【Dell 14（AMD）レビュー】｜大学生に最適な理由とIntel版との違いを徹底解説【Ryzen 220/250/AI 330/350比較】

【アフィリエイト広告】【提供：デル・テクノロジーズ株式会社】

「持ち運べるノートPCがほしい」
「授業や仕事でもストレスなく使いたい」
「できれば長く使えて、コスパの良いモデルを選びたい」

そんな悩みを一度に解決してくれるのが Dell 14（AMD） です。

今回のレビューでは、実際に Ryzen AI 5 330 搭載モデル を使いながら、処理性能・携帯性・ディスプレイ・AI機能・バッテリー・ベンチマークなど、購入前に気になるポイントを細かく検証しました。

この記事を読むと、

• Dell 14（AMD）の強みと弱点
• Ryzen 200シリーズと Ryzen AI 300シリーズの違い
• 実際の使用感やパフォーマンス
• 大学生・社会人・クリエイターなど用途別のおすすめ構成

がしっかり理解できます。

「どのモデルを選べば失敗しないか？」が具体的にわかるため、初めてノートPCを購入する人にも、買い替えを検討する人にも役立つ内容になっています。

DELL14 (AMD)

• DELL公式

Dell 14 シリーズの概要と立ち位置

Dell 14シリーズは、日常用途から仕事、軽いクリエイティブ作業まで幅広く対応できる ミドルレンジのノートPC です。

同じ14インチでも、ハイスペックパソコンとは異なり、

• コストパフォーマンス
• 必要十分な性能
• シンプルで扱いやすい設計
  が中心です。

特に今回の AMDモデルは“選びやすさ”と“価格性能比”が魅力。
Ryzen 200シリーズ（軽作業向け）と Ryzen AI 300シリーズ（AI対応・高性能）を選べるため、「用途に合わせて無駄なく選べる」点がこのシリーズの大きな特徴です。

おすすめポイント

おすすめポイント1：AI専用NPUを搭載した「Ryzen AI 300シリーズ」の快適さ

今回レビューした Ryzen AI 5 330 は、AI処理に特化した NPU（最大50TOPS）を搭載しています。
Ryzen AI 5 330は、ビデオ通話中の背景ぼかし、ノイズ除去、リアルタイム字幕、Cocreatorによる画像生成などの AI 機能があります。
CPUに負担をかけずにAIが動き、発熱が抑えられ、バッテリー持ちも良くなる点が大きなメリットです。

同じ Dell 14（AMD）には Ryzen 5 220（AI非対応） モデルも選べますが、こちらはデイリーユースに強い6コア12スレッドCPUで、AIを使わない一般作業なら十分快適に動きます。
ただし、AI処理をCPUだけで動かすため、AI機能を多用するとファンが回りやすく、バッテリー消費も増える傾向があります。

CPU性能のベンチマークである CINEBENCH R23 は、Ryzen AI 5 330 が

• マルチ：7,499
• シングル：1,798

これは最新世代のノートPCと比べると突出して高いスコアではありませんが、レポート作成、Web会議、ブラウジング、軽い画像編集など、大学生や社会人が日常的に行う作業には十分な性能です。

特にRyzen AI 5 330は、AI処理をNPUにオフロードでき、「CPUスコア以上に快適に感じる」 のが大きな特徴です。
“面倒な作業を自動で手伝ってくれるパワーアシストが常に働いているPC”
というイメージです。

授業動画のリアルタイム文字起こし、ビデオ通話の背景除去、周囲の雑音を抑えたクリアなマイク処理など、便利なAI機能が自然にサッと動いてくれます。
この快適さは、AI非搭載モデルでは体験できない部分です。

一方で、AI機能を使わず、レポート作成や動画視聴中心で価格を抑えたい学生には Ryzen 5 220 が最適です。

おすすめポイント2：実用的な携帯性

Dell 14（AMD）は14インチの標準サイズで、重量は 1.54〜1.56kg です。
最近の超軽量ノートと比べるとやや重めです。
毎日、大学内を何度も移動する学生や、常に持ち歩くビジネス用途よりも、
“自宅メインで使い、必要な時だけ持ち歩く” という使い方に向いています。

特にリュックやトートバッグに入れて短時間だけ移動する場合は問題ありませんが、片手でずっと持ち歩くには重さを感じやすい部類です。

このモデルの魅力は、「軽さ」よりも 剛性と質感 の良さにあります。

ボディの素材が選択CPUによって変わる

• Ryzen 200シリーズ（Ryzen 5 220 / Ryzen 7 250）
  　→ プラスチックシャーシ（軽くて扱いやすい）
• Ryzen AI 300シリーズ（Ryzen AI 5 330 / Ryzen AI 7 350）
  　→ アルミニウム天板＋プラスチックベース
  　→ 自宅で長時間使っても安心できる高い剛性と上質な手触り

という構成になっています。

アルミモデルは天板のたわみが少なく、机上での長時間作業でも安定感があります。
質感も高く、「据え置き」用途として長く使いたい人には特に向いています。

厚みは

• 前面：15.86mm
• 背面：最大18.9mm

と標準的で、作業中の安定性はしっかりしています。

おすすめポイント3：2Kディスプレイ

Dell 14（AMD）は、14インチの 2K（1920×1200）非光沢ディスプレイ を採用しています。
2K解像度と縦に広い 16:10比率 の組み合わせは、レポート作成やPDF閲覧、Web調べなど、文字中心の作業が快適です。
フルHDより縦に情報が多く表示でき、スクロール回数が減り、作業が自然とはかどります。

非光沢パネルによって光の映り込みが抑えられ、

• 自宅のLED照明
• 大学の明るい教室
• カフェの窓際

といった環境でも画面が見やすく、長時間の学習でも疲れにくいのが印象的でした。

ディスプレイ品質の評価

• コントラスト：5.0
• 色調応答：4.5
• カラー精度：4.5

と、文章閲覧・資料作成などの「日常用途にちょうどいい」バランスです。
特に文字の輪郭がはっきり表示され、大学生のレポート作業には非常に向いています。

一方で、色域は実測で

• sRGB 65%
• AdobeRGB 49%
• DCI-P3 49%

色再現性が重要な写真編集やデザイン制作など、本格的なクリエイティブ用途には適していません。

Dell 14（AMD）のディスプレイは
「毎日の学習や事務作業が快適にできる」「疲れにくく読みやすい」ことを最優先に設計されたパネルです。

“Dell 14 (AMD)”の製品情報

メモリとストレージ

今回使用した Dell 14（AMD）は 16GB DDR5-5600MHz メモリ と 512GB PCIe NVMe SSD を搭載した構成です。
普段使いの範囲であればメモリ16GBは適当な容量で、大学のオンライン授業、画像の簡単な編集、ブラウザのタブを10個以上開いても動作がもたつきません。

ストレージ速度のテスト結果

上記の画像は、CrystalDiskMarkの計測結果です。

この速度は、今期のノートパソコン全体で見ると特別速い部類ではありません。
ただし、6〜8万円台で購入できるノートPCとしては妥当な速度で、日常用途では十分に快適です。

体感として重要なのは、アプリ起動・ファイル読み込み・OS立ち上げがストレスなく動くこと。
実際、電源を押してから約10秒ほどで操作できる状態になり、大学の授業前でもすぐ作業に入れます。
「SSDが遅くて固まる」という心配がない、標準的な使いやすさを備えています。

SSD容量の512GBも、大学生活の4年間で

• レポートデータ
• 授業動画
• 写真
• アプリ類

を保存しても十分余裕があります。
必要に応じて1TBモデルへの拡張も可能なので、「動画編集をしたい」「研究データが多い」といったユーザーも安心して選べます。

バッテリー

Ryzen AIシリーズは 54Wh バッテリー を搭載し、軽量ノートとして十分な容量です。
実際に動画を再生したところ、約12時間連続再生できました。

大学生の場合、「授業4コマ＋帰りのカフェで1〜2時間自習」という1日の流れでも、途中でバッテリー残量を気にする必要はほとんどありません。
特に「今日は充電アダプタ忘れた…」という日に、この持ち時間はかなり心強い性能です。

USB-C（Power Delivery）対応なので、モバイルバッテリーで充電しながら作業できる点も、移動が多い学生には大きなメリットです。

デザイン

Dell 14（AMD）のデザインは、派手すぎず落ち着いた雰囲気で、上品さがあります。

今回レビューしたのは プラチナシルバーモデル。写真のとおり、
天板はマットな質感で反射が少なく、 fingerprints（指紋）がつきにくいのが好印象です。

どちらの写真からも分かるように、シンプルで飽きのこないデザインは、学習机・リビング・自習スペースなど、置く場所を選びません。

カメラ：AIモデルならフルHD & AI補正でオンライン授業もクリア

Dell 14（AMD）のカメラは、CPUによって性能が変わります。

Ryzen 200シリーズ（220 / 250）は
・720p（HD画質）
・シングルマイク
と必要最低限の品質で、明るい場所なら問題なく使えます。

一方、Ryzen AI 300シリーズ（330 / 350）は
・1080p（フルHD）
・デュアルマイク
・物理シャッター付き
と大幅に強化されています。
暗い部屋でも顔がくっきり映り、オンライン授業や就活のWeb面接で安心です。

AIモデルは、背景ぼかし・視線補正・ノイズ除去などのMicrosoft Studio Effectsがスムーズに動作します。
タイピング音もほとんど聞こえなくなるため、静かな場所が取れない学生でも快適です。

キーボード・タッチパッド・操作性

Dell 14（AMD）のキーボードは 日本語JIS配列 を採用し、慣れた配置でミスなくタイピングできます。
Copilotキー搭載モデルの場合、AI機能をワンタッチで呼び出せるため、文章作成や課題の整理に使う人には便利なアクセルボタンとして機能します。

バックライト対応モデルなら、夜の自室・図書館・暗い教室でもキーが見やすく、学習環境を選びません。

打鍵感は「軽くカチッ」とするタイプで、押し込みが深すぎず、長文レポートを書いていても指が疲れにくい設計です。

タッチパッドは Precisionタッチパッド を採用しています。
プレミアムモデルほど、滑らかな動きではありませんが、普通の動作なら問題ありません。

オーディオとマイク

スピーカーは Dolby Atmos対応の2W×2（合計4W） 構成です。
パワーは控えめながら、声の聞き取りやすさが優秀で、

• YouTubeの解説動画
• Netflixのアニメ
• 大学のオンデマンド授業

といった「人の声が中心のコンテンツ」で特に強みを発揮します。

マイクも優秀で、AIノイズ除去（AIモデルのみ）をオンにすると、タイピング音や周囲の雑音をかなり抑えてくれます。

インターフェース

Dell 14（AMD）は、学生が必要とするポート類がしっかり揃っています。

• グローバル ヘッドセット ジャック
• SDカード リーダー
• USB 3.2 Gen 1 Type-A
• ロック スロット

• 電源ジャック
• HDMI 1.4
• USB 3.2 Gen 1 Type-A
• USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) Type-C（Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4に対応）

通信性能

通信性能はCPU世代によって差があり、

• Ryzen 200モデル：Wi-Fi 6
• Ryzen AIモデル：Wi-Fi 6E

という構成です。
6Eは混雑に強いため、大学の図書館や人の多いキャンパス内で安定しやすいのがメリットです。

セキュリティ機能

AIモデルは 指紋認証つきパワーボタン を搭載し、電源を入れる瞬間にそのままログインできます。
大学の講義中や研究室で席を立つ場面でも、素早くロック解除できるのは便利です。

また TPMモジュール も搭載し、レポートデータやアカウント情報を安全に保護できます。
オンライン授業、学内Wi-Fi、クラウドサービスなど、学生が日常的に使用する環境でも安心して使えるセキュリティが整っています。

サポート:1年間のオンサイト対応で初めてのPCでも安心

Dell 14（AMD）は、1年間のオンサイト保守が標準で付属します。
トラブルがあった場合は、オンライン診断のあと自宅まで技術スタッフが来てくれるため、PCに不慣れな学生でも安心です。

さらに、アクシデンタルダメージサービス（落下・水濡れ対応）を追加でき、キャンパスへの持ち運びが多い学生には心強いオプションです。

「授業中に壊れたらどうしよう…」という不安を減らせる、手厚いサポート体系です。

ベンチマーク・パフォーマンスの評価

実機で各種ベンチマークを測定し、普段使いの性能を数値から確認しました。今回の機種は Ryzen AI 5 330 モデルです。

Cinebench R23：日常作業は十分に快適

• マルチコア：7,499
• シングルコア：1,798

ノートPCとしては標準的な数値で、レポート作成、ブラウジング、オンライン授業、写真補正といった日常作業は問題なくこなせます。重い動画編集・3Dモデリングを本格的に行うレベルではありませんが、大学生の一般的な用途なら十分な処理性能です。

3DMark Night Raid：軽めのゲームやグラフィック処理向け

スコア：11,519（Graphics 12,018 / CPU 9,329）

内蔵GPUとしては健闘しており、YouTube視聴、動画編集の軽作業、簡単な3Dアプリは快適に動きます。
フォートナイトや原神などの人気ゲームは、設定を大きく下げることで動作する程度の性能です。

3DMark Time Spy：最新ゲームには非対応

スコア：932（Graphics 816 / CPU 4,910）

DirectX 12を使う最新ゲームは快適動作が難しく、本格的なゲーム用途には不向きという結果です。
「PCゲームを中心に使いたい」ユーザーは、外部GPU搭載モデルの方が適しています。

Blender Benchmark：3D制作は“動くが速くはない”

• monster：45.33
• junkshop：31.81
• classroom：23.97

Blenderでのレンダリング速度は控えめで、3Dモデル制作やCG制作では待ち時間がやや長くなります。
大学の課題レベルなら何とか対応できますが、プロ志向のクリエイター用途には不十分です。

その一方で、

• 最新3Dゲーム
• 本格的な3D制作
• 重い動画編集

といった負荷の高い用途には向きません。

Intel版とAMD版の比較：どちらが自分に合う？用途別に最適モデルを解説

Dell 14 は「Intel版」と「AMD版」が存在し、見た目はほぼ同じでも、中身の性能や得意分野が大きく異なります。
ここでは、読者が迷いやすいポイントをわかりやすく整理していきます。

Intel版 Dell 14（Coreプロセッサー搭載）

仕事・授業向けの“万能型”スタンダードモデル

特徴まとめ：

• Intel Core 5 120U など、省電力で扱いやすいCPUを搭載
• ブラウジング、レポート作成、オンライン授業など、一般作業に最も適した設計
• AI専用NPUは非搭載（AI処理の一部はクラウド依存）
• 価格は中間帯で、迷ったときに選びやすいバランス型
• 消費電力が控えめで温度も安定しやすい

“パソコン初心者や大学1年生がまず選ぶなら、Intel版は無難で扱いやすい” というモデルです。

AMD版 Dell 14（Ryzenプロセッサー搭載）

AI処理に強いモデルから、低価格モデルまで選べる幅広い構成。
AMD版は4種類のCPUがあり、価格も性能も幅広く選べます。

Ryzen 5 220

→ 最安構成。レポート、ブラウジング中心なら十分

• 日常作業が快適に動く軽量CPU
• 価格が安く、6〜8万円帯としては標準的な性能
• AI専用NPUは非搭載

Ryzen 7 250

→ 高い処理性能で、画像編集・多タブ作業が快適

• 8コア16スレッドでCPU性能が高め
• ゲームや動画編集の“軽作業”なら問題なし
• NPUなし（AI補助機能は弱い）

Ryzen AI 5 330

→ AI機能を使う学生に最適。オンライン授業に強い

• 50 TOPSのNPU搭載
• AIノイズ除去、視線補正、リアルタイム字幕が軽快
• CPU性能はミドルクラスで一般作業は快適

Ryzen AI 7 350

→ AIもCPU性能も高い“フラッグシップ級”

• 8コア × AIエンジンでパワーと賢さを両立
• 就活のWeb面接、動画編集、AI生成ツールまで対応
• 長く使いたい学生向け

Intel版 vs AMD版：どちらを選ぶべき？（用途別まとめ）

初心者・レポート作成中心

→ Intel版 or Ryzen 5 220

• Office、Zoom、調べものなどはどちらも快適
• 価格を抑えたいならAMD版の220が有利

オンライン授業・Web会議を多用

→ Ryzen AI 5 330 / AI 7 350

• AIノイズ除去や背景ぼかしが圧倒的に自然
• 暗い部屋でもフルHDカメラが綺麗に映る

画像編集・複数作業が多い学生

→ Ryzen 7 250 or Ryzen AI 7 350

• 8コアCPUで処理落ちしにくい
• 学部課題でIllustratorやPhotoshopを使う場合も安心

ゲームも軽く楽しみたい

→ Ryzen 7 250（最もGPU性能が高い）

• 内蔵GPUが強く、設定を落とせばライトゲームが動く

AIツールを本格的に使いたい

→ Ryzen AI 5 330 / AI 7 350 一択

• オフラインAIが動くのはAMD版のAIモデルだけ
• 生成AIの処理が圧倒的に速く、学習効率が上がる

Dell 14 はIntelとAMDの二種類を選べる珍しいモデルですが、
“どの使い方を重視するか” を決めれば、最適な1台が明確になります。

学習も日常も安心して使える“長く付き合える1台”

Dell 14（AMD）は、レポート作成・オンライン授業・調べものなど、大学生活の中心になる作業を安定してこなせる実用的な14インチノートです。Ryzen AIモデルならWeb会議の画質やノイズ除去も大幅に向上し、就活やプレゼンでも好印象を与えられます。
価格を抑えたいならRyzen 5 220、長く使いたいならRyzen AI 7 350が最適。普段使いを快適にしつつ、必要な場面ではしっかり働く“ちょうどいい性能と価格のバランス”が魅力の1台です。

DELL14 (AMD)

• DELL公式

DELL 14(AMD)より、もう少し上のグレードのノートパソコン、“Dell 14　Plus”ついては、こちら↓の記事で実機レビューしています。

≫Dell 14 Plus（AMD) レビュー記事

あわせて読みたい

【Dell 14 Plus 2-in-1レビュー】長時間バッテリーとAI×4スタイル変形で作業しやすいノートパソコン

大きめのディスプレイで作業効率を上げたいなら、16インチモデルがおすすです。

≫Dell 16 Plus 2-in-1（インテル）レビュー記事

≫【Dell 16 Plusレビュー】AI 50TOPS×最大12時間駆動｜ Copilot+ PC、16型の新定番