 G11は今見てもよくできた13.3インチ法人向けノートです。
ただ、新品購入なら性能、保証、バッテリー、価格確認のしやすさまで含めて6 G1i 13という判断。

この記事はHP公式“EliteBook 630 G11”製品ページ、“EliteBook 6 G1i 13”製品ページ、当サイトの“EliteBook 630 G11”実機レビューと“EliteBook 6 G1i 13”実機レビューをベースに、2026年7月時点でまとめています。
1. “EliteBook 630 G11”の後継モデルは“EliteBook 6 G1i 13”

HP公式の“EliteBook 630 G11”製品ページでは、スタンダードモデルやMS Officeセット割モデルに完売御礼の表示があります。
このモデルの後継モデルは“EliteBook 6 G1i 13”。
名前が大きく変わったので、630の次がどれなのか迷いやすくなっています。
読み替えの軸は、旧来の630を現行のEliteBook 6系として見ることです。
G11は旧世代の製品世代を示す名前で、現行ではG1iという表記に変わっています。
末尾の13は13.3インチ級モデルを見分けるための目印。
急に別シリーズへ移ったように見えますが、役割は13インチ級の法人向けモバイルノートです。
“EliteBook 6 G1i 13”はCore Ultra 5 225U、Core Ultra 5 235U、Core Ultra 7 255Uを中心に選べます。
メモリは8GB、16GB、32GB構成があり、ストレージは256GB、512GB、1TB SSD構成があります。
私なら長く使う前提で16GBメモリと512GB SSDを基準にします。
Office、Teams、ブラウザ、PDF、クラウドストレージを同時に開くなら、8GBでは余裕が少なくなりやすいです。
前モデル“630 G11”と“EliteBook 6 G1i 13”の違い

下の表は、当サイトの実測値とHP公式ページで確認できる仕様をまとめたものです。
確認できる数字だけを中心にしています。
| 比較軸 | HP EliteBook 630 G11 | HP EliteBook 6 G1i 13 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 125U / Core Ultra 7 155U系 | Core Ultra 5 225U / 235U / Core Ultra 7 255Uを中心に構成 |
| メモリ | 公式構成は8GB / 16GB、レビュー記事では16GB構成を掲載 | 8GB / 16GB / 32GB構成、公式仕様では最大64GBまで対応 |
| 重量 | 約1.29kgから | 約1.3kgから |
| バッテリー | MobileMark 25最大約11時間30分、動画再生約8.2時間、アイドル約13.8時間 | 公式MobileMark 25最大約12時間 |
| 画面 | 13.3インチ WUXGA 1920×1200 非光沢、最大輝度400cd/m² | 13.3インチ WUXGA 1920×1200 非光沢、当サイト実測sRGBカバー率96% |
| ポート | Thunderbolt 4×2、USB Type-A×2、HDMI、RJ45有線LANなど | Thunderbolt 4×2、USB Type-A×2、HDMI 2.1、RJ45有線LAN、LTE構成はNano SIM対応 |
| 価格 | 旧公式ページは税込289,850円からの表示があり、現在は完売御礼表示 | 公式ダイレクト価格は税込253,000円から、16GB/512GB構成は税込295,900円を確認 |
| 位置づけ | 2024年世代の13.3インチ法人向けモバイル | 2025年以降の現行13.3インチ法人向けモバイル |
“630 G11”の良さは、13.3インチ、約1.29kg、有線LAN、Thunderbolt 4、WUXGA非光沢を1台にまとめた実務性です。
“EliteBook 6 G1i 13”はその方向性を受け継ぎながら、Core Ultra 200U世代、5MPカメラ、AIノイズ軽減、SSD性能を伸ばしています。
実務用13インチとしての方向性は継続。
CINEBENCH R23 Multi Coreは、630 G11の7,873ptsから6 G1i 13の9,321ptsへ伸びました。
Premiere ProのフルHD20分動画書き出しは、約9分57秒から約7分43秒へ短くなりました。
CrystalDiskMarkの読み込みも、4,765.69MB/sから7,026MB/sへ伸びています。
私が一番大きいと感じたのは、点数そのものよりも作業前の待ち時間が短くなることです。
朝にTeams、Outlook、Chrome、Excelを一気に開く人ほど、CPUとSSDの差を感じやすいです。
実務機の価値は、毎朝の小さな待ち時間を減らすこと。
この点では、6 G1i 13は630 G11からきちんと進んだモデルです。
“630 G11”の旧レビューで確認したこと

“630 G11”は、持ち運び、堅牢性、セキュリティ、ポートのバランスがよい法人向け13.3インチノートでした。
主な仕様は、1.29kg級の本体、13.3インチWUXGA、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Thunderbolt 4、HDMI、RJ45有線LAN、HP Wolf Securityです。
特にRJ45有線LANを本体に残している点は、法人向けEliteBookらしい仕様。
会社、研究室、ホテル、展示会場では、アダプターなしで有線接続できるだけで安心感が変わります。
私自身、ホテルのWi-Fiが不安定な日ほど有線LANポートのありがたさを感じます。
- ベンチマークで残った主な数字は、CINEBENCH R23 Multi Core 7,873pts、Single Core 1,653pts。
- 3DMark Night Raidは22,366で、Graphics Scoreは30,427、CPU Scoreは8,942。
- CrystalDiskMarkではSEQ1M Q8T1の読み込み4,765.69MB/s、書き込み2,725.89MB/sを記録。
- Premiere Proでは、フルHD20分動画の書き出しに約9分57秒かかりました。
軽い動画編集や資料用動画ならこなせるが、動画制作を主目的にする機種ではないという位置づけです。
ゲームも軽めなら動きますが、本格的なゲーミングノートではありません。
旧レビューで良かった点は、派手な性能より実務道具としての隙の少なさ。
WUXGAの16:10画面は、Word、Googleドキュメント、Excel、Web管理画面を扱いやすいです。
最大輝度400cd/m²の非光沢パネルは、明るい会議室や窓際でも見やすい仕様です。
キーボードは1.5mmキーストローク、19mmキーピッチで、長文入力でも極端な窮屈さは出にくいです。
弱点は、1kg前後の超軽量ノートほど軽くないことです。
内蔵グラフィックスなので、高負荷3D作業やゲーム用途では限界も見えます。
“EliteBook 630 G11”は、仕事用の堅実な13インチノートとして評価できる旧モデル。
“EliteBook 6 G1i 13”が選ばれやすい理由

“EliteBook 630 G11”と“EliteBook 6 G1i 13”には性能差があり、日々の作業時間に影響しやすいです。
Excelの重めの集計、ブラウザタブを多く開いた調査、Teams会議中の画面共有では、CPUとSSDの余裕が効きます。
毎日の作業で差が出るのは、派手な最高性能より待ち時間の短さ。
“EliteBook 6 G1i 13”は、HP Smart Sense、AIノイズ軽減、5MPカメラ、物理プライバシーシャッター、Poly Studio系の音声機能も備えています。
実は、ビジネスノートの満足度はWeb会議中に落ち着いて使えるかで決まる場面が多いです。
“EliteBook 630 G11”にもHP Wolf Security、顔認証、指紋認証、HP Sure Start、HP Sure Clickがありました。
“EliteBook 6 G1i 13”はその安心感を引き継ぎつつ、現行モデルとして構成を選びやすい点が強み。
私が新品後継を推したい場面では、保証とバッテリー状態のメリットを重要だとみます。
中古PCはCPUの型番だけでなく、バッテリー劣化、SSD使用時間、キーボード摩耗、ヒンジの状態で体験が変わります。
仕事で使うPCほど、買ったあとの安心感まで含めた判断。
後継機の詳しい使用感は、EliteBook 6 G1i 13の実機レビューにまとめています。
14インチの画面が欲しい人は、EliteBook 6 G1i 14レビューも候補になります。
EliteBook全体の違いから選びたい人は、EliteBookシリーズ全体の選び方で確認できます。
用途別のおすすめ判断

“EliteBook 630 G11”を検索する人は、大学生、出張が多いビジネスユーザー、現在630 G11を使っている人に分かれます。
大学生なら、新品候補は“EliteBook 6 G1i 13”です。
13.3インチ、約1.3kg、WUXGA非光沢、Thunderbolt 4、RJ45有線LAN、5MPカメラ、HP Wolf Securityを1台にまとめています。
講義、レポート、オンライン面接、インターン先でのWeb会議まで受けやすい構成。
ただ、価格やデザインの軽さを優先する学生には個人向けモデルのほうが合う場合もあります。
大学生向けの選択肢を広く見るなら、文系大学生向けノートPCまとめも確認してください。
学割で買うなら、パソコン学割の選び方でメーカーごとの違いを見ておくと失敗しにくいです。
出張ビジネスなら、EliteBook 6 G1i 13はかなり相性の良い候補。
有線LAN、HDMI 2.1、USB Type-A、Thunderbolt 4、LTE対応構成、物理カメラシャッターをそろえているからです。
新幹線で資料を直し、ホテルで有線LANにつなぎ、翌朝の会議でHDMI接続する流れに対応できます。
私が出張用途で見るなら、重量よりポート配置と電源まわりを先に確認します。
アダプターを減らせるなら、約1.3kgでも荷物全体は扱いやすくなることがあります。
630 G11の現役ユーザーは、急いで買い替えなくても大丈夫です。
Office、Web会議、ブラウザ、メール、軽い画像編集が中心なら、Core Ultra世代の630 G11でもまだ使えます。
買い替えの目安は、バッテリー、ファン音、SSD容量、保証切れの不安。
迷ったけど買い替えを急がない人は、まずバッテリーレポート、SSD空き容量、Windows Updateの安定性を確認してください。
中古で“EliteBook 630 G11”を買うのはアリか

中古で“EliteBook 630 G11”を買う選択は、価格が大きく下がっている場合だけ検討できます。
数万円差なら、新品の“EliteBook 6 G1i 13”を選んだほうが後悔しにくいです。
中古で見るべき項目は次の8つです。
- バッテリー充放電回数と満充電容量
- HP保証の残期間
- BIOSロックや管理者設定の有無
- 法人リース落ちのキーボード摩耗
- USB Type-C端子とRJ45端子の接触
- SSDの使用時間と健康状態
- ACアダプターの純正品確認
- Windows 11 Proライセンスの状態
中古の怖さは、スペック表に出ない部分。
同じ630 G11でも、毎日持ち歩かれた個体と社内予備機に近い個体では状態が変わります。
私は中古法人PCを見るとき、外観よりバッテリー、ヒンジ、端子、保証を優先します。
持ち出し用PCでは、端子の接触不良やバッテリー劣化が仕事の中断につながります。
中古“EliteBook 630 G11”が向くのは、検証用、サブ機、社内固定利用、予備PCとして割り切れる人。
メイン機として毎日持ち歩くなら、現行保証がある6 G1i 13を基準にしたほうが安心です。
正直、安さの理由を説明できない630 G11は避けたほうがいいです。
よくある質問

Q1.“EliteBook 630 G11”はまだ新品で買えますか?
HP公式ページで完売御礼の表示があるため、通常の新品候補は後継候補の“EliteBook 6 G1i 13”。
Q2. “EliteBook 630 G11”の後継候補はどのモデルですか?
13.3インチの実務向け後継候補として見るなら、“EliteBook 6 G1i 13”が最も自然です。
Q3.“EliteBook 630 G11”と“EliteBook 6 G1i 13”はどちらが速いですか?
当サイト実測ではCINEBENCH R23 Multi Coreが630 G11の7,873ptsから6 G1i 13の9,321ptsへ伸びています。
Q4. バッテリーはどちらが長く使えますか?
“EliteBook 630 G11”は動画再生約8.2時間、アイドル約13.8時間の掲載値があり、“EliteBook 6 G1i 13”は公式MobileMark 25最大約12時間です。
Q5. “EliteBook 630 G11”を中古で買うなら何を確認すべきですか?
確認項目は、バッテリー充放電回数、満充電容量、保証残、BIOSロック、SSD使用時間、USB Type-C端子、RJ45端子。
Q6. 大学生には“EliteBook 630 G11”と“EliteBook 6 G1i 13”のどちらが合いますか?
新品で4年間使う前提なら、現行保証と性能の伸びを見込める“EliteBook 6 G1i 13”を選びやすいです。
Q7. 14インチ版を選ぶべき人はどんな人ですか?
資料を横に並べたい人、Excelを広く使いたい人、画面の余裕を重視する人はEliteBook 6 G1i 14も候補。
Q8.“EliteBook 6 G1i 13”のおすすめ構成はどれですか?
私が選ぶなら、長期利用を考えて16GBメモリと512GB SSD構成を基準にします。
まとめ
“EliteBook 630 G11”は販売終了済みですが、旧実機データは今も判断材料になります。
新品で選ぶなら、両世代の実測差と公式価格を確認できるEliteBook 6 G1i 13が本命。
中古“EliteBook 630 G11”は、価格差、保証、バッテリー状態まで納得できるときだけの選択肢。
私はまず“EliteBook 6 G1i 13”の16GB/512GB構成を見て、予算が合わないときだけ中古“EliteBook 630 G11”を探す順番がわかりやすいと考えています。