“ROG Xbox Ally X”、“ROG Xbox Ally”発表会レポート|ROGが生み出す次世代ポータブルゲーミングデバイス

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2025年9月18日、ASUS JAPANは東京で新製品発表会を開催し、ポータブルゲーミング機の最新モデル“ROG Xbox Ally X”と“ROG Xbox Ally”を正式に披露しました。

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ROGブランドとMicrosoft Xboxが本格的に協業した本シリーズは、Windows 11を搭載したポータブルゲーミングPCでありながら、Xboxのゲームを最適化された独自のゲーミングデバイスです。
この製品発表会に行ってきた内容を詳細にレポートします。

「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」ASUS公式サイト
ASUS

“ROG Xbox Ally X”“ROG Xbox Ally”の2つのモデル展開

今回発表されたのは、ハイエンド向けの「ROG Xbox Ally X(ブラック)」と、カジュアルユーザー向けの「ROG Xbox Ally(ホワイト)」。

ROG Xbox Ally X

ROG_RC73_12
  • CPU:AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme(8コア/16スレッド、最大5.0GHz)
  • AI NPU:最大50TOPS
  • メモリ:24GB LPDDR5X-8000
  • ストレージ:1TB PCIe 4.0 SSD(M.2 NVMe)
  • バッテリー:80Wh(動画再生時 約13.9時間/アイドル時 約22.3時間)
  • 重量:約715g

ROG Xbox Ally

ROG_RC73_12

どちらのモデルも7インチIPSディスプレイ(1920×1080 / 120Hz / 500nits / 応答速度7ms)を採用。
AMD FreeSync™ Premium
による可変リフレッシュレート(VRR)に対応し、ティアリングのない滑らかな描画を実現します。

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軽い!ポータブルゲーミングデバイスは、重いと続けられないけど、これは軽い。

ディスプレイと筐体の進化

ROG Xbox Allyシリーズには、Corning Gorilla Glass Victus + DXC反射防止コーティングが採用され、外光下でも高い視認性を確保。
持ち運びやすさと耐久性を兼ね備えた設計です。

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電車の中など、明るさを自由に調整できない環境は意外と多くあります。
そうした状況でも画面が見やすいのは大きなメリットです。
場所を選ばず、好きなときにゲームを楽しめるのは、ポータブルデバイスならではの魅力といえるでしょう。

また、初期設定時の解像度はモデルによって異なります。

  • Ally XはフルHD(1080p)設定
  • AllyはHD(720p)設定

Allyもユーザー設定でフルHDに切り替え可能ですが、バッテリー効率やパフォーマンスを考慮して720pが初期設定とされています。

冷却とハードウェアデザイン

長時間駆動を可能にするため、内部にはROGインテリジェントクーリングシステムゼログラビティ技術を採用。
加えて、ダストフィルターによって内部へのホコリ侵入を防ぎ、長期間の安定動作を支えます。

快適な操作性

Xboxコントローラーは手に馴染みやすい設計で高い評価を得ているので、その操作感が本体に活かされている点は大きなメリットです。
特にFPSのように一瞬の判断と操作が勝敗を左右するゲームでは、直感的に扱えるコントローラー形状が快適なプレイにつながります。

操作性の面では、Xboxコントローラーを参考にしたエルゴノミクスデザインを採用。
両モデルともカスタマイズ可能なハプティックモーターを搭載しており、Ally Xにはさらにインパルストリガーが追加されています。
インパルストリガーの追加は、FPSやレーシングゲームで指先にリアルな反応を感じられます。

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実際に触りましたが、コントローラーの動きに全く遅延はありません。

ソフトウェアとXbox体験

両モデルにはWindows 11 Homeを搭載しています。
本体のXboxボタンを押すことでXbox Game Barを呼び出し、ゲーム切り替えやシステム調整、スクリーンショット撮影、チャット機能に瞬時にアクセスできます。

マルチデバイスに合っている

今のユーザーは複数のデバイスを状況に応じて使い分けています。
タブレットで配信を視聴しながら、ノートPCで課題をこなし、ゲーミングデスクトップで本格的なゲームを楽しむといったように、同時並行で複数の用途をこなすスタイルが一般的になっています。

使い方に制限のないデバイスは大きな価値だと感じました。
どの場面でも柔軟に対応できることは、ユーザーにとって非常に魅力的なポイントです。

これなら使ってみたい

さらにXboxアプリのフルスクリーンエクスペリエンスは、Game Passライブラリ、購入履歴、セーブデータを統合管理可能です。
Xbox Cloud Gaming(β版)やXbox Remote Playにも対応し、家庭用コンソールと変わらない操作性を外出先でも維持できます。

加えて、Windows 11 Homeを搭載していること自体が利便性の向上につながっています。
上の画像は、Windows 11 Homeに切り替わった状態です。
下にタスクバーが表示され、Windowsの画面なので、PCと変わらずの使用画面です。

ゲーム画面の下部にあるバーを上にスワイプしない限り、Windowsは起動しません。
さらに、この状態ではWindowsがバックグラウンドで一切動作していないため、ゲームプレイに特化した環境が実現します。

この設計によって得られるメリットは以下のとおりです:

  • ゲーム中の遅延や処理落ちが起きない
    → 不要なバックグラウンド動作がないため、CPUやメモリのリソースをすべてゲームに集中できます。
  • Windowsアップデートの影響を受けない
    → 毎週のように発生するアップデートによる強制再起動や不具合に悩まされることなく、安定してゲームを楽しめます。

つまり、「ゲームに集中したいときは完全にゲーム機として動作し、必要なときだけPCに切り替えられる」理想的なハイブリッド設計です。

プレイヤー
プレイヤー

マジ、神でしょ!
実際に東京ゲームショウでプレイしました。
元々、XBoxコントローラーを使ったから、あまりの持ったときの感触のよさに、「えーっ」と思わず、叫んでしまいました。
こんなデバイスあんの?と思いながら、プレイしたけど、これがまた、すごい!
めっちゃプレイしやすい!すぐに、ボスを倒したよ。

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yume

ディスプレイもキレイだし、プレイヤーの早い動作にも、しっかりパフォーマンスが作動していました。

プレイヤー
プレイヤー

ここで、東京ゲームショウでの環境について伝えておくね。
プレイ中に、再起動がかかるかもしれないです。
僕はかかってしまった。
これには、理由があって、東京ゲームショウでは充電しながらのデバイス設置になっています。
みんなも経験あると思うけど、充電しながらプレイが白熱すると、落ちるよね。
これは、しっかり熱からデバイスのパーツを守ろうとしている証拠なので、性能が悪いということではないよ。
むしろ、落ちたことで、デバイスを守るシステムになっていることがわかって安心したね。
なんせ、あまりにも操作感とゲームが見やすいので、いつもより、確実に操作は早かったから。

yume
yume

充電コードなど下にコードが引っ張られて重く感じてしまうけど、実際には軽いので、軽さも体験してみてほしい。

SteamEpic Games StoreなどのPC向けプラットフォームから直接ゲームをダウンロードでき、既存のアカウントをそのまま利用可能です。

プレイヤー
プレイヤー

ゲームって多いんだよね。
同じゲームを常にしているわけじゃないから、この機能はめっちゃ助かる。
どこに何があるのかがわかるって、便利!


新たにこのデバイス専用のアカウントを作成する必要がないため、ゲームやサービスの管理が一元化されます。

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「XboxエコシステムとPCゲームエコシステムの両方にアクセスできる」という柔軟性は、ユーザーが求める「いつでも、どこでも、簡単に必要なコンテンツへリーチできる環境」を実現しています。

パフォーマンスを支える最新技術

新しいROG Xbox Allyシリーズは、AFMF(AMD Fluid Motion Frames)と呼ばれるフレーム生成技術に対応。
AFMFで、低消費電力モードでもより高いフレームレートを維持できます。

実際には、従来モデルの「パフォーマンスモード」と同等の処理を「サイレントモード」で発揮でき、冷却ファンの騒音を抑えながら長時間のゲームプレイが可能になりました。

yume
yume

最近のヘビー級ゲームラッシュに正直、気になっていました。
このデバイスなら大きいディスプレイに表示せず、このAFMFの技術で、ヘビー級ゲームを楽しめます。

拡張性 ― XG Mobileとの連携

ROG Xbox Ally Xは、USB4ポート経由で外付けGPU「XG Mobile」と接続可能。
2025年発売予定のXG Mobileでは、最大NVIDIA® GeForce RTX™ 5090 Laptop GPUをサポートすると発表されました。

自宅ではデスクトップ級のグラフィックス性能を発揮し、外出先ではポータブル機として軽快に遊べる「2 in 1」です。

発売日と価格

ROG Xbox Ally XとROG Xbox Allyは、2025年10月16日(木)発売予定

ROG Xbox Ally •••••••¥89,800
ROG Xbox Ally X ••• ¥139,800

ASUS JAPANは「ユーザーの声を反映し、操作性・駆動時間・拡張性を大幅に改善した」と強調し、コミュニティとの対話を重視した製品開発姿勢が印象的でした。

ポータブルゲーミングの新時代へ

ROG Xbox Allyシリーズは、従来のハンドヘルドPC市場に「Xbox体験」という新しい価値を加えました。

  • Ally X:AAAタイトルを外でも本格的に楽しみたいハイエンドゲーマー向け
  • Ally:カジュアルにGame Passやクラウドゲーミングを楽しみたいユーザー向け

どちらのモデルも「ポータブルゲーミングPC」の枠を超え、XboxとWindowsを融合したハンドヘルドPCの完成形に近づいた存在といえるでしょう。

このタイミングで2024年バージョンでお得になっているのも嬉しい。

10月16日の発売ですが、東京ゲームショウでいち早く体験できます。

プレイヤー
プレイヤー

マジ、一度体験してみて!

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