【IdeaPad Flex5 Gen 8 レビュー】2 in 1 PCのAIイラスト、ゲーム、パフォーマンステスト公開

新しいノートパソコンを探しているが、思ったようなスペックでお得な価格のよいノートパソコンが見つからない、そんなパソコン初心者や大学生の皆さんにオススメしたいのがIdeaPad Flex5 Gen 8です。

この記事では、IdeaPad Flex5 Gen 8のスペックから、日常使用時の感想、そしてコストパフォーマンスまでを徹底的にレビューしています。
2 in 1のPCが初めての方でも、この記事を通じてそのメリットや使いやすさをしっかりと掴めます。

IdeaPad Flex5 Gen 8は、同じ名前のモデルがいくつかあります。自分好みにCPUやメモリを構成できる情報がここに集約されています。
また、IdeaPad Flex5 Gen 8が、Adobeのイラストレーターの新機能、AIでイラスト作成をした時のパフォーマンスも解説しています。

データ処理が速く、7万円台からカスタマイズできるコスパのよい2 in1 PC“IdeaPad Flex5 Gen 8”。このコスパのよいノートパソコンを使って、サクサク作業をしてみませんか？

結論、IdeaPad Flex5 Gen 8は、7万円台という価格でハイスペックな、AI機能も使える、2 in 1 PCです。

≫Lenovo公式サイトはこちら

※こちらの記事は、“IdeaPad Flex5 Gen 8”をレンタルし、実機を検証して書いていますが、案件ではありません。実際の計測値と使用感を記事にしております。

アプリケーションやゲームでの実際の動きがわかる動画↓です！

IdeaPad Flex5 Gen 8のメリット3つ

IdeaPad Flex5 Gen 8は、ハイスペックな2 in1 PCです。他のモデルにはないポイントを以下に解説します。

カスタマイズ可能な豊富なモデル展開

LenovoのIdeaPad Flex5 Gen 8は、ユーザーのニーズに合わせて、豊富なカスタマイズオプションを提供しています。
CPUには、AMD Ryzen™ 5 7530UからAMD Ryzen™ 7 7730Uまでの選択が可能。
OS、メモリ、ストレージ、カメラの性能、マイクロソフトオフィスの有無など、多数のカスタマイズ項目が存在します。
ユーザーは自身の目的や予算に合わせて、最適なスペックのパソコンを手に入れられます。
カスタマイズの結果、納期には時間がかかることがありますが、自分の要望にピッタリ合ったノートパソコンをカスタマイズできます。

2 in 1 PCの多機能性

IdeaPad Flex5 Gen 8は、2 in 1 PCです。
ノートパソコンとしての使い方はもちろん、画面を折りたたむことでタブレットとしても使用できる点が大きな魅力。
ノートパソコン、タブレット、テント型、スタンド型と場所や状況に応じて使い方を切り替えられます。
狭い場所や平らでないデスク上でも、デジタルペンやタッチパネルを活用して操作が可能。外出先や移動中でも快適に作業や動画を楽しめます。

ゆめ

デジタルペンが使えるので、マウスを使わなくても大丈夫。こういう↓素敵なカフェでも作業できるね。

高性能プロセッサーで快適操作

IdeaPad Flex5 Gen 8は、AMD Ryzen™ 5 7530U、AMD Ryzen™ 7 7730Uという最新のプロセッサーを搭載しています。
ハイスペックCPUで、日常の作業から専門的なタスクまで、スムーズに行えます。高速な応答速度と軽快な動作で、ユーザーはストレスフリーな操作ができます。

AMD Ryzen™ 7 7730Uのメリット

ベンチマークの詳細はこちらです。

≫PASS MARK “AMD Ryzen™ 7　7730U”

IdeaPad Flex5 Gen 8操作感レビュー：AIからゲームまでのフル実践

1アドビのイラストレーター2024とAIを駆使したイラスト作成

新たにリリースされたアドビのイラストレーター2024には、「テキストからベクター生成」という革新的なAI機能が搭載されています。
この機能は、文字の説明からイラストをAIが生成するもので、IdeaPad Flex5 Gen 8上でもスムーズに作動し、高速にイラストを生成することが確認できました。
また、ベクターデータの扱いや色変換も簡単に行うことができ、非常に使い勝手の良いツールとなっています。

動画編集：アドビのプレミアムプロでのパフォーマンス

アドビのプレミアムプロにおける動画編集作業も、IdeaPad Flex5 Gen 8上ではさくさくと作業を進めることができました。
特にレンダリング、動画の書き出しの速度は圧巻で、5分の動画4本と音楽を結合させたものが約4分で完了。
その間のパフォーマンスも安定しており、高負荷作業でも快適に進行することが確認できました。

ゲーム実践：『モンスターハンターライズ』のプレイ

人気ゲーム『モンスターハンターライズ』のプレイもIdeaPad Flex5 Gen 8で試してみました。
一人でのプレイは問題なく楽しむことができましたが、チームプレイの際、一瞬の遅延を感じることがあったため、グラフィックの設定を「低」から「中」に調整することで、より快適なプレイができることが判明しました。

IdeaPad Flex5 Gen 8の製品内容

今回、パフォーマンステストをしたのは、“AMD Ryzen™ 7 7730U”モデルです。

モデルの違いによるメリット

IdeaPad Flex 5 Gen 8には、3つのモデルがあります。さらに、OS、メモリ、ストレージとカスマイズができ、組み合わせは多数。
自分好みのノートパソコンにできます。

yume

パソコン初心者にはエントリーモデルがおすすめ。スペックが高いノートパソコンを探している方は、 アドバンスモデルがおすすめ。

ディスプレイ

14インチのWUXGA液晶ディスプレイは、1920 x 1200の高解像度で鮮やかな色再現します。
品質の高さは、映画鑑賞や写真編集、オンラインミーティングなど、さまざまなシーンで見やすく、楽しめます。

重さ

最近のノートパソコンは、軽量化がすすみ、約1.5kgは、女性が片手で持つには、重いかもしれません。
2 in 1 PCは、一般のノートパソコンに比べ、ディスプレイの性質上、少しだけ重くなってしまいます。その分、ディスプレイに直接タッチでき、簡単に操作できる便利なノートパソコンです。

yume

ノートパソコンとタブレットとの両方を持つことを思えば、この重さはありかな。

IdeaPad Flex 5 Gen 8：アドバンス(Ryzen 7)モデルのスペック

今回、パフォーマンステストをした“AMD Ryzen™ 7 7730U”モデルのテストの結果を詳細解説します。

プロセッサー: AMD Ryzen™ 7 7730U の概要

ベンチマークスコア

プロセッサーとは、簡単に言えばパソコンの“頭脳”のようなものです。高い数値ほど、処理速度や多機能性が増します。AMD Ryzen™ 7 7730Uは、PASS MARK公式で以下の結果が出ています。

CINEBENCHのスコア

IdeaPad Flex5 Gen 8の実力をシネベンチというベンチマークソフトウェアを使って、実際の性能を計測しました。

パソコンやワークステーションの性能を評価するためのベンチマークツールとして、CINEBENCHはその信頼性と実用性から多くのユーザーや専門家に支持されています。

Lenovo Vantageの役割

レノボ製のパソコンには、Windows 10から標準で「Lenovo Vantage」というアプリケーションが搭載されています。
Lenovo Vantageは、パソコンのメンテナンスや電源管理、そしてパフォーマンス調整が手軽に行えるツールです。
特に電源設定には、ファン速度やシステムパフォーマンス、そしてバッテリーの駆動時間を調整できる3つのモードが用意されています。

ベンチマーク結果

今回、ベンチマークテストを行ったのは「エクストリームパフォーマンスモード」と「インテリジェントクーリングモード」の2つです。結果は以下の通り。

マルチスコアの解釈

マルチコアプロセッサの性能を示す指標として非常に高いものです。これは、複数のタスクを同時に処理する能力、例えば動画のレンダリングや大規模なデータ処理などがストレスなく、高速に行えることを示しています。

シングルスコアの評価

1つのコアの性能を示すものです。これは日常のタスクや一つのアプリケーションを動かす際の快適さを示唆しており、このスコアも非常に高い部類に入ります。

この数値を見るだけでも、IdeaPad Flex5 Gen 8の優れた性能が確認できます。
特に、複雑な動画編集や大規模なデータ処理を行う際も、ストレスなくスムーズに動作することが期待できます。
シングルスコアの数値も非常に高く、各アプリやタスクが高速でレスポンスよく動作します。

CPUランキングでのランク

• 高いランキング位置: AMD Ryzen7 7730Uは、CPU MarkのランキングでTop 10の中で4位に位置しており、多くの普通のノートパソコンよりも高い性能を持っています。

AMD Radeon™ グラフィックス

IdeaPad Flex5 Gen 8の3DMARKのTime Spay Score

3DMARKのTime Spayは、PCのグラフィックス性能を評価するための一般的なベンチマークテストです。
今回、IdeaPad Flex5 Gen 8の性能をこのテストで評価し、特にエクストリームパフォーマンスモードとインテリジェント・クーリングモードの2つのモードでの結果を比較してみました。

エクストリームパフォーマンスモードでは、高いCPUスコアを記録しました。
このモードが高い処理能力を持つタスクに適していることを示しています。

インテリジェント・クーリングモードでも高いCPUスコアを達成しましたが、エクストリームパフォーマンスモードに比べて総合スコアはわずかに低くなっています。
バッテリーの管理の差は非常に僅かで、日常的な使用ではほとんど感じられないでしょう。

16 GBのメモリの特徴

AMD Ryzen™ 7 7730Uと16GBの大容量メモリの組み合わせは、メリットがあります。
メリットは、以下のような高度な作業や多機能アプリケーションを快適に扱うことが可能です。

• 動画編集: ソフトウェア如き、Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveを使った高解像度の動画編集がスムーズにできます。
• グラフィックデザイン: Adobe IllustratorやPhotoshopでの大規模なデザイン作業もさくさくこなせます。
• 3Dモデリング: BlenderやMayaでの複雑な3Dモデリングやレンダリングを高速に処理できます。
• ゲーム: 現代の多くのAAAゲームタイトルを中～高設定でのプレイがです。
• 同時実行: ネット検索、データ作成、音楽再生を同時に行いながら、作業できます。
• 高速起動: 512GBの高速SSDにより、OSやアプリケーションの起動が瞬時にできます。
• 大量データの処理: データベース管理や大きなデータの解析ツールの迅速な操作ができます。

16GBのメモリは、データの処理スペースが大きく、動画編集、CADの操作など専門的な作業ができます。

512 GB SSDのストレージの特徴

ストレージの量が多いのも、このモデルの特徴です。ストレージのテストをCrystalDiskMark テストしました。

パフォーマンスを管理するLenovo Vantageというアプリケーションのエクストリームパフォーマンスとインテリジェント・クーリングモードで計測しました。

シーケンシャル読み込みの結果

大容量のデータを一気に読み込む能力を評価するこのテストでの結果は、非常に高いパフォーマンスを示しました。
動画編集や大規模なデータ転送など、一度に多くのデータを扱うシーンでの快適さが保証されることがわかります。

シングルスレッドの読み込み速度

SSDのシングルスレッドでの読み込み速度は、速いです。
日常的なタスクでの快適なレスポンスをもたらすこの数値は、サクサクとした操作感を体感できることを意味しています。

書き込みパフォーマンス

書き込みに関しても同様に高い性能を維持しており、データの保存やエクスポートなどが非常に迅速に実行できる数値です。

ディスプレイ

1. 鮮明な映像:
解像度1920 x 1200とIPS技術が組見合わせは、角度に関係なく動画やゲームがクリアに表示されます。

2. 色再現の高さ:
100% sRGBカバー率で、クリエイターやデザイナーが求める色の正確さを確保。

yume

100% sRGBカバー率は、ディスプレイ上の色の再現率を表しています。

3. 明るさで快適:
300 nitの明るさで、屋内外問わず作業がしやすいです。

4. タッチ操作の簡便さ:
マルチタッチパネルにより、指で簡単に画面操作が可能。

5. 色彩の美しさ:
光沢のある画面で、色の鮮やかさやコントラストを楽しめます。

R＆1080p FHDカメラ

同じIdeaPad Flex5 Gen 8のモデルの中に、720p HDカメラ (プライバシーシャッター付)と1080p HDカメラ (プライバシーシャッター付)のモデルがあります。
目的に合わせて、選択できます。

プライバシーシャッター付き

カメラを使用していない時にカメラをスライドできる蓋でかくせます。蓋でかぶせられるので、プライバシーの保護を強化できます。

豊富なポートでサクッと接続インターフェース

IdeaPad Flex5 Gen 8のインターフェースは、使用するデバイスや環境に応じて、最適な接続性を実現しています。特に注目すべきは以下の点です。

• USB-Cポート: 高速なデータ転送だけでなく、パワフルな充電もサポートしています。
• HDMIポート: モニターやプロジェクターとの接続が一瞬。作業領域の拡張やプレゼンテーションもスムーズに進行します。

快適なタイピングができる キーボード

コンパクトなノートパソコンでの最大の心配される、キーボードの使い心地。
キーボードのピッチは、ドルビーオーディオの配置により、一見コンパクトに感じられるかもしれませんが、実際のタイピングは非常に快適です。
タッチパッドも滑らかで、正確な操作が可能です。

ドルビーオーディオで音楽も楽しめる

IdeaPad Flex5 Gen 8は、高品質な音響技術、ドルビーオーディオを搭載しています。
このオーディオシステムにより、映画や音楽、ゲームなど、あらゆるコンテンツの迫力ある音を、クリアに楽しめます。

“IdeaPad Flex5 Gen 8”のよくある質問

ここではYoga 6 Gen 8のよくある質問を紹介します。ご購入を検討している方は参考にしてください。

IdeaPad Flex5 Gen 8 のベンチマークは？エントリーモデルは17119。

エントリーモデルに搭載されているAMD Ryzen™ 5 7530Uはベンチマーク17119。動画編集など重いデータを作業できます。ベンチマークの数値が、PASS MARK↓を参考にしています。
一般のエントリーモデルより、ハイスペックです。

≫リンク‥PASS MARKで詳細記載

アドバンスモデルは、18879です。

IdeaPad Flex5 Gen 8の消費電力は？

最大消費電力(W)は65です。

IdeaPad Flex5 Gen 8は、動画編集ができますか？

IdeaPad Flex5 Gen 8は動画編集ができます。
エントリーモデルでも、システム要件を満たしています。

プロも使うAdobeのPremiere Pro の必要システム構成の要件を満たしています。
AdobeのPremiere Proの詳細はこちら

他の動画のアプリケーション、Lightworks 22.3のシステム要件も満たしています。

Lightworks 22.3の詳細はこちら

IdeaPad Flex5 Gen 8のメモリは増設できる？

IdeaPad Flex5 Gen 8は、メモリオンボードで、メモリスロット数が0なので、自分でメモリを増設できません。
メモリが気になる場合は、モデルごとにメモリが違うので、多めのモデルにしたり、カスタマイズでメモリを多く設定するのがおすすめです。

yume

メモリをカスタマイズできるのが、IdeaPad Flex5 Gen 8のメリットです！

ハイスペックで使いやすい2 in1 PC

IdeaPad Flex5 Gen 8は、高性能を求めるプロフェッショナルから、日常の作業やエンターテインメントを楽しむ一般ユーザーまで、幅広いニーズに応えることができるノートパソコンです。

yume

AdobeのイラストレーターのAI機能を使ったイラスト作成が20秒未満！
AI画像生成したい方は、おすすめです。

ディスプレイやデザインも優れており、特に14インチの高解像度WUXGA液晶は鮮やかな色彩を再現し、美しい映像を楽しむことができます。

アークティックグレーの洗練されたデザインは、ビジネスからプライベートまで幅広いシチュエーションでの使用に適しています。

また、Lenovoデジタルペンによるマルチタッチ&ペン機能は、ビジネスシーンやクリエイティブワークにおいて非常に有用。手書きメモやドローイングがこれまで以上にスムーズに行えます。

バッテリー寿命に関しても、一日を通しての作業に十分対応できるだけの持ちと、迅速な充電機能を備えています。

IdeaPad Flex5 Gen 8は、ハイスペックで使いやすさノートパソコンです。コスパのよい2 in 1PCを探している方に、このノートパソコンは強くおすすめできる一品です。

IdeaPad Flex 5 Gen 8 AMD Ryzen 5 7530U搭載

• Lenovo公式
• Amazonで探す
• 楽天市場で探す
• Yahooショッピングで探す

ビジネスや学業での基本的なタスクを中心に、時折ゲームやエンターテインメントを楽しみたいユーザーに最適です。

他の2 in 1 PC は、こちら↓で紹介しています。

≫【2023年】2in1PC おすすめ7選【便利なタッチパネルのノートパソコンの選び方から使い方まで完全ガイド】

最新のハイエンドゲームを目的とするゲーマーにはこちら↓の製品が合っています。

yume

InstagramContact

大学生が４年間使えるパソコンの選び方を、コンサル系IT会社で働く筆者が、ITの現場感を持って解説しています。現場だからこそわかるアプリケーションの進化に対応できるパソコン選びをお手伝いします。