【EliteBook 8 Flip G1i 13 レビュー】持ち運びしやすい13インチ2-in-1の実力を実機ベンチマークで検証

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HP EliteBook 8 Flip G1i 13は、13.3インチのコンパクトな筐体にタッチ操作、360度回転ヒンジ、ガレージ収納式ペン、法人向けセキュリティをまとめたビジネス向け2-in-1ノートPCです。

私は実機でCore Ultra 7 255U、32GBメモリ、512GB SSD構成を試し、持ち運び、ペン入力、ベンチマーク、ディスプレイ実測まで確認しました。

結論から言うと、外出先でPDFに書き込み、会議で画面を見せ、普段はノートPCとして使いたい人に向いた一台です。

一方で、約1.399kgの重量とsRGB 65%の実測色域は、購入前に確認したい注意点です。

EliteBookシリーズ全体の違いは、HP EliteBookシリーズの選び方まとめで現行モデル別に整理しています。

この記事は日本HP公式仕様表と株式会社日本HPの提供資料をベースに、2026年5月時点でまとめています。

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HP EliteBook 8 Flip G1i 13のレビュー結論

HP EliteBook 8 Flip G1i 13の魅力は、法人向けPCの安心感を保ちながら、タブレット形状とペン入力を仕事に組み込める点です。

GoodNotesでの手書きメモやPDF注釈は反応がよく、私が想像していたよりも紙に近いテンポで書けました。

Core Ultra 7 255Uと32GBメモリの構成なら、Office、ブラウザ、Web会議、軽い画像編集まで快適にこなせます。

写真や動画の色調整を本格的に行う人には、ディスプレイ色域の狭さが弱点になるモデルです。

このレビューの位置づけ

この記事はEliteBook 8 Flip G1i 13単体の実機レビューです。

シリーズ全体から選びたい人は、先にHP EliteBookシリーズの選び方まとめを見ると判断しやすいです。

軽さとGPU性能を優先する人は、EliteBook X G2i 14 AIレビューも比較候補になります。

基本スペック

HP EliteBook 8 Flip G1i 13のグレーシャーシルバーボディ

HP EliteBook 8 Flip G1i 13は、Core Ultra 5 225UとCore Ultra 7 255Uを中心に、メモリ16GBまたは32GB、ストレージ256GBまたは512GB、LTE対応の有無で構成を選べます。

項目レビュー機
CPUIntel Core Ultra 7 255U
メモリ32GB LPDDR5X オンボード
ストレージ512GB M.2 SSD PCIe NVMe
ディスプレイ13.3インチ WUXGA 1920×1200 光沢タッチ
グラフィックスIntel グラフィックス
無線Wi-Fi 7 BE201 + Bluetooth 5.4
WWAN4G LTE対応構成あり
バッテリー62Wh MobileMark 25最大17時間45分
サイズ約301.80×216.10×18.95mm
重量約1.399kgから
ペンHP AESリチャージブルペン同梱
セキュリティHP Wolf Security for Business
耐久性MIL-STD-810H 19項目
公式サイト当サイト特別クーポン4%OFF HP公式サイト

レビュー機は32GBメモリと512GB SSDを積んだ実用性重視の構成で、私が仕事用として選ぶならこのクラスが基準になります。

価格を抑えるならCore Ultra 5 225Uと16GBメモリ構成もありますが、長く使う仕事用PCなら32GB構成の安心感が大きいです。

HP EliteBook 8 Flip G1i 13の3つのポイント

ポイント1:13.3インチの2-in-1で外出先に強い

13.3インチの2-in-1は、14インチ以上のノートPCより設置面積が小さく、新幹線の折りたたみテーブルや狭いカフェ席でも使いやすいサイズ感です。

画面を360度回転できるので、ノートブック、テント、スタンド、タブレットの形に切り替えられます。

プレゼン資料を相手に見せるときはテントモード、PDFへ書き込むときはタブレットモードという使い分けが自然にできます。

実は13インチの画面は小さく見えますが、スタンドモードで画面を手前に寄せると、体感ではかなり見やすくなります。

ポイント2:付属ペンを本体に収納して自動充電できる

HP AESリチャージブルペンは本体右側の専用ガレージに収納でき、格納すると同時に充電されます。

筆圧感知は4,096段階で、パームリジェクションにも対応し、ペアリング設定なしで使えるのが仕事用として気楽です。

30秒間の格納で60分使えるため、私自身はペンの充電切れをほとんど意識せずに使えました。

机の上で一時的に置くときは側面の磁石に固定でき、ペンをどこに置いたか探す時間が減ります。

ポイント3:HP Wolf SecurityとMIL規格の安心感

HP Wolf Security for Businessは、HP Sure Admin、Sure Click、Sure Recover、Sure Run、Sure Sense、Sure Start、Tamper LockなどでPCを多層的に守ります。

外に持ち出すPCほど、紛失、盗難、危険なリンク、OSトラブルへの備えが価値になります。

MIL-STD-810Hの19項目をクリアしているため、移動中の振動や温湿度変化まで想定した法人向けの設計です。

デザイン・外観レビュー

外観と素材

グレーシャーシルバーのマグネシウム・アルミニウムボディ

ボディはマグネシウム・アルミニウム製で、カラーはグレーシャーシルバーです。

派手さはありませんが、会議室や商談先に置いても違和感がなく、法人モデルらしい落ち着きがあります。

天板やパームレストは指紋が目立ちにくく、光沢タッチ画面を搭載しながら本体側の清潔感は保ちやすい印象です。

サイズと重量

サイズは約301.80×216.10×18.95mmで、重量は約1.399kgからです。

数字だけ見ると超軽量ではありませんが、13.3インチの小さな筐体に重心がまとまっているので、カバンから取り出す動作はかなり楽です。

正直、片手で長く持つタブレットとしては重めですが、ノートPCとして持ち歩くなら許容しやすい重量です。

軽さを最優先するなら、EliteBook X G2i 14 AIEliteBook 635 Aero G11も比較したい候補です。

ヒンジと剛性

360度ヒンジは動きが滑らかで、タブレットモードにしても大きなガタつきは感じませんでした。

頻繁にモードを切り替える2-in-1では、ヒンジの安定感が使い勝手に直結します。

詳細スペック紹介

CPUとメモリ

レビュー機のCore Ultra 7 255Uは、最大5.20GHz、NPU最大12TOPSの省電力向けCore Ultraです。

Copilot+ PCの40TOPS級NPUではありませんが、Web会議の補正や軽いAI支援を含むビジネス作業には十分な性能です。

メモリはオンボードLPDDR5Xで、16GBまたは32GB構成を選べます。

購入後の増設はできないため、私が長期利用を前提に選ぶなら32GB構成を優先します。

ストレージ

CrystalDiskMarkの実測結果

ストレージはレビュー機で512GB M.2 SSDを搭載し、CrystalDiskMarkではシーケンシャルリード6,330.28MB/s、ライト4,410.22MB/sを記録しました。

Officeファイル、PDF、会議録画、写真データを扱うビジネス用途では、かなり高速なSSDです。

容量の選び方は、ストレージ容量の選び方も参考になります。

バッテリーと充電

バッテリーは62Whで、公式値はMobileMark 25で最大17時間45分です。

JEITA Ver3.0では動画再生時13.6時間、アイドル時27.8時間の目安が示されています。

HP Fast Charge対応の65W USB Type-Cアダプターが付属し、30分で最大50%まで充電できます。

朝の外出前や昼休みに短時間だけ充電しておけるのは、外回りの多い人にとって実用的です。

キーボードとタッチパッド

キーボードは防滴機能付きで、キーピッチ18.7×18.7mm、キーストローク1.3mm、バックライトにも対応しています。

13インチ筐体ながら窮屈すぎる感じは少なく、メール返信や議事録入力も続けやすい打鍵感でした。

バックライト付きの日本語キーボード

タッチパッドは14インチ機より小さめですが、マルチタッチジェスチャーの反応は素直です。

ポートと通信

右側にはUSB Type-C 10Gbps、USB Type-A 5Gbps、ナノセキュリティロック、ペン収納部が並びます。

左側にはHDMI 2.1、Thunderbolt 4が2ポート、ヘッドフォンとマイクのコンボジャックがあります。

Thunderbolt 4が2つあるので、外部ディスプレイ、ドッキングステーション、充電をまとめやすい構成です。

無線はWi-Fi 7 BE201とBluetooth 5.4に対応し、構成ごとに4G LTEとHP eSIM Connectも選べます。

ポート選びは、ノートパソコンのインターフェース選び方もあわせて見ると整理しやすいです。

ディスプレイ品質

ディスプレイは13.3インチWUXGAの光沢タッチパネルで、16:10比率により縦方向の表示量を確保できます。

公式仕様では構成により最大300cd/m²または400cd/m²で、レビュー機の実測輝度は約339cd/m²でした。

実測コントラスト比は1300:1で、黒が締まり、文章の視認性は高めです。

ディスプレイ色域の実測値

色域は当サイト実測でsRGB 65%、AdobeRGB 48%、P3 48%でした。

正確な色を扱う写真編集や動画編集には向きませんが、文書作成、Web会議、PDF注釈、プレゼン資料の確認なら問題なく使えます。

ベンチマーク評価

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の実測結果

CINEBENCH R23は、マルチコア9,260pts、シングルコア1,867ptsでした。

省電力Uシリーズとしては十分な水準で、Excel、PowerPoint、ブラウザ、Web会議を同時に使う作業にも余裕があります。

3DMark

3DMark Night Raidの実測結果

3DMark Night Raidは19,697で、Time Spyは2,216でした。

3DMark Time Spyの実測結果

内蔵グラフィックスとしてはビジネス用途に十分ですが、本格的なゲームや高負荷3D作業を目的に選ぶPCではありません。

ゲームやGPU性能を重視するなら、HP OMEN/Victusの選び方ゲーミングノートPCおすすめを見たほうが早いです。

SSD速度

CrystalDiskMarkのSEQ1M Q8T1はリード6,330.28MB/s、ライト4,410.22MB/sで、PCIe Gen4 SSDらしい高速な結果でした。

クラウド同期、大きなPDF、会議録画、Officeファイルの展開で待ち時間を感じにくい速度です。

実使用感のレポート

持ち運び

13.3インチの筐体はカバンに収まりやすく、移動先で取り出すまでの動作が軽快です。

重量は約1.399kgからなので、毎日片道の通勤で持ち歩くなら問題ないものの、1kg前後の軽量ノートとは明確に差があります。

私が感じた魅力は、軽さそのものよりも、狭い場所でPCの向きを変えやすいコンパクトさでした。

ペン入力

GoodNotesでのメモ書きやPDFへの注釈では、ペン先の追従がよく、文字のズレも気になりにくい印象でした。

汎用スタイラスペンよりも反応がよく、仕事で手書きメモを使う人ほど純正ペンの価値を感じやすいです。

ペンを本体に収納できるだけで、持ち出し時の忘れ物リスクがかなり下がります。

日常作業

ブラウザを複数タブ開き、Zoom、PowerPoint、Excelを切り替える作業では、32GBメモリの余裕が効きます。

アプリの切り替えで待たされる場面は少なく、会議中に資料を開き直すような動きもスムーズでした。

私自身、2-in-1はサブ用途の印象がありましたが、この構成なら仕事用メインPCとしても使いやすいと感じました。

発熱・静音性

文書作成、Web閲覧、メール、Web会議では、ファン音はかなり静かです。

高負荷時のCPU温度は当サイト実測で最大104.80度を記録し、薄型2-in-1としては高めに出ました。

高負荷時のCPU温度推移

通常のオフィス作業でこの温度が続く場面は少ないですが、長時間の動画エンコードや高負荷処理を続ける用途なら別モデルも検討したいところです。

高性能と軽さを優先するなら、EliteBook X G2i 14 AIのほうが用途に合う場合があります。

シリーズ内比較

HP EliteBook 8 Flip G1i 13は、価格重視のCore Ultra 5構成、快適性重視のCore Ultra 7構成、外出重視のLTE構成で選び方が変わります。

構成向いている人
Core Ultra 5 / 16GB / 256GB文書作成とメール中心で価格を抑えたい人
Core Ultra 7 / 32GB / 512GB複数アプリを同時に使い、長く快適に使いたい人
LTE / eSIM対応構成現場、外回り、出張でWi-Fiに頼りたくない人

私が一番バランスよく感じるのは、Core Ultra 7、32GBメモリ、512GB SSDの構成です。

EliteBookの中で軽量性を優先するならEliteBook 635 Aero G11、高性能を優先するならEliteBook X G2i 14 AIが比較候補になります。

13インチの通常ノート型でよい人は、EliteBook 8 G1i 13レビューも確認すると選びやすいです。

価格とコスパ評価

HP EliteBook 8 Flip G1i 13は法人向けモデルなので、構成、保証、キャンペーン、購入ルートで価格が変わります。

2026年5月時点の日本HPラインアップでは、Core Ultra 5構成が20万円台後半から掲載されており、LTEや32GB構成では価格が上がります。

コスパを見るときは、ペン同梱、HP Wolf Security、MIL-STD-810H、Thunderbolt 4×2、Wi-Fi 7まで含めて判断したいモデルです。

HPの割引時期は、HPのセール時期ガイドも参考になります。

おすすめする人・おすすめしない人

おすすめする人

  • 外出先でPDF注釈や手書きメモを使いたい人
  • 13インチのコンパクトな2-in-1を探している人
  • 法人向けセキュリティと堅牢性を重視する人
  • Thunderbolt 4やWi-Fi 7など接続性を重視する人
  • LTEやeSIM対応構成を検討したい人

おすすめしない人

  • 1kg前後の超軽量ノートを探している人
  • 写真や動画の色編集を本格的に行う人
  • ゲームや高負荷3D作業を重視する人
  • 非光沢ディスプレイを優先したい人
  • メモリ増設を前提にしたい人

2-in-1全体から選びたい人は、2in1 PCおすすめ7選も参考になります。

まとめ:ペン入力を仕事に入れたい人向けのEliteBook

HP EliteBook 8 Flip G1i 13は、タッチ操作、ペン入力、法人向けセキュリティ、コンパクトさを一台にまとめたい人向けの2-in-1です。

約1.399kgの重量や色域の狭さは弱点ですが、PDF注釈、会議メモ、画面共有、外出先での資料確認を1台で済ませたい人にはかなり使いやすい構成です。

私が選ぶなら、Core Ultra 7、32GBメモリ、512GB SSD構成を基準にして、外出頻度が高い場合だけLTE構成を検討します。

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よくある質問

Q1. ペンは別売りですか?

HP AESリチャージブルペンは同梱され、本体右側の専用ガレージに収納して充電できます。

Q2. メモリは後から増設できますか?

メモリはオンボード実装のため、購入後の増設はできません。

長く使うなら、私自身は32GB構成を選びたいです。

Q3. 写真編集や動画編集に使えますか?

軽い編集作業なら対応できますが、実測色域がsRGB 65%のため、色再現を重視する制作には向きません。

Q4. ゲームには向いていますか?

内蔵グラフィックスなので、軽いゲームなら動きますが、本格的なゲーミング用途には専用GPU搭載モデルが向いています。

Q5. LTEやeSIMは使えますか?

4G LTEとHP eSIM Connectに対応する構成があります。

外回りが多い人は、Wi-Fi環境に頼らず使える通信構成を検討する価値があります。

Q6. EliteBookシリーズの中ではどの位置づけですか?

EliteBook 8 Flip G1i 13は、ペン入力と360度ヒンジを重視する人向けの13.3インチ2-in-1です。

8モデル全体の違いは、HP EliteBookシリーズの選び方まとめで確認できます。

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